Siriusブログ
2026年9月4日(金) 2学期の注意点
中3は英語の授業で後置修飾を予習しています。
ワークで予習しているうちは解説に従って回答していけばいいので、
その前の単元までが理解できていればそれほど苦労しないはずです。
問題はその後です。
プリントを使って、習ったものが自由自在に使いこなせるように訓練します。
例年、みんな苦戦します。
でも、それは順調な証拠です。
中3の後半なので、教えてもらっただけでできてしまうような簡単なものは残っていません。
何度も間違えて、覚えなおして、また回答して…
上達するには試行錯誤の段階が絶対に必要です。
我々教える側も、最初から答えを教えるような、失敗させないような指導(いや、こんなものは指導などと呼べるものではないですが)はしません。
なんでもやってあげるのではなくて、自分でするべきことは極力自分でやってもらいます(うちはここにこだわりたい)。
2学期は数学もボリューム満点です。
数学は関数に図形があります。
特に図形が厄介です。
これはどういうことかというと、
理解に時間がかかるだけでなく、理解してからスラスラできるようになる(自動化)までに、
さらに時間がかかるということです。
試行錯誤する段階ですね。
中3生は1学期と2学期の二つの時期に分けて、
それぞれ計画的に予習を進めますが、2学期の予習は1学期よりも早めに行います(ちなみに、中3には実質3学期というものはありません。1・2月はほとんど入試だけです)。
理由は上記の通りで、ものになるまでに時間がかかるからです。
試行錯誤させて上達するための時間を多くとりたい。
その期間は、
テスト前の復習期間(テスト週間)と、
定期テストがすべて終わってから入試までの期間ですが、
入試直前の時期(3学期)は、模試を受けたり過去問を解いたりして受験勉強の総仕上げを行う時期です。
試行錯誤している時期ではありません。
先ほど「中3に3学期はない」と述べましたが、中3の学年末テストは12月です(12月までで内申点は決まります)。
だから1学期の予習と同じペースでは間に合わなくなるのです。
中2以下の、来年以降に受験生になるみなさんは、これをよく覚えておいてください。
2026年8月28日(金) 夏休み終了
明日からの3日間は休校日ですので、今日が8月の最終授業でした。
毎年同じことを感じますが、長い夏期講習も、
あっという間に終わってしまいました。
一番時間のとれる夏休みで、時間をかけて復習をしてきましたが、
どれだけ時間を費やしても、
アレも復習させたい、コレも復習させたい。
って、なってくるんですよね。
このところ(10年くらい)ずーっと感じているのが(このブログでも何回も言っています)、
基礎ができていない子か多いんですよ。
何学年分も戻って、基礎の基礎からやり直さなければならない子もいます。
だから、
アレもやりたい、コレもやりたい。
復習のプログラムを順調に消化して、早めに2学期の予習に取りかかれた子もいますが、そんな成績のいい人たちでも、
基礎が不十分だなー
と感じることが多いのです。
特に1学期に急激に順位が上がった人たちですね。
アレもやりたい、コレもやりたい。
と言っていてもきりがないので、切り替えます。
来週から2学期です。
ただ新学期が始まるというだけではありません。
B3中はすぐに中間テスト週間に突入!
他の中学校も、再来週からテスト週間です。
中間テストに向けて突っ走ります!
2026年8月26日(水) シリウス紀行【48】佐賀県唐津市
佐賀県唐津市。
今から430年ほど前の安土桃山時代、肥前国名護屋(現在の佐賀県唐津市鎮西町名護屋)に、人口20万を超える世界最大規模の都市がありました。
(現在の名護屋)
尾張国中村(現在の名古屋市中村区)出身で、全国統一を果たした羽柴(豊臣)秀吉は、明(中国)の征服を目指し、全国の大名を動員して大軍を二度、朝鮮に派遣しました(文禄の役、慶長の役)。

(名護屋城大手口)
その出兵拠点として築かれたのが肥前名護屋城です。
(名護屋城本丸からの眺め)
(秀吉の居館があった名護屋城上山里丸の石垣)
(名護屋城天守跡)


(名護屋城中心部に残る石垣)
城の周囲には徳川家康や前田利家ら、150以上の大名が陣を構え、城下町もつくられました。
(徳川家康陣跡)
(前田利家陣跡)
それまで何もなかった寒村に突然大都市が出現しました。
(名護屋城下町跡から見た名護屋浦・呼子方面の眺め)
秀吉や大名たちは出兵に備えただけでなく、茶の湯や能など、文化の交流も行いました。
(名護屋城博物館に再現された秀吉の「黄金の茶室」)
慶長3年(1598年)に秀吉が伏見城で病死すると朝鮮から撤退し、名護屋城は廃城となりました。
(廃城後に崩された石垣)
名護屋の繁栄は7年間という短いものでしたが、大名たちが名護屋から持ち帰った文化や築城技術は、その後全国各地で発展しました。
(加工された石が積まれた石垣)
☆アクセス
「国指定特別史跡・名護屋城跡並陣跡」「佐賀県立名護屋城博物館」
(佐賀県唐津市)
JR筑肥線 唐津駅 より徒歩8分の大手口バスセンターより
路線バスで45分、名護屋城博物館入口 下車
2026年8月20日(木) 復習の意義~見えなかったものが、見えるようになる。~
夏休みも終盤を迎えました。
この一ヶ月、復習を続けてきましたが、改めて復習の意義について書いておきます。
以下は、これまでに何度も言ってきたことですが、大事なことなので何度も言います。
以前、岩石に関する研究で知られるS大学のM先生の講演(というよりほとんど講義でしたが)を拝聴する機会がありました。
その内容が衝撃的でした。自分も多少は詳しいつもりでしたが、勉強し直す必要があると思いました。
それ以降、確実に「石」を見た時の感じ方が変わりました。
これまでに行ったことがあるところに行って、以前見たものと全く同じものを見たとしても、何か違うものを見たような、あるいは初めて見た時と同じような新鮮な気分になることがあります。
経験を積んで知識が増える、あるいは技能が向上すると、以前と同じものを見たとしても、見え方が違うのです。
復習を定期的に行わなければならない理由はこれです。
復習の意義について、以下の2点を書いておきたいと思います。
まず一つ目は、
自分はその分野に詳しい方だと思っていても、
思いもしなかったことを知ったことで、
実はまだまだ勉強が足りないのだと思い知らされること。
以前、合格体験記に
「自分は勉強ができる方だと思っていたけど、初めて受けた夏期講習で実はできない方なのだと思い知った。」
と書いてくれた人がいます。
自分の実力を把握するのは大事なことですし、問題解決の前には必ず問題発見をしなければなりません。
問題点に気付けたのであればそれは収穫です。
復習の意義のもう一つは、
見え方が変わったことによって理解が深まり、
以前はわからなかったものがわかるようになったり、
できなかったことがサッとできるようになること。
このブログで何度も触れましたが、
新人さん(最近入塾した人)たちが悪戦苦闘しているものを、ベテラン(通塾歴の長い人)はサッとこなす。
ベテランの人たちももちろん最初は新人でしたが、復習を繰り返して知識が増え、技能が向上すると、以前は苦戦したものでもその時とは見え方が違うのです。
以前は肝心なところが見えていなかったけど、経験を積んだことによって見えるようになった。
復習は2回目からが本番です。
1回だけだと問題発見だけで終わってしまうかもしれません。
2回、3回、4回…と繰り返すうちに理解が深まり、
見えなかったものが、見えるようになる。
見えるようになったことで、
以前はできなかったものができるように、
かろうじてできるレベルだったのが正確にサッとできるようになっているのです(いつも言っている基礎基本スキルの自動化)。
だから復習は何回してもいい。いや、何回も繰り返すべきです。
「できる!」という自信は何度も繰り返して作り上げるものです。
2026年8月18日(火) 高校入試対策特別講座が始まります!
来週から、高校入試対策特別講座が始まります。
入試対策特別講座は文字通り、特別な講座です。
でも実際に受講してみると、
特別な対策、よりもむしろ
普段やっている基礎基本の反復訓練、
これがいかに大事であるかが分かると思います。
8月22日(土)には愛知全県模試があります。
全県模試を受けたことがある人はわかると思いますが、
入試レベルのテストだと時間が余ることはあまりないはずです。
足りないことが多いと思います。
いつも言っていることですが、基礎基本が自動化されていないと一つ一つの問題を解決するのに時間がかかるので、
回答できる問題も少なくなってしまいます。
英語の長文問題などは、文章に目を通しながら頭の中ですることが本当に多いので、それらの一つ一つが瞬時にできる(これが自動化)ように訓練しておかなければなりません。その機会が普段の勉強です。
入試問題といっても、
普段の勉強とはかけ離れた別世界のものではなく、
大半は普段から取り扱っている基礎基本問題、つまり日常の中にあるものの集合体です。
「入試を勝ち抜くには応用力をつけることが重要」と考えている人が多いようですが、
「応用力」という力はありません。
これは「基礎基本を自由自在に使いこなせる力(つまり自動化)」のことです。
だから普段やっている基礎基本の勉強、
これが重要なのです。
普段の勉強、特に学校の課題等は、何気なくやって提出している人が多いのではないでしょうか。
もっと大事に、一つ一つ丁寧に取り組めるようになってほしいと思います。
