2016年10月 アーカイブ

2016年10月26日(水) 基礎学力

今日は中学校のテスト勉強について書きますが、小学生の保護者の方にこそ読んでいただきたい内容です。


2学期は勉強が難しくなる時期ですが、1学期と比べてテスト勉強が大変になったなと感じるのは中1だと思います。
2・3年生はテストに慣れているのでまだいいのですが、
1年生は、まだそんなに慣れていないのと、これからどんどんボリュームが増していくので、1週間でテスト勉強や学校の課題をこなすのが大変になっていきます。2年生になっても3年生になっても、テスト週間の期間は拡大しません。

一番気をつけないといけないのは、時間の使い方です。
計画を立てるのもそうですが、
一つ一つの作業に時間をかけすぎないこと。
特に、テスト勉強を開始するまでの準備に時間をかけすぎないこと。
効率を重視しましょう。

テスト勉強は、範囲表に書かれている内容をどれだけ反復できるかにかかっています。
範囲発表よりも前からテスト勉強に手を付けることも大事ですが、
それでも時間には限りがあります。
圧縮できるものは可能な限り圧縮してしまうという発想も必要です。
時間をかける必要のないところに時間がかかってしまうと、その分だけ貴重なテスト勉強の時間が無くなってしまいます。

何事もさっさとやることが大事で、テキパキやっているときに働くのが集中力です。集中力がつくと身につくものも増えていきます。ある程度の速度がないと働かないのが集中力です。

逆に時間がかかってしまう状態だと、ダラダラやっているつもりはなくても、集中力は働きません。これではたくさんの量は覚えられません。ものすごく丁寧に取り組んだとしても、ゆっくりでは集中力は働きません。
テストの度に、直接勉強にかかわらない部分の時間を圧縮することを覚えていきましょう。

それと、勉強している間も「時間をかけすぎない」という発想が大事です。一問一問にかかる時間が短ければ、あるいは解くスピードが速ければ、一定の時間内でたくさんの問題に回答することができます。

問題を解くのにどうしても時間がかかってしまう人は、基礎学力が不足しています。
基礎学力とは「読み書き計算」です。
漢字の読み書きが不十分だから、学年が上がるごとに長くなって複雑になる問題文を読むのに時間がかかる。知っている熟語の数が少ないから、問題文の内容が理解できない。
計算のやり方は知っているけど、「早く正確に」できるところまで訓練していないから、計算に時間がかかる、ミスが多い。

限られた時間でたくさんの問題に回答する能力、これは小学生のうちに(もちろん1年生から)身につけられる能力です。小学生のページに「7つの力」を掲載していますが、特に「読み書き計算」を中心とした7つの基礎を万全にすることで可能になります。

中学生も小学生もテストが多い時期を迎えますので、今は目の前のテスト勉強に集中すべきですが、テストで高得点が取れたとしても、やっとできるようになっただけだと自分に言い聞かせた方がいいでしょう。2学期が終わった後の冬休みにでも、これまでに学習した内容(過去の学年の内容も含めて)の反復練習をして、より早くできるように訓練することが必要です。

宿題もテスト勉強も短時間でテキパキこなすことができる、これが基礎学力です。
その他

2016年10月17日(月) 10/29漢検・11/19数検実施時間について

10月29日(土)の漢字検定、11月19日(土)の数学・算数検定の実施時間は以下の通りです。

 漢字検定 10月29日(土)
  2級~7級 18:00(集合)
    【試験】18:20~19:20(60分)
  8級~10級 18:00(集合)
    【試験】18:20~19:00(40分)

 数学・算数検定 11月19日(土)
  3級・4級 17:45(集合)
  【一次試験】18:00~19:00(60分)
  【二次試験】19:10~20:10(60分)
  6級~7級 17:45(集合)
    【試験】18:00~18:50(50分)

 
お知らせ

2016年10月12日(水) 時間の使い方次第で結果は変わる

早いところだと今日から中間テスト、遅いところは今日から中間テスト週間です。

先週の授業時に、生徒さん達には「時間の使い方」が成績に反映されるということをお話ししました。
これは学生さんたちの勉強に限った話ではなく、社会人の人たちでいえば仕事の成果とか、スポーツなら勝敗とか、ありとあらゆる「結果」が、事前の取り組みによって決まると言っても過言ではないということです。

定期テストは出題範囲が決まっていますから、その範囲内の内容を反復練習するということに尽きるのですが、伸びる人、安定して良い成績を収めている人は、テスト範囲の発表を待たずに動き出しています。

そうです。自分から動くということです。
自分でおおまかな出題範囲を予測して、遅くともテスト週間の前の週から準備を始めています。

指示がないと動けない、自分から動けない新入社員が増えてきているという話をよく聞きます。

定期テストというのは、自分で計画を立てて、早目に行動に移すという自己訓練をする絶好の機会です。

計画的にテスト週間を過ごせるようにするには、やはり日頃からそのように生活するということが大事です。

毎朝、その日一日のスケジュールを確認する。
月曜日には、今週一週間のスケジュールを確認する。
向こう一ヶ月、数か月間のおおまかな行事予定を頭に入れておく。

社会人の人なら当たり前にやっていることですが、中学生なら少しずつでもこういうことができるように訓練していくべきでしょう。

今月などはテスト週間がある関係で、授業のスケジュールが不規則になっています。こういう時に、いつもと違う曜日だったので塾の日を忘れていて欠席する人がいますが、その日一日の予定を把握していない人が、テスト週間を計画的に過ごせるはずがありません。事前に一ヶ月分の予定表をお渡ししていますので(学校でも行事予定表が配布されますよね)、目立つところに貼っておくとか、忘れないように(頭の中にスケジュールを入れておけるように)するにはどうすればよいか、いろいろ工夫できるはずです。

成績の良い人は、ちょっとしたことでも、いろいろと工夫しています。
毎回同じようにテスト週間を過ごすのではなく、少しでも改善できるように、今までやっていなかったことを取り入れるようにしてください。
中学生

2016年10月3日(月) 読書の秋

以前電車通勤をしていた頃は、電車内では必ず読書をしていました。

今でも電車に乗るときには、電車内での数時間が退屈にならないように文庫本等を携帯していますが、最近読書量が減ってきているように感じたので、先月から寝る前に20分ほどですが読書タイムを設けるようにしました。
以前読んだ歴史小説ですが、長編なのでしばらくは読書の習慣が保てそうです。

なぜ「勉強の秋」ではなく「読書の秋」について書こうと思ったかというと、読書の習慣の有無が少なからず勉強に影響しているように思えてならないからです。

ホームページにも成績アップや合格の体験談を掲載していますが、作文を読めば、「この子は読書の習慣があるな。」とか、「この子は読み書きの量が足りないな。」と感じることがあります。
文章力というのは国語力の重要な要素であることは間違いありませんが、文章を読むということは、国語という分野だけにとどまらず、学力全般に多大な影響を及ぼしているように思います。

一つ例を挙げて考えてみたいと思います。
小説を読むのと、その小説を原作としたテレビドラマや映画を見る場合、
どちらが楽かと言えば、もちろん後者になります。

小説は活字です。ドラマや映画は映像です。
小説だと主人公が置かれている状況や、主人公とその他の登場人物がどういう関係なのか等といった、いろいろなことを考えながら読んでいかなければなりません。文章に書いてある内容を頭に入れようと思ったら、集中力が必要になります。
映像だとそれらのことは見ればわかる、セリフやナレーションで説明してくれるので、頭を働かせる必要がありません。つまりわかりやすいということです。
テレビや映画だけの時代だったら、それらを視聴できる場所は限られますが、現代ではパソコンやスマホ等で、いつでも、どこでも映像が見られるようになっています。

完全に映像>活字の時代です。

余談ですが、最近では学習塾や予備校の授業も、タブレットで講師の解説が再生できるようなシステムになっていたりします。
以前、無料体験授業に来られた保護者様から、「タブレットが普及してきて、うちもやらないといけないと思って、あわててタブレットを買った。」ということをお聞きしましたが、映像教材が普及してきたからと言っても、そうしなければ学力がつかないというわけではありません。
プロのスポーツ選手でも、練習や試合での自分の動作をコーチに撮影してもらって、その場で再生、動作のチェックや、必要があれば動作の修正等に役立てたりしていています。映像は便利な道具であることは間違いないのですが、成果を上げるための手段の一つに過ぎないということです。

映像は、見るだけで大体の情報が向こうからやってきます。
文章は、見るだけでは何も得られません。まずはじっくりと読んで、この文章はどういうことを言おうとしているのかを考えなければなりません。自分から情報を取りに行かなければならなくなっているので、集中力がつきます。
映像を見るという行為だけに偏りすぎると、前述のように文章を読んで頭を働かせる訓練が疎かになります。
読んで、考えて、情報を記憶する。読むだけではなく、書いて記憶を定着させる。
学力(=記憶力、集中力、注意力、思考力等)が極端に低い子が増えてきているのは、これらのことができない子が増えてきていることでもあると思います。

現代において、映像を見ない生活をしろ、というのは無理な話だとは思いますが、バランスをとるということが大事です。

本屋さんや図書館に行って、新しい本を見つけに行ってもいいですし、以前にも書きましたが、読んだことがある本でも、久しぶりに読んでみると新たな発見があります。最近読書をしていないなと感じている方は、「読書タイム」を設けてみてはいかがでしょうか。
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