2018年4月 アーカイブ

2018年4月25日(水) 結果が出せる人と出せない人の違い

成績が上がらない人にはいくつか共通点があります。

と、以前書きました。最近も、成績が上がらない人は基礎基本をおろそかにする、成績が上がる人は基礎基本がしっかりしていると書きましたが、今回は、授業中の様子や、テストの答案、あるいは学校の課題プリント、ノートを見るとわかる、「結果が出せる人と出せない人の違い」について考えてみたいと思います。

​4月上旬から新学年の予習を進めていますが、例えば数学です。
授業や宿題の回答を見ると意識の違いがよくわかります。

​中学の数学は、各学年計算の単元から始まります。夏以降に学習する単元、方程式や関数、図形の分野であっても、計算がしっかりできていないことには話になりません。春に学習する計算の単元というのは、1年間の基礎基本にあたる単元ということも言えます。

​そして数学のテストは、全教科の中で最も時間に追われる教科です。
​「時間が足りなくなって、解ききれなかった」なんてよくある話です。

​正しく計算できるということももちろん大事ですが、一問一問を早く片付けないことには高得点を出すことはできません。

ここが厄介なところです。

「ミスをしないように」ということを意識しすぎると、どうしても時間がかかります。
​何をやるにしてもとてもゆっくりな人がいます。女の子に多いです。

​「早く終わらせる」ということを意識しすぎると、雑になってミスが増えます。
とにかく高速な人がいます。男の子に多いです。速度が速ければいいというわけではありません。

両者を同時に追求するのは至難の業です。大事なのはバランスを取ることです。


シリウスの数学・算数の授業はそこを重視します。計算の解き方を教えるだけではなく、「早く片付けるためには」「正確に計算するためには」ということを意識させ、訓練しています。

​数学の成績が安定している人はこのバランス感覚が絶妙なのです。
​成績が上がらない人はこれを考えずに、とりあえず答えを出す作業をしているだけです。だから正答率が低いのです。

​答えは取り組んだことの「結果」です。そこに至るまでの過程が反映されます。
その「過程」を充実させることが、良い結果を出すために重要なのは言うまでもありません。
結果が出せる人はそのことをよく知っています。「プロセス重視」です。

​結果が出せない人は「結果」にしか関心がなく、「過程」には興味がありません。宿題の答え合わせをして、あるいは返却されたテストを見て、○と×に一喜一憂しているだけです。過程の質を上げることを意識していません。
過程においてすべきことをしていなかったり、何か無駄なことをしていたりします。

​変えないといけないのはそこです(意識改革)。

何を意識して問題文を読むのか?
答えを回答欄に書き込むまでにどういう行動をすべきか?
​ミスを防ぐためにどのような策を講じるのか?

テキストの解説通りにやるだけではなく、以上のようなことを意識して解かないといけません。
​普段からやっていなければ、試験中にできるはずがありません。

シリウスでは、これを習慣化するために、普段からこのような訓練をしています。
中学生

2018年4月18日(水) 平成31年度公立高校入試日程発表!

各中学校の年間予定表に掲載されていましたので把握済みですが、

昨日、来年3月に行われる平成31年度愛知県公立高校入試の日程が愛知県教育委員会高等学校教育課より正式に発表されました。


Aグループ
 学力検査 平成31年3月7日(木)
 面接   平成31年3月8日(金)

Bグループ
 学力検査 平成31年3月11日(月)
 面接   平成31年3月12日(火)

合格発表 平成31年3月19日(火)


毎年3月10日前後に行われていますので、実施時期については例年通りです。そして今年に続き、木・金→月・火の日程。

大きな変更点は、平成26年度から今年までB→Aの順だったのが、A→Bに入れ替わりました。

中3生の人は頭の片隅に入試日程を記憶しておきましょう。
そして、今月や来月だけでなく、大まかな年間の行事予定も頭の中に入れておきましょう。そうしないと、入試が目前に迫って来た頃になって、「しまった、夏にアレをやっておくんだった。」等と後悔することになります!
勉強は計画的に。
 
中学生

2018年4月10日(火) 人の話はちゃんと聞け!

前回は基礎基本に立ち返るということを書きましたが、基本中の基本で、意外とできていない人が多いのが、

人の話を聞く

ということです。

​言い換えれば、「授業中に先生が話していることをちゃんと聞く」ということです。
この場合の授業中というのは主に学校の授業の場合です。

例を挙げてご説明します。

新中1のAさん、Bさん、Cさん、Dさんがいます。

Aさん、Bさんは小学生のころから英語教室に通っています。
​Cさん、Dさんは小学校のほんの少しの授業しか英語の経験がありません。実質初心者です。

新学期の英語の授業が始まりました。
授業に対する姿勢が、

Aさん、Cさんは先生の話をしっかりと聞いています。
​Bさん、Dさんは先生の話を聞いていません。

​今後、勉強についていけるか、成績が伸びるかという点では、
​
Dさんは論外です。「英語初心者」が最初からこれでは話になりません。
Cさんは「英語初心者」ですが、このような姿勢で臨めば、きっとできるようになります(※)。

​※話を聞くだけでは不十分で、密度の濃い反復訓練を継続して行っていくというのが前提です。


Aさん、Bさんはともに「英語経験者」なので、そんなに差はないように思われるかもしれませんが、
それは最初だけで、時間が経てば経つほど差が開いていくと思われます。意識の違いが結果の違いになります。じわりじわりと時間をかけて広がっていきます。
​数ヶ月後、Aさんは成績優秀で、Bさん伸びていません。

​心配なのはBさんみたいなタイプです。

教科書は​当然ながら初心者に合わせた内容になっています。
最近ではAさん、Bさんのように小学生のころから英語を習っている子も少なくありません。
そういう子には知っていることを延々と聞かされるわけなので、退屈に感じることもあるでしょう。

中学の英語は最初が肝心で、最初の中間テストまでが最初の関門です。
ここを突破すればついていけなくなるということはないですし、初心者であっても得意科目にすることはできます(だから当教室では中1の4月には英語の基礎をしつこく訓練するのです)。

ここからが大事な話なのですが、
最初の関門というのは、英語初心者に限った話ではありません。
Aさん、Bさんのような英語経験者も含めた全員に当てはまる話です。

​むしろ英語経験者の人が試されているのです。
授業をちゃんと聞いているかということをです。

​うちは個別指導塾で、学校の授業のように多くの生徒に向かって講義をする機会は少ないのですが、中3の入試対策みたいに、進度はバラバラでも全員が同じ教科の問題に取り組んでいるときなどには、全員に向かって注意すべき点や大事なことを説明したりします。
​こういう時に発覚します。顔を上げてこちらを見てしっかり聞いている生徒もいれば、「自分には関係ないや」と思って私の話を聞かずに次の問題にとりかかっている生徒もいます。

Aさんみたいな子は、「知っていることだけど念のために聞いておこう。」と考えますから、顔を上げてちゃんと聞いている。聞くだけでも確認、復習になるので頭の中に定着させるためにはやはり先生の話を聞くというのは大事なことです。それに、「念のために」という用心深さがあるので、テストでもミスをしにくいということも言えます。

Bさんみたいな子は聞かないんですよ。知っていることだから聞かなくてもいいと思っているのでしょうが。

意外とこういうところに今まで気づかなかった大事なポイントが含まれていたりします。Aさんやはしっかりと吸収するので伸びます。Bさんは大チャンスをあっさり逃します。Cさんは知識を蓄える訓練をしなければなりませんが、ある程度できるようになってからはAさんの方を目指しましょう。

​Aさんみたいな子はチャンスを逃しません。チャンスはどんな小さなものでも逃さないという意識、これが集中力です。成績を伸ばすためには集中力が不可欠ですが、知っていることでも先生の話をちゃんと聞くという、ちょっとした行動からも作ることができるのです。

逆に、Bさんみたいな子は集中力がない。大事なポイントを逃していることが多いのです。
人の話を聞かない人は、問題文もよく読まない。そしてテストではミスも多い。
​Bさんみたいな子はどの教科も伸びません。

先生の立場になるとわかるのですが、教室に30人いても、話を聞いているか聞いていないかはすぐにわかります。
試しに30人くらい集めて、何かの講義をやってみてください。できるだけ退屈そうな話で(笑)。話を聞いていない人はすぐに見つかりますから。先生の立場からするとこれほど不快なものはないです。
関心・意欲・態度という点で
通知表の評価(内申点)に影響しますよね。
​
まずは先生の話をちゃんと聞くという点から、できているかどうか、点検してみましょう。
その他

2018年4月7日(土) 受験はすぐにやって来る。

新年度を迎えました。
中3生のみなさんは「受験生」になりましたが、受験なんてまだかなり先のことだと思っている人が多いと思います。

ところがです。つい1~2ヶ月ほど前は、「あっという間に1年が過ぎた。」なんて言っていたのです。
誰が言っていたかというと、そうです。一つ上の学年の先輩たちです。

ホームページ内に「合格体験記」を掲載しています。
「中3の1年間はとても早く過ぎていく」と言っている人もいますが、その通りだと思います。

まだ1学期が始まったばかりですから、確かに「受験はまだ先」なのですが、いずれその時はやってきます。
それに、公立高校を受験する場合は「内申点」というものも大きくかかわってきます。
この内申点は1学期からが評価の対象となりますので、最初の中間テストからが勝負ということになります。
そして「まだ先」である本番の入試は、当然ながら5教科の3年分の範囲から出題されます。
以上のことを念頭に置いて、受験勉強を進めていかなければなりません。1学期は受験の準備をする時期です。

ではその準備は、何から始めればよいのでしょうか。それは「基礎基本の徹底」です。

合格体験記を書いてくれた人たちが取り組んできたのも、一言でいえば基礎基本の徹底です。

特に一宮南高校に合格したTさん(2人いますが)の場合は、中学入学当時には、3年後に一宮南高校に進学しているなどということはとても想像できませんでした(もう一人のTさんの方も、入塾時には南高なんて受験させてもらえる成績ではなかったですが)。

地道な訓練を続けていくうちに、勉強の質が上がって成績が向上してきたのです。
特に英語が武器になったのは大きいと思います。
小学校時代に英語を習った経験はないそうですが、アルファベットの書き取りから始めて、中1の4月は単語を書いて覚える訓練に明け暮れていました。
これをやっておかないと英語に対する抵抗が取り除けないからです。
この最初の関門を突破した後は、判断力をつけるための基礎基本の訓練をひたすら繰り返しました。
入試の英語は長文主体です。基礎基本が盤石でなければ、長文の文章読解はできません。
そして中3の夏からは入試問題の類題や過去問題で入試レベルの訓練を行いました。

このように、アルファベットの書き取りから始めて、入試で高得点が取れるようになるまでには、それなりのプロセスを踏む必要があります。

学年は関係ありません。何年生であっても、まずは基礎基本に立ち返る。すべては基礎基本の徹底からです。
中学生

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