2018年12月 アーカイブ

2018年12月30日(日) 今年も一年お世話になりました

一昨日になりますが、28日は年末恒例の全県模試でした。
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いつも言っていることですが、模擬試験は、とても貴重な機会です。
習ったことを定着させるためにも、テストは絶好の機会です。習ったことを使うことで、頭の中に定着します。できると思っていても、習ったことが思い通りに使いこなせなかったりということもあるでしょう。そういう時は試験後に解き直し、間違い直しをすると定着につながります。
テストも訓練なのです。

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これで平成30年の行事はすべて終わりです。

今年も一年お世話になりました。
よい年をお迎えください。

千穐万歳
その他

2018年12月26日(水) 「基礎が身につく」とは

いつの間にか今年もあと一週間を切りました。
冬期講習絶賛開講中です。

目的は、学年によって若干の違いはありますが、共通するのは「基礎基本の反復練習」。

先日もブログに書きましたが、学力向上に直結するのは授業ではなく復習(反復練習)で、授業はそのための手段の一部でしかありません。

生徒さんの体験談にも、
「基本だけでなく、応用問題もできるようになりました。」
と書いてあったりしますが、

基礎基本ができないと応用問題は歯が立ちません。

では基礎基本ができたら応用問題に進んでいいのか?

いいのですが、覚えておいてほしいことがあります。

それは、皆さんが思っている以上に、基礎基本を身につけることは簡単ではないという事実です。


今日の冬期講習で、中2の3人の生徒さんが英語の、中1から中2の1学期にかけて学習した内容の復習をしていました。
3人とも以前は目を背けたくなるくらいの点数でしたが、うち2人はこの前の2学期末テストでようやく平均点を上回る点が取れるようになりました。

でも、平均点より上だからといっても、まだまだ基礎基本が身についたとはいえません。
やっと「なんとかできる状態」にまで持ってこれたのです。

もう1人は中1の終わりに入塾してきて50点以上がってかなり自信がついたようですが、まだまだ基礎基本が身についたとはいえません。
定期テストの点が良かったからといって、基礎ができたということにはならないのです。


では基礎基本が「身についた」といえるのはどれくらいのレベルか?


それは、基本的な知識、技術が、

身体の一部になったとき

です。
もう少し具体的にしてみます。

問題を解く際に頭の中で行う基本的な作業が、ほぼ無意識にできるようになったときです(基本作業の自動化)。

3人とも、できるようになってきてはいるけど、まだまだ基本作業を考えながらやっている段階です。「3単現のs」の付け忘れなど、中1レベルのミスもありました。

基礎基本が身についている人だとこの辺の作業を無意識に、素早くやって、それでいて見落としなどのミスがないのです。
どの教科でも、時間がかかってしまうとか、素早くやろうとしてミスをしてしまうのであれば、
まだまだ「自動化」には程遠い状態で、基礎基本の反復練習が必要です。

ほとんど自動化された、盤石の基礎が思考力や読解力の習得を可能にします。

基礎基本が「とりあえずできる」の段階から目指すのは、この盤石の基礎です。
さらに反復訓練を積んで、「できる」の質を上げることです。冬期講習や夏期講習はそのための機会なのです。
そして基礎基本にはどの教科の学習にも必要な、小学校レベルの読み書き計算も含まれます。

定期テストの順位がいい人でも、簡単な計算が自動化には程遠い状態だったり、小学校の漢字が書けなかったりします。

やらなければならないことは、意外とたくさんあります。
中学生

2018年12月20日(木) 理解してもらうのが「授業」だが…(2)

前回の続き、立派な授業が成立して、それでも「めでたし、めでたし!」にならない場合の話です。

①生徒が学校のワークやプリントを持ってきて、授業で分からなかった問題を質問する
②それについて講師が解説する
③生徒が理解する
④生徒がもう一度問題を解く
⑤答え合わせをする(正解!)

個別指導塾の授業としては、生徒がわからないといっているところをとりあえずわかるようにしたわけですから、万々歳ですね。
「塾としては」です。

生徒が、「教科書に書いてあることは理解できるけど、問題を解いてみるとうまくいかない」というようなレベルの話であれば、生徒にとっても万々歳です。
あるいは、その教科の専門的な知識や技術が不足しているということであれば、それを補う訓練をすれば解決します。

でも、生徒にとって根本的な解決にはなっていない場合があります。
それはこういう場合。

「①授業でわからなかった」ということですが、


そもそも、生徒が学校の授業を聞いて(あるいは問題文を読んで)、
一発で「理解できなかった」
というのが大問題です。


仮にこの教科が算数だったとして、
問題を解くのに必要な計算という技術がしっかり身についていたとしても、
問題文の内容がわからないと計算式も立てられません。

目や耳から得た情報を理解するには「言葉」の能力が必要になります。
語彙力ですね。

説明は当然ながら「言葉」を使って行われます。
授業なら先生が話している言葉を「耳」で聞きます。
宿題なら問題文を「目」で読みます。

「わからない」というのは、
先生の言っていることがイメージできない(そもそも「聞いていない」のかもしれない)、
問題文が「何を言っているか」が読み取れない(これも「読んでいない」だけなのかもしれない)、
ということです。

理解するために必要な「言葉」を身につける訓練が追いついていないのです(話が聞けない、文章を読まないのであれば、集中力が不足)。

根本的に解決するには、
わからないところを説明するだけでは不十分です。
塾としては授業が成立しているから万々歳かもしれません。
だけどお子さんにとってはどうでしょう。
違いますね。

上記のようなケースでは③の段階で理解できましたが、
理解するまでに相当な時間がかかっているのです(②の説明も時間がかかる。①から⑤までで一回の授業時間をすべて費やすくらいだと思います)。

先生や問題文が言っていることがイメージできて、一発で理解できたら「できる」ようになるまでが短時間で済む。
短時間で済むならたくさんのことが吸収できるので、どんどん学力がつく。

そういう意味では、勉強内容が難しくなる前の、小学校低学年までの時期に、
「読み書き」の訓練を十分積んでおかなければなりません。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能です。
この4技能は英語について最近よく「鍛えろ」と言われますが、まず日本語でしょう。
「聞く」「話す」は日常の会話が、「読む」「書く」は読書だとか漢字の学習が大きく影響します。
いずれも普段の習慣なので、一日や二日で、ましてや一回の授業で身につけられるものではありません。
指導する側が、強く意識して継続させていかなければならないことです。

普段中学生を指導していて、小学校時代の「読み書き」と、「計算」等も含めた基礎基本の訓練が足りていないと感じます。
テストの点数良くても、小学校で習った漢字の定着度が低い、計算はとりあえずできるけど武器になるほどの技術は身についていない、理科や社会の、最低限の知識も定着していない…

高学年や中学生になって勉強に躓く、あるいは理解を妨げる原因が低学年で既に芽生えていて、それが放置されたままになっている(たとえテストや通知表の成績が良くても)ケースが多すぎる。

たまに新聞等で、学校の先生が集まって良い授業を行うための研究会が行われたとか、塾講師が集まって模擬授業大会が開かれたという記事を目にしますが、いずれも追及しているのは「わかりやすさ」です。

わかりやすい授業をしても、学力は「定着」しません。
授業は学力向上のための手段の一部でしかありません。

指導する側がすべきことは「わかりやすい授業」よりも、「普通の授業」が理解できるように必要な力を身につけさせることだと思います。そのために必要なのが基礎基本の反復練習です。

シリウスでは、授業の冒頭で音読をしたり、計算の特訓をやったり、漢字の復習をやったりとか、最近だと日本の歴史を超高速(2000年分を5分)で振り返ったりとかしていますが、これは基礎学力をつけるための訓練です。言い換えれば、物事を身につけるために必要な〇〇力(←保護者懇談会でお話しました)ですね。
これでもかっていうくらい継続してやっていきます。
その他

2018年12月15日(土) 理解してもらうのが「授業」だが…

以下は学習塾(特に個別指導塾)の、典型的な授業風景です。


①これから学習する内容について講師が説明する
②生徒が問題を解く
③答え合わせをする
↓不正解だった場合
④間違えた問題を講師が解説する
⑤生徒が理解する
⑥生徒がもう一度問題を解く
⑦答え合わせをする(正解!)
めでたし、めでたし!

↓こんなイメージですね。
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二人とも今は大学生だよな(余談)


あるいはこんなケースもあるかと思います。

①生徒が学校のワークやプリントを持ってきて、授業で分からなかった問題を質問する
②それについて講師が解説する
③生徒が理解する
④生徒がもう一度問題を解く
⑤答え合わせをする(正解!)
めでたし、めでたし!

※この場合の①は、お母さんの「塾で聞いてらっしゃい。」という指令で行われることもあります(笑)。


いずれの場合も「めでたし、めでたし!」で終わっています。
講師が「教える」という任務を果たし、生徒が理解できて(塾で聞いて来いと命令したお母さんも一安心でしょうから)、素晴らしい授業に見えます。

非の打ち所のない「良い授業」です。


私がこの職業に就いたころは、何の疑いもなくこのような普通の授業をしていました(マニュアル通りですね)。
当然、塾は分からないところを教えるところ、わからないところの質問に答えて理解できるようにするところだと思っていましたし、現に世間の大多数の人はそう思っていると思います。

しかし、この「めでたし、めでたし!」に違和感を抱くようになるまで、時間はそう長くはかかりませんでした。
確かに生徒さんにも保護者さんにも喜んでもらったし、一見めでたいように見えるけど、実は全くめでたくなかったのではないかと感じるようになりました。

もちろん「めでたし、めでたし!」で終わっていい場合もあります。
決してめでたくない場合についてはまた後日書きたいと思います。
その他

2018年12月13日(木) 12/14(金)折込チラシのご案内

明日の中日新聞にチラシが入ります。
教室周辺のみです。半径1kmくらいだと思います。

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2年前のチラシを復刻しました(※裏面は最新のものです)。
こちらです→ 2016年12月18日 厳しい冬に耐える


実は1ヶ月ほど前に、冬のチラシの準備をしようとしていたところにお問い合わせの電話があり、


Q:「そちらの広告のキャベツ畑のやつありますよね。」

A:「キャベツ畑の写真ですかー!? 以前チラシに使ったことはありますけど、あれ2年前ですよー。」

Q:「そうですよねー。いやね、きれいな写真だったから部屋に飾ってあるんですよ。」

A:「えーっ!! あ、ありがとうございます。」

Q:「それでね、あれはどこですか。群馬の方に嬬恋村っていうキャベツで有名なところあるでしょ。やっぱりあっちの方ですか。」

A:「いやあれはですね、愛知県内なんですよ。豊〇市の大△△というところです。」

Q:「あーそうですか。豊△△。」

A:「違いますー。大△△ですー。」



正確に伝わったかどうかは微妙ですが、そんなこともあって2年前のを使いまわし復刻しました。


ちなみに愛知県と群馬県はキャベツの生産量では全国でもトップクラスになります。
愛知県では冬に、群馬県では高原の涼しい気候を利用して夏に盛んなようです。
例年1位、2位はこの両県が占めると思います。
3位には千葉県が来るようです。

中2の地理で学習する高原野菜、近郊農業、抑制栽培などのワードが浮かんできますね。
受験生のみなさん、ちゃんと説明できますでしょうか。

受験勉強はこれからが本番です。


厳しい冬に耐えてこそ、希望の春は訪れます。
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