2020年6月 アーカイブ

2020年6月30日(火) 貴重な夏休みに向けて(2)

例年なら期末テストが終わるころですが、今年は新学期が2ヶ月遅れで始まりましたのでまだ行われていません。期末テストは7月の後半にあります。

今日は定期テストで良い点を取りたければどうすればいいかという話をします(といっても直前のテスト勉強の話ではありません)。

中学校のテストは初日の1週間前にテスト範囲が発表され、テスト週間に入ります。部活が休みになるので普段よりたくさん勉強ができます。
この1週間でたくさん勉強してテストに備える。
これは良い点を取るためには当たり前のことですが、
それだけで高得点をあげることはできません。

事前に土台を作っておく必要があります。
テスト週間には1週間でできることに集中して、手間がかかる土台作りは夏休みや冬休みなど、まとまった時間が取れるときに定期的に行うべきです。

特に積み重ねの教科である数学や英語は、これまでに学習した内容が定着していなければ、
学年が上がって新しいことを習ってもできるようにはなりません。

テストのない時期に復習をしっかり行って基礎を固めておく必要があります。
復習というと苦手分野の克服だけに意識が向きがちですが、得意教科も復習が必要です。
6月17日のブログでも触れましたが、できると思っていたものが、気づいたらできなくなっているということがよくあります。

「できる」というのは、習ったものがいつでもサッと取り出して使える状態のことを言います。

今は確かにできる状態なのかもしれませんが、そのままにしておいて維持できるものではないのです。

今年の夏のテーマは「勉強は、何度でもやり直せる。」です。

習ったものが、いつでもサッと取り出して使える状態は、
何度も復習して、質を上げていくことでなんとか維持できるものです。

今年は残念ながら、復習の絶好の機会である夏休みが大変短くなっています。
短いからといって何もしないのではなく、なんとか時間のやりくりをして、こういう時こそ復習をきちんとやっておくのだという意識が重要です。
中学生

2020年6月22日(月) テスト対策を行いました

今日からO中とK中で、事実上の中間テストとなるテストが行われます。
いずれも5、6時間目が終わってから、1日に1教科のテスト。
O中は金曜日まで5日連続、木中は連続ではなく再来週までに5教科行われます。

1日1教科であれば前日のテスト勉強が1教科に絞れるので、この方が勉強しやすいかなと思われるかもしれませんが、
前日というのは最終確認をする日で、例えばテスト当日に提出する課題なんかをがっつりやる日ではないわけですから、前日に複数教科抱えていてもいいと思います。
テスト勉強は試験日の2日前までにほとんど片付けておくという「賢い時間の使い方」を身につけましょうということですね。

それと範囲発表からテスト最終日までの期間が長いという精神的な負担を考えると、いつも通りの日程の方がいいような気がします(テストを受ける方からすれば、早くテストから解放されたい)。
テスト後に感想を聞いてみたいと思います。

以上は余談です。本題に入ります。
先週の火曜日と土曜日に、恒例のテスト対策演習を実施しました。

気になったことをいくつか書いてみます。

すごく大雑把な分析ですが、
①問題文をよく読まない、計算式をしっかり書かないなど、やることがことごとく「雑」
②字はきれいだし、最低限やるべきことはやっているけど時間がかかる

だいたいみんな①か②のどちらかです。
一言でいえば、

「①速いけど雑」か、「②丁寧だけど遅い」

です。

①の人は、最低限のことができていません。これは日頃の習慣が出ます。まずこれを改善する必要があります(←小学校で身につけるものです)。

②の人は、遅い原因についてまず考える必要があります。
まずは、基礎が脆い。これでは早くこなすことはできません。繰り返し基礎基本の復習をして強化していくしかありません。
次に、まじめな人にありがちなのですが、「丁寧=時間をかけてゆっくりやる」と思い込んでいることです。

どんな野でも、①速くて雑、②遅くて丁寧、どちらも通用しません。
職人さんの世界ではじっくり時間をかけて仕事をしているイメージがありますが、時間をかけるべきところには時間をかけて、さっさと済ませられるものはさっさと済ますが基本だと思います。

社会に出て通用するのは「早くて丁寧」だけです。
勉強だけではありませんが、学校に通っているうちに身につけるべきものです。
大事なのは「速く」ではなく「早く」ですね。さっさと済ますということです。

あと②の人で、基礎基本がある程度身についている人で多いのが、問題とにらめっこしたまま固まっている人(できることは探せばいくらでもあるのに、探そうともしない)。

早くて丁寧な仕事ができる人は、手が付けられそうなものから手を付けて、さっさと済ます。問題文に添えられている図にメモするとか、頭と手を動かして、どうにかしてヒントが見つからないものかと自分なりに試行錯誤する人(できることを探してさっさと行動に移す)。

「手を動かしなさい」みたいなことはしょっちゅう言っていますが、言うだけではダメです。実際にやってもらいます。そのうち気づくと思います。「必要なものをそろえて、さっさと行動に移せば最後にはできるようになっている」のだと。

このような経験を実際に積んでもらうことで少しずつ身についていく(体得)ものだと思います。オンライン講義ではできませんね。
 
中学生

2020年6月18日(木) ただいまテスト週間中

今週からO中とK中がテスト週間に入りました。B3中はありません(←今年も学校名は伏字)。
事実上の中間テストですね。ちなみに名称は、O中がH常テスト、K中がT元テストです(←テスト名も念のため伏字)。

そういえば中3の理科のテスト範囲が、ある学校は中2の残りなのに、ある学校は中3の最初からで昨年の中間テストとほぼ一緒というのが驚きです。
休校期間はみな同じだったはずなので、この差はいったい何なのか。
私が前から言っているのが、年間の授業予定を組むときに1、2か月余るくらいのペースで考えた方がよいということ(当然ハイペースになりますが)。その理由は、今回のような長期間の休校措置に備えるということではなく、あくまでも学力重視の考え方ですが、ウイルスでなくても災害などで休校を余儀なくされることもありますので、時間が余るくらいがちょうどよいということですね。
ですから、新学年の単元から授業を始めることができた教科は、2月末の段階で教科書の内容がほぼ終わっていたということになります。
休校にならなかったら3月はどうする予定だったか。当然ながら有意義に使ったのだろうと思います。

さて、余談が過ぎました。本題に入ります。
今週に入って、中1の子全員を指導する機会がありました。
全員苦労しています(一部の人は苦労していることに気づいていないと思います)。
みんな苦手な分野は違うし、原因も一つではないのですが、大部分を占めるのは、

小学校時代の訓練不足。

必要な能力が育っていません。
成績が良かった子でも、十分とは言えません。
小学校は6年間も通うから、そこで身につけないといけないものはデカイんですよ。

でも、6月9日のブログで触れた「基盤」はしっかりしていそうなので、大丈夫だと思います。
苦労するのは、避けては通れない道を通っているから。成功する人が必ず通る道を通っているからです。
誰もが楽をして成功したいと思うものですが、そんなことしても力はつかないからよした方がいいと思います。
今日は以上です。
中学生

2020年6月17日(水) 貴重な夏休みに向けて

少し先になりますが、やがて夏休みがやってきます。

今年は残念ながらかなり短縮されましたので、やってきたと思ったらあっという間に通り過ぎるかもしれません。
なのでうかうかしていると、やるべきことをやらずに秋、冬を迎えることになってしまいます。

それでは夏休みにすべきことは何でしょうか?
それは過去の学年までさかのぼった復習です。

復習というと、苦手なもの、できなかったものをできるようにするというイメージがあると思いますが、もっと大事なことがあります。
それはできたものをもう一度やることです。

夏のテーマは、昨年まで3年連続で

「もう一度、一からやり直そう。」

でした。

以下はKさんという子の合格体験記です。大事なことを言っています。

 私は塾に入るまで、割と勉強ができる子だと思っていました。
 ですが夏期講習の時、とんでもない勘違いをしていたことにやっと気づかされました。
 扇形の計算がわからなかったり、goodの比較級をgooderと書いていました。
 苦手なものは恥ずかしくても一からやり直すことをおすすめします。


とあります。
中1の3学期に扇形の学習をしたころはできたのだと思います。
ところが中3になって総復習をしてみたらできなかったので、「現実を思い知った」ということでしょう。
これはよくあることです。
できると思っていたのが実はできないのだと気づいたことが重要です。
後輩のみなさんに対して、「一からやり直すことをおすすめします。」と言ってくれています。
復習において最も大事なことは、これまでに学習してきたことが今できるのか?をまず確認することです。
すると「できる」と思っていたことができなかったりします。
また、「できる」といっても、「かろうじてできる」レベルでは「できる」レベルとは言えません。
テストで問題となるケアレスミス。これは「うっかり」などではなく、大半は実力不足が原因です。
ミスはかろうじてできる(=できるけど時間がかかる)ものを高速で行おうとしたときに無理が生じて起こります。
復習とは、かろうじてできるものを短時間でできるように訓練することです。
一度できたものでも、定期的に復習していないと「短時間でできる」レベルに持っていくことはできません。

今年は夏のテーマをちょっと変えてみました。

「勉強は、何度でもやり直せる。」

何度でもやり直したらいいのです。
得意も苦手も関係ありません。
何度も復習して、質を上げていくことが重要なのです。

「この前のテストで点が取れたからいいや。」と、復習を軽視する人は伸びません。
伸びるのは復習の機会を無駄にせず、コツコツ努力する人で、能力が高い人とは限りません。誰でも「伸びる人」になる資格はあると思います。
 
中学生

2020年6月16日(火) 今回のテスト範囲…

昨日からO中学校はテスト週間に入りました。
今年は1学期の中間テストがなくて、今月は学校ごとに名称と内容は違いますが、テストが行われます。

当教室では定期テスト(中間、期末、学年末)にはテスト対策演習(無料)を土日を中心に2回臨時開講します。今月下旬のテストは「中間テスト」の名称ではありませんが、事実上の中間テストということで、テスト対策もやることにしました。少し変則的な日程になりますが、今日と20日(土)に開校します。

昨日O中の子に平常テストの範囲表を見せてもらいましたが、


これ、ほとんど中間テストですよね。


前年度の残りから授業が始まった教科は新学年の内容は出ないか、出るとしても少しだけなので、これについては「中間テスト」とはいえないですが、
新学年の単元から始まった教科については昨年の中間テストとほぼ同じ範囲になっています(中1の数学は昨年の中間テストより4ページ多いです)。

例年なら、4月に始まって、5月の後半に中間テスト。
今年は、5月下旬から6月初旬に始まって、6月後半にテスト。

期間が短いのに、テスト範囲がほぼ同じ。
時間割が普通なら、ペースが速いということになります。
大変ですね。

技能教科を後回しにするなどして主要5教科の時間数を増やし、例年の4月~中間までと同じくらいの授業時間を確保できたとしたら、ペースは同じです。
でもこの場合でも、例年と同じということにはならないと思います。

理由は簡単です。
最初に授業で習ってからテストまでの期間が短いからです。
一度習っただけで、身につくというものではありません。
習ってから身につくまで、消化・吸収にはそれなりの時間が必要です。テスト前の1週間だけでなく、習ってからテスト本番を迎えるまでの期間。これを充実させるかが重要です。

復習を繰り返して、練度を高めて臨まないことには限られた時間の中で高得点をあげることはできません。
事前に準備して、範囲発表前にある程度仕上がっていれば問題ないのですが、それができていなくて、仕上がりが不十分なままテストを迎えて、テストが終わったらまた次のテストに向けてどんどん進んでいくと・・・。
今年はこれが心配です。

既にテストが終わっている学校もありますが、テストの結果がよかった人も悪かった人も、次のテストまでをどう過ごすか、「こんなはずじゃなかった」という教科があれば、いつ、どうやって挽回していくかをしっかり考えていくとよいと思います。
中学生

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