2020年8月 アーカイブ
2020年8月26日(水) ちょっとした工夫で、道は拓ける。
8月上旬から夏期講習を開講してまいりました(中3生は来週末までありますが、その他の学年は今週で終わりです)。
集団塾みたいに全員が同じことを一斉にやるスタイルではないので、一人ひとりの優先課題を考慮して内容を変えて訓練しています。
当然ながら苦手科目にかかる時間が長くなるのですが、
講師から受ける説明が得意科目と比べて長くなるのはもちろんですが、そもそも回答にかかる時間がかかるのです。
なぜ時間がかかるのか?
その原因は、
基礎基本ができていないことに尽きると思います。
本人はできているつもりでも、練度が低いのです。だから問題を解くのに時間がかかる。
どんな試験でも制限時間があるので、サッと解けるようにしなくてはなりません。
積み重ねの教科と言われる英語、数学は、前の学年で習ったことがサッと答えられないと、早く回答できるようにはなりません。2学期に学習する内容は特にそうです。ですから時間の取れるときに定期的に復習して、練度を高めておくのです。
あと、ほとんどの人に共通することは、工夫がないこと。
難しいものを難しい状態のままやっているから解けない。
工夫しながら行動するという習慣がない。
図形の問題で、図に情報を書き込むにしても、ちょっと工夫すれば頭の中が整理できるのに、とか、
英語で、これだけの知識を頭に入れておくだけでわかりやすくなるのに、とか、
「もうちょっとこうすれば…」みたいなものがあれば助言するようにしています。
「こうしてみたらいいんじゃないいかな。」と思ったら、やってみる。こういった経験も大事。
「習った通りに」だけでなく、自分なりに工夫しながら行動するのが習慣になればいいと思います。
今年のテーマは「できることはすべてやる。」です。
これまでにも何度か書きましたが、今年は何といっても新型コロナウイルスです。
事前に準備できるものは準備しておいて、
換気を徹底するとか、手洗いの回数を増やす(または消毒液を使用する)とか、
誰にでもできる予防策をこれでもかっていうくらいやる。
そうすれば、みんなある程度普通の生活ができるはずです。
勉強も同じです。
事前に準備できるものをどれだけ準備できるか。
どれだけ工夫できるか。
上手くいくかどうかはこれにかかっているといっても過言ではありません。
何をやるにしても事前の準備は大事です。
楽しく取り組めるかどうかも工夫次第。
自分で準備して、工夫しながら行動できる人に育ってほしいと願っています。
集団塾みたいに全員が同じことを一斉にやるスタイルではないので、一人ひとりの優先課題を考慮して内容を変えて訓練しています。
当然ながら苦手科目にかかる時間が長くなるのですが、
講師から受ける説明が得意科目と比べて長くなるのはもちろんですが、そもそも回答にかかる時間がかかるのです。
なぜ時間がかかるのか?
その原因は、
基礎基本ができていないことに尽きると思います。
本人はできているつもりでも、練度が低いのです。だから問題を解くのに時間がかかる。
どんな試験でも制限時間があるので、サッと解けるようにしなくてはなりません。
積み重ねの教科と言われる英語、数学は、前の学年で習ったことがサッと答えられないと、早く回答できるようにはなりません。2学期に学習する内容は特にそうです。ですから時間の取れるときに定期的に復習して、練度を高めておくのです。
あと、ほとんどの人に共通することは、工夫がないこと。
難しいものを難しい状態のままやっているから解けない。
工夫しながら行動するという習慣がない。
図形の問題で、図に情報を書き込むにしても、ちょっと工夫すれば頭の中が整理できるのに、とか、
英語で、これだけの知識を頭に入れておくだけでわかりやすくなるのに、とか、
「もうちょっとこうすれば…」みたいなものがあれば助言するようにしています。
「こうしてみたらいいんじゃないいかな。」と思ったら、やってみる。こういった経験も大事。
「習った通りに」だけでなく、自分なりに工夫しながら行動するのが習慣になればいいと思います。
今年のテーマは「できることはすべてやる。」です。
これまでにも何度か書きましたが、今年は何といっても新型コロナウイルスです。
事前に準備できるものは準備しておいて、
換気を徹底するとか、手洗いの回数を増やす(または消毒液を使用する)とか、
誰にでもできる予防策をこれでもかっていうくらいやる。
そうすれば、みんなある程度普通の生活ができるはずです。
勉強も同じです。
事前に準備できるものをどれだけ準備できるか。
どれだけ工夫できるか。
上手くいくかどうかはこれにかかっているといっても過言ではありません。
何をやるにしても事前の準備は大事です。
楽しく取り組めるかどうかも工夫次第。
自分で準備して、工夫しながら行動できる人に育ってほしいと願っています。
中学生
2020年8月23日(日) かわいい子には旅をさせよ
夏休みももう終わりですね。あっという間の2週間でした。
新コロによる休校期間があったとしても夏休みは短縮すべきではない
と、何ヶ月か前に書きました。
西日本のある自治体では、教育長さんが「夏休みを短縮する必要はない。」といっていたそうです。
相当な自信ですね。
ほとんどの学校では「夏休み短縮したとしても授業時間が足りない。」と言っていると思います。
その地域は学力が高いと近年評判の地域です。数か月間の休校期間があっても1年間のカリキュラムをこなせるシステムが出来上がっているのです。
さすがに午前中授業の出校日が数日間あったようですが、それでも30日以上の休みが確保できたとのこと。
うらやましいです。
それにしても今回の夏休み、やはり2週間は短いですね。
これも以前書いたことですが、夏休みは普段できないことをする、特別な体験をするための期間です。
普段できない、特別な体験とは何か?
一言でいえば、「旅」です。
「かわいい子には旅をさせよ」
本来の意味は、「家の外に出して厳しい経験を積ませよ」ですが、
ここでは「旅行の経験を積ませよ」と解釈することにします(笑)。
習い事の宿泊行事みたいに子供だけ旅に出るのも、家族みんなでする旅行のでもなんでもいいです。
夏休みは旅の絶好の機会です。
例えば、
海外旅行に行って外国の人と英語で会話する。
キャンプに行って大自然に触れる。アウトドア料理に挑戦する。
遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行く。
思いついたのを適当に3つ挙げてみましたが、私は小学生から大学生のころまでは毎年のようにキャンプ、登山に行っていました。
先日のブログで、「語彙とはありとあらゆる知識の総体」と述べました。
旅の経験が豊富な子は、語彙が豊富です。
学力に影響を及ぼすのです。
ですから夏休みは重要なのです。
短いと旅に出づらいですよね。
「3月から5月まで、3ヶ月も休みがあったんだから夏休みは短くてもいいやん。」って、
教委の人は言うかもしれませんが(たぶん言いませんよ)、
あの3ヶ月間で何ができました?
「人との接触を8割減らせ」「ステイホームしろ。」って言われてたんですよ。
ですが、ステイホームで運動不足になったり、ストレスが溜まって免疫が下がるとかえって健康に悪い(これもだいぶ前に書きました)ので、私は4月、5月もなるべく外出してウォーキングに勤しんでいましたが、その頃に、
マイクロツーリズム
という言葉を知りました。
1、2時間以内で行けるところに行く観光のことです。
「地元観光」ですね。
個人的に「ステイホーム」期間に得た収穫はこれです。
旅というと遠くに行くことばかり考えがちですが、
地元を歩くのもおもしろいと思いました。
市内の萩原町から起にかけて、美濃路が通っています。
東海道の熱田(名古屋市)と、中山道の垂井(岐阜県垂井町)を結ぶ江戸時代の街道です。
一部の区間を除いてはほぼ昔どおりの位置に道路が通っていて、

一里塚も残っています。
一里塚とは、主要な街道に一里(約3.9km)ごとに築かれた塚です。距離を示す目印になりました。
運送業者の送料の計算にも用いられたようです。
この美濃路を、4月19日に萩原駅から起まで(ついでに自宅まで)歩いてみました。
起の近く、冨田というところには、かつてこの付近にあったとされる聖徳寺の跡があります。

斎藤道三と織田信長が会見したところです。
4月19日に行ったということに意味があります(大したことではありませんが)。
萩原と旧尾西市の境界である日光川には、かつて「天神の渡し(萩原の渡し)」という渡船場がありました。

道三と信長は聖徳寺での会見の後、ここで別れたという記録が残っています(ただしこれには諸説あります)。
当時の川幅はもっと広かったようです。

この道三と信長が別れたかもしれない「天神の渡し」跡地から、

なんと彼らの居城だった金華山(稲葉山城、岐阜城)が見えるのです!
山頂に復興天守が建っているので見つけやすいですね。
道三、信長の名前が出ましたが、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康もこの道を通って凱旋したらしいです。
さて、起ですが、ここには一宮市尾西歴史民俗資料館があります。せっかくの機会なので見学したかったのですが、残念ながらこのころはウイルスの影響で休館でした。
今は開館してます。
その資料館でおもしろそうな企画展をやっているので、つい先日出勤前に寄ってきました。
久しぶりに来ましたね。12年か13年ぶりですね。

一宮市尾西歴史民俗資料館
特別展「美濃路参勤交代物語~本当はつらい大名旅行~」
(令和2年7月18日~8月30日)
ちなみに入館料無料です。
起は美濃路の宿場です。西日本各地の大名が参勤交代の際にここで休憩したり、泊まったりしました。
歴史の授業でも「参勤交代」は習いますが、かなり大変だったみたいですね(という特別展です)。
8代将軍徳川吉宗の頃にはゾウさんも通りました(これについての展示もあります)。
今年のお盆は旅行や帰省を控えたとか、今後もしばらくはやめておこうという方も多いかと思いますが、マイクロツーリズムなら普通の日曜日でもできますし、平日の仕事の前とか後にでもできそうです。
あと先日、これもかなり久しぶりに動物園に行きました。
動物の生態って不思議ですね。
いろいろなものを見て、感じる(脳に刺激を与える)経験が大事なのだと思います。
要はですね、旅をして刺激を受けた方がいいですよという話です。
これは子供からお年寄りまで、みんなです。
新コロによる休校期間があったとしても夏休みは短縮すべきではない
と、何ヶ月か前に書きました。
西日本のある自治体では、教育長さんが「夏休みを短縮する必要はない。」といっていたそうです。
相当な自信ですね。
ほとんどの学校では「夏休み短縮したとしても授業時間が足りない。」と言っていると思います。
その地域は学力が高いと近年評判の地域です。数か月間の休校期間があっても1年間のカリキュラムをこなせるシステムが出来上がっているのです。
さすがに午前中授業の出校日が数日間あったようですが、それでも30日以上の休みが確保できたとのこと。
うらやましいです。
それにしても今回の夏休み、やはり2週間は短いですね。
これも以前書いたことですが、夏休みは普段できないことをする、特別な体験をするための期間です。
普段できない、特別な体験とは何か?
一言でいえば、「旅」です。
「かわいい子には旅をさせよ」
本来の意味は、「家の外に出して厳しい経験を積ませよ」ですが、
ここでは「旅行の経験を積ませよ」と解釈することにします(笑)。
習い事の宿泊行事みたいに子供だけ旅に出るのも、家族みんなでする旅行のでもなんでもいいです。
夏休みは旅の絶好の機会です。
例えば、
海外旅行に行って外国の人と英語で会話する。
キャンプに行って大自然に触れる。アウトドア料理に挑戦する。
遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行く。
思いついたのを適当に3つ挙げてみましたが、私は小学生から大学生のころまでは毎年のようにキャンプ、登山に行っていました。
先日のブログで、「語彙とはありとあらゆる知識の総体」と述べました。
旅の経験が豊富な子は、語彙が豊富です。
学力に影響を及ぼすのです。
ですから夏休みは重要なのです。
短いと旅に出づらいですよね。
「3月から5月まで、3ヶ月も休みがあったんだから夏休みは短くてもいいやん。」って、
教委の人は言うかもしれませんが(たぶん言いませんよ)、
あの3ヶ月間で何ができました?
「人との接触を8割減らせ」「ステイホームしろ。」って言われてたんですよ。
ですが、ステイホームで運動不足になったり、ストレスが溜まって免疫が下がるとかえって健康に悪い(これもだいぶ前に書きました)ので、私は4月、5月もなるべく外出してウォーキングに勤しんでいましたが、その頃に、
マイクロツーリズム
という言葉を知りました。
1、2時間以内で行けるところに行く観光のことです。
「地元観光」ですね。
個人的に「ステイホーム」期間に得た収穫はこれです。
旅というと遠くに行くことばかり考えがちですが、
地元を歩くのもおもしろいと思いました。
市内の萩原町から起にかけて、美濃路が通っています。
東海道の熱田(名古屋市)と、中山道の垂井(岐阜県垂井町)を結ぶ江戸時代の街道です。
一部の区間を除いてはほぼ昔どおりの位置に道路が通っていて、

一里塚も残っています。
一里塚とは、主要な街道に一里(約3.9km)ごとに築かれた塚です。距離を示す目印になりました。
運送業者の送料の計算にも用いられたようです。
この美濃路を、4月19日に萩原駅から起まで(ついでに自宅まで)歩いてみました。
起の近く、冨田というところには、かつてこの付近にあったとされる聖徳寺の跡があります。

斎藤道三と織田信長が会見したところです。
4月19日に行ったということに意味があります(大したことではありませんが)。
萩原と旧尾西市の境界である日光川には、かつて「天神の渡し(萩原の渡し)」という渡船場がありました。

道三と信長は聖徳寺での会見の後、ここで別れたという記録が残っています(ただしこれには諸説あります)。
当時の川幅はもっと広かったようです。

この道三と信長が別れたかもしれない「天神の渡し」跡地から、

なんと彼らの居城だった金華山(稲葉山城、岐阜城)が見えるのです!
山頂に復興天守が建っているので見つけやすいですね。
道三、信長の名前が出ましたが、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康もこの道を通って凱旋したらしいです。
さて、起ですが、ここには一宮市尾西歴史民俗資料館があります。せっかくの機会なので見学したかったのですが、残念ながらこのころはウイルスの影響で休館でした。
今は開館してます。
その資料館でおもしろそうな企画展をやっているので、つい先日出勤前に寄ってきました。
久しぶりに来ましたね。12年か13年ぶりですね。

一宮市尾西歴史民俗資料館
特別展「美濃路参勤交代物語~本当はつらい大名旅行~」
(令和2年7月18日~8月30日)
ちなみに入館料無料です。
起は美濃路の宿場です。西日本各地の大名が参勤交代の際にここで休憩したり、泊まったりしました。
歴史の授業でも「参勤交代」は習いますが、かなり大変だったみたいですね(という特別展です)。
8代将軍徳川吉宗の頃にはゾウさんも通りました(これについての展示もあります)。
今年のお盆は旅行や帰省を控えたとか、今後もしばらくはやめておこうという方も多いかと思いますが、マイクロツーリズムなら普通の日曜日でもできますし、平日の仕事の前とか後にでもできそうです。
あと先日、これもかなり久しぶりに動物園に行きました。
動物の生態って不思議ですね。
いろいろなものを見て、感じる(脳に刺激を与える)経験が大事なのだと思います。
要はですね、旅をして刺激を受けた方がいいですよという話です。
これは子供からお年寄りまで、みんなです。
その他
2020年8月22日(土) 中3高校入試対策特別講座開講!
9月第2週より、中3生は通常の授業に加えて「中3高校入試対策特別講座」を毎週開講します(1回120分、2月まで)。
高校入試の過去問題や類題の演習を行います。
もちろん5教科です。
英語のリスニングもあります。
日程の詳細は毎月個別にお渡ししている月間予定表にて発表します。
高校入試の過去問題や類題の演習を行います。
もちろん5教科です。
英語のリスニングもあります。
日程の詳細は毎月個別にお渡ししている月間予定表にて発表します。
中学生
2020年8月21日(金) 勉強は、言葉を覚えることから始まる
以下は1年ほど前に書いた内容ですが、重要なことなので一部編集して再掲します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以前使用していた小学生用の国語のワークに載っていた随筆文の内容です。
余談ですが今年度教科書改訂に伴うリニューアルで、この文章はワークから除外されました(涙)。
「花の名前がわからないと、ただ『きれいだな』と感じるだけだが、名前を覚えることで花に親しみや関心が持てるようになる」
「サル園の飼育員はすべてのサルに名前を付けているので、一頭いなくなってもすぐに気づく」
「トカゲだと思っていたものには2種類あって、カナヘビという言葉を知ってからは今まで一つにしか見えなかったものが二つに見えだした」
動植物の名前が挙げられていますが、いずれも「言葉」です。
言葉を獲得したことによって今まで見えなかったものが見えるようになったり、関心がなかったものに関心が向いたり、理解が深まったりしたということです。
言葉を持っていなかったら、関心もなければ、あれこれ考えることはないでしょう。
この文章は、「言葉を覚えることは、現実世界をしかと見定める強力な手段」と結んでいます。
勉強は、「言葉を覚える」ところから始まります。
学力が高い人は、言葉をたくさん知っている、つまり語彙が豊富です。
たくさんの言葉を持っているから見える世界が広いのです。
語彙力というと熟語やことわざ、慣用句などの、国語の授業で扱う言葉をイメージされる方が多いと思いますが、
それだけでなく、自然、地理、歴史、伝統文化、科学などに関する知識や、
計算に必要な数字と、早く正確に計算できる技術など、
森羅万象にまつわるありとあらゆる知識の総体です。
だから言葉をたくさん覚えた方が得なのは言うまでもありません。早い話が暗記です。
とにかく小学生のうちにたくさんの言葉を覚える、暗記力を鍛えておくことが重要です。
それなのに近頃の小中学校の授業は、言葉を覚えるのを制限しているように思えてなりません。
例えば英語の授業。
ここで取り上げる言葉は単語や熟語のことではなく、文法用語です。
私は中1の授業でも積極的に文法用語をを使うようにしています。
文法用語を身につけて、それを使って学習するから理解しやすくなって、できるようになるのです。
社会ならまずは地名や人名です。
国名、都道府県名、県庁所在地、山地山脈、平野、河川、海の名前。地名と地図中での位置を知っているから、その地域についてイメージしやすいし、理解が深まる。
昔は「暗記教科」の代表格といわれた社会も、近頃の試験は思考力、判断力を問う問題が主流です。
「思考」に必要なものは、頭の中に定着した知識です。
「判断」の基準となるのもやはり知識です。
知識が豊富なら有利になるのは言うまでもありません。
平城京と平安京の区別がつかないとか、3つの幕府の名前と開いた人物の名前が言えないようでは話にならないのです。
でも、
「英語を話せるようにしたいから授業は会話中心で、授業では文法用語は使わないようにする。」
とか、
「暗記教科のイメージが強くなると社会が嫌いになるからなるべく暗記させるな。」
とかいった理由で覚えさせなくてもよいということになっています。
最初に「言葉」を覚えないから詳しくなれないのです。
教科書に載っていないことでもいいからどんどん覚えるべきです。
いろいろなことを考えたり(思考力)、物事を判断したり(判断力)するためのツールとして役に立つから覚えるのです。
「覚える」ことは頭を鍛えることでもあります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
成績が悪い子だけでなく、成績がいい子も、ほとんどの子が「暗記不足」のまま中学に進学しています。
漢字にしても理科、社会にしても、小学校レベルの知識が定着しているだけで、全然違いますよ。
小学生の頃から積極的に言葉を覚える訓練を積んでおくとかなり得です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以前使用していた小学生用の国語のワークに載っていた随筆文の内容です。
余談ですが今年度教科書改訂に伴うリニューアルで、この文章はワークから除外されました(涙)。
「花の名前がわからないと、ただ『きれいだな』と感じるだけだが、名前を覚えることで花に親しみや関心が持てるようになる」
「サル園の飼育員はすべてのサルに名前を付けているので、一頭いなくなってもすぐに気づく」
「トカゲだと思っていたものには2種類あって、カナヘビという言葉を知ってからは今まで一つにしか見えなかったものが二つに見えだした」
動植物の名前が挙げられていますが、いずれも「言葉」です。
言葉を獲得したことによって今まで見えなかったものが見えるようになったり、関心がなかったものに関心が向いたり、理解が深まったりしたということです。
言葉を持っていなかったら、関心もなければ、あれこれ考えることはないでしょう。
この文章は、「言葉を覚えることは、現実世界をしかと見定める強力な手段」と結んでいます。
勉強は、「言葉を覚える」ところから始まります。
学力が高い人は、言葉をたくさん知っている、つまり語彙が豊富です。
たくさんの言葉を持っているから見える世界が広いのです。
語彙力というと熟語やことわざ、慣用句などの、国語の授業で扱う言葉をイメージされる方が多いと思いますが、
それだけでなく、自然、地理、歴史、伝統文化、科学などに関する知識や、
計算に必要な数字と、早く正確に計算できる技術など、
森羅万象にまつわるありとあらゆる知識の総体です。
だから言葉をたくさん覚えた方が得なのは言うまでもありません。早い話が暗記です。
とにかく小学生のうちにたくさんの言葉を覚える、暗記力を鍛えておくことが重要です。
それなのに近頃の小中学校の授業は、言葉を覚えるのを制限しているように思えてなりません。
例えば英語の授業。
ここで取り上げる言葉は単語や熟語のことではなく、文法用語です。
私は中1の授業でも積極的に文法用語をを使うようにしています。
文法用語を身につけて、それを使って学習するから理解しやすくなって、できるようになるのです。
社会ならまずは地名や人名です。
国名、都道府県名、県庁所在地、山地山脈、平野、河川、海の名前。地名と地図中での位置を知っているから、その地域についてイメージしやすいし、理解が深まる。
昔は「暗記教科」の代表格といわれた社会も、近頃の試験は思考力、判断力を問う問題が主流です。
「思考」に必要なものは、頭の中に定着した知識です。
「判断」の基準となるのもやはり知識です。
知識が豊富なら有利になるのは言うまでもありません。
平城京と平安京の区別がつかないとか、3つの幕府の名前と開いた人物の名前が言えないようでは話にならないのです。
でも、
「英語を話せるようにしたいから授業は会話中心で、授業では文法用語は使わないようにする。」
とか、
「暗記教科のイメージが強くなると社会が嫌いになるからなるべく暗記させるな。」
とかいった理由で覚えさせなくてもよいということになっています。
最初に「言葉」を覚えないから詳しくなれないのです。
教科書に載っていないことでもいいからどんどん覚えるべきです。
いろいろなことを考えたり(思考力)、物事を判断したり(判断力)するためのツールとして役に立つから覚えるのです。
「覚える」ことは頭を鍛えることでもあります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
成績が悪い子だけでなく、成績がいい子も、ほとんどの子が「暗記不足」のまま中学に進学しています。
漢字にしても理科、社会にしても、小学校レベルの知識が定着しているだけで、全然違いますよ。
小学生の頃から積極的に言葉を覚える訓練を積んでおくとかなり得です。
小学生
2020年8月18日(火) 数学3倍デー実施
中3生は今日までが4時間開講の日です。
明日から2時間に戻りますが、アレをやらずに戻るわけにはいきません。
そうです。アレです。
数学3倍デー!
数学の問題をひたすら解きまくる伝統行事です。
塾だからって「たくさん教えてもらう」ではありません。
力をつけるには「できるだけたくさんの問題を自力で解く」。これが超重要。
思考力、判断力、そしてもっと大事なものを養います。
(1)数学に不安がある人は先週に引き続き基礎基本の復習を、
(2)数学が得意な人はほとんど基礎の復習が終わっているので入試レベルの問題を解いてもらいます。
と、その前に、全員に図形の問題を約20問解いてもらいました。ちなみにこれも入試レベルです。
力のある人は解くのが早いですね。
いちばん早く解き終わった人はやはり通知表の評価が「5」の人でしたが、
おもしろいのが、2番手以降が必ずしも5→4→3…の順にならないということです。
数学が3でも意外と早い人がいます。4、5でも遅い人はいます。
学力が高いのはどちらかというと、「早く解ける3の人」の方です(そんだけの力があったら3てことはないと思うんですけどね。必ず原因が…)。
早く解ける人は、問題文と図を読んで(図も「読む」です。「見る」ではありません)、答えを出すためには何が必要かを自分で考え、その「計画」に基づいて行動できている人です。主体性が高いですね。
4、5で遅い人ですが、特に5の人は、通知表の評価で「5」がつくのだからこれは凄いことです。
やることをきちんとやる人だという評価をもらったのです(実力はあるのに3止まりの人は見習うべきです)。
評価の対象はテストの結果だけではないですし、普段のテストは出題範囲が限られているので、言われたことをきちんとやれば点は取れます。テスト勉強もちゃんとやる人だと思いますが、決まっていることを自主的にやるのは自主性ですね。主体性とは違います。
主体性は、するべきことが決められていない状況で、今何をすべきかを自分で判断し、行動することです。
4や5の評価をもらう人はまじめな人が多いかと思いますが、まじめな人ほど「こうでなくてはならない」というような固定観念にとらわれやすいので、主体性が求められる場面でどうしたらいいかわからずに行動できないということはよくあると思います。
「3」で早く解けた人はあまりまじめでない可能性が高い(笑)。
発想が自由なんですね。何かにとらわれることがないので意外とヒントがすぐに見つかったりする。
だからどんどん勝手に行動していって解決できてしまう。
「5」の遅い人は学校の中では「5」がもらえるけど、学校を出たらもらえないでしょうね。主体性が求められますからね。
「数学3倍デー」は、この主体性を身につけるためにやっているようなものです。
次はいつになるかわかりませんが、またやりたいと思います。
明日から2時間に戻りますが、アレをやらずに戻るわけにはいきません。
そうです。アレです。
数学3倍デー!
数学の問題をひたすら解きまくる伝統行事です。
塾だからって「たくさん教えてもらう」ではありません。
力をつけるには「できるだけたくさんの問題を自力で解く」。これが超重要。
思考力、判断力、そしてもっと大事なものを養います。
(1)数学に不安がある人は先週に引き続き基礎基本の復習を、
(2)数学が得意な人はほとんど基礎の復習が終わっているので入試レベルの問題を解いてもらいます。
と、その前に、全員に図形の問題を約20問解いてもらいました。ちなみにこれも入試レベルです。
力のある人は解くのが早いですね。
いちばん早く解き終わった人はやはり通知表の評価が「5」の人でしたが、
おもしろいのが、2番手以降が必ずしも5→4→3…の順にならないということです。
数学が3でも意外と早い人がいます。4、5でも遅い人はいます。
学力が高いのはどちらかというと、「早く解ける3の人」の方です(そんだけの力があったら3てことはないと思うんですけどね。必ず原因が…)。
早く解ける人は、問題文と図を読んで(図も「読む」です。「見る」ではありません)、答えを出すためには何が必要かを自分で考え、その「計画」に基づいて行動できている人です。主体性が高いですね。
4、5で遅い人ですが、特に5の人は、通知表の評価で「5」がつくのだからこれは凄いことです。
やることをきちんとやる人だという評価をもらったのです(実力はあるのに3止まりの人は見習うべきです)。
評価の対象はテストの結果だけではないですし、普段のテストは出題範囲が限られているので、言われたことをきちんとやれば点は取れます。テスト勉強もちゃんとやる人だと思いますが、決まっていることを自主的にやるのは自主性ですね。主体性とは違います。
主体性は、するべきことが決められていない状況で、今何をすべきかを自分で判断し、行動することです。
4や5の評価をもらう人はまじめな人が多いかと思いますが、まじめな人ほど「こうでなくてはならない」というような固定観念にとらわれやすいので、主体性が求められる場面でどうしたらいいかわからずに行動できないということはよくあると思います。
「3」で早く解けた人はあまりまじめでない可能性が高い(笑)。
発想が自由なんですね。何かにとらわれることがないので意外とヒントがすぐに見つかったりする。
だからどんどん勝手に行動していって解決できてしまう。
「5」の遅い人は学校の中では「5」がもらえるけど、学校を出たらもらえないでしょうね。主体性が求められますからね。
「数学3倍デー」は、この主体性を身につけるためにやっているようなものです。
次はいつになるかわかりませんが、またやりたいと思います。
中学生
