2021年9月 アーカイブ
2021年9月23日(木) チャンスを与える
昨日、8月に実施した第3回愛知全県模試の結果が届きました。
全県模試は高校入試の模擬試験。出題範囲は中1の最初から最近までのすべての単元。
実力テストなので、実力通りの結果が出ます。
「課題」が浮き彫りになります。
そして今日は今月第3回目の中3入試対策特別講座(以下、特講)。
特講で扱う問題は入試問題の類題や過去問。
これも全県模試と同じで、実力テストをやっているようなもの。
やってみてスラスラできるか、苦労してなんとかできるか、歯が立たないかというところに、実力が表れます。
ちなみに今日は数学でした。計算問題から図形の難問まで、ボリューム満点の問題です。
浮き彫りになった「課題」をクリアしてもらうために、教える(知識の伝達)のは最小限にして(といってもいつもより多めに解説しましたが)、極力自分でなんとかするように促しました。
まず、多くの子が「〇〇」ということができていません(←ごめんなさい。伏字にしました)。
説明が多すぎると、自分でしっかり「〇〇」ということをする必要がなくなってしまいます。それはつまり克服するチャンスを奪う、成長の芽を摘んでしまうことになる。
あくまでも自分で課題をクリアし、克服する。
数学で思い出しましたが、中2の数学が、進みの早い学校では図形の単元に入りました。
こちらとしてもさっさと予習を進めていきたいのですが、数人の生徒さんにはそのまま一次関数の単元にとどまってもらっています。
その人たちにはクリアしなければならない「課題」があって、そのためには一次関数の単元がよいと考えたからです。
すべての教科、すべての単元を一定のスピードで進めていくやり方では克服できないでしょう。
今の小中学校では、課題をクリアしたり、克服すべきものを克服する機会があまりにも少ないのではないかと思います。
できるだけ多くのチャンスを与えてあげたいと思います。
全県模試は高校入試の模擬試験。出題範囲は中1の最初から最近までのすべての単元。
実力テストなので、実力通りの結果が出ます。
「課題」が浮き彫りになります。
そして今日は今月第3回目の中3入試対策特別講座(以下、特講)。
特講で扱う問題は入試問題の類題や過去問。
これも全県模試と同じで、実力テストをやっているようなもの。
やってみてスラスラできるか、苦労してなんとかできるか、歯が立たないかというところに、実力が表れます。
ちなみに今日は数学でした。計算問題から図形の難問まで、ボリューム満点の問題です。
浮き彫りになった「課題」をクリアしてもらうために、教える(知識の伝達)のは最小限にして(といってもいつもより多めに解説しましたが)、極力自分でなんとかするように促しました。
まず、多くの子が「〇〇」ということができていません(←ごめんなさい。伏字にしました)。
説明が多すぎると、自分でしっかり「〇〇」ということをする必要がなくなってしまいます。それはつまり克服するチャンスを奪う、成長の芽を摘んでしまうことになる。
あくまでも自分で課題をクリアし、克服する。
数学で思い出しましたが、中2の数学が、進みの早い学校では図形の単元に入りました。
こちらとしてもさっさと予習を進めていきたいのですが、数人の生徒さんにはそのまま一次関数の単元にとどまってもらっています。
その人たちにはクリアしなければならない「課題」があって、そのためには一次関数の単元がよいと考えたからです。
すべての教科、すべての単元を一定のスピードで進めていくやり方では克服できないでしょう。
今の小中学校では、課題をクリアしたり、克服すべきものを克服する機会があまりにも少ないのではないかと思います。
できるだけ多くのチャンスを与えてあげたいと思います。
中学生
2021年9月10日(金) 宿題について
最近宿題について思うところがあるので、2年前に書いた内容を編集して再掲します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2学期に入ってから、中学生には単純な計算問題を中心に宿題を出しています。
1学期に学習した内容の復習です。
できない問題は出していません。
できる問題しか出していません。
大した量ではありません。
宿題(学校の課題・宿題もですが)の目的は、「定着」と「改善」。
習ったものを定着させるために宿題で復習。
改善すべきもがあれば改善し、それを良い習慣にして定着させる。
宿題は、難しくないものほど要注意です。
テストほど真剣にやるわけでもなく、
授業のように先生に見られながらするわけでもない宿題は、
「素」の部分が出やすいのです。
物事に取り組む姿勢がはっきり出ます。
やり直し、再提出の指示を出すこともあります。
知っておいた方がいいことを知らない場合は、
「こうした方がいい」とその場で解説して、すぐにもう一回やってもらいます。
効率の良いやり方を身につけるためです。
良い習慣ができている人には、基本的にやり直しの指示をすることはありません。必要に応じてアドバイスをする程度です。
途中式を書くべきところで書いていないなどの「横着」が見られる場合、
答えが負の数になるのに、途中式にマイナスの符号が書いていなくて絶対値だけの計算をしていたり、
文字式の計算なのに、途中式に文字が書いていなかったり…
0か6かも判別できないような字で書いてある場合は、
後日再提出してもらうことがあります。
学校の課題や提出物の場合は、やり直しが必要なレベルだと通知表の評価に影響します。
悪い評価が付いたら入試の時に困ります。内申点も評価の対象になりますから。
しかし、本当に困るのはそこではありません。
塾の宿題は学校の成績には影響しませんが、そうとも言い切れません。
評価に関係がないところで手を抜く人は、「きっちりやる」という意識、習慣がないから肝心な所で見落としをしたり、ミスをします。
テストで不注意によるミスが多い。自分でわざわざ失点の機会を量産しているのです。
本当に困るのはここです。
このままでは自分で自分の首を絞め続けることになります。
だから宿題のやり直しをしてもらいます。
提出物のどこを見るかは、たぶん学校の先生も同じだと思いますが、
提出された問題集、ノートからは、どんな姿勢で宿題に取り組んでいるか、生徒の心の中まで見えるのです。
学校の提出物の場合、再提出をさせるかどうかは教科にもよるし、担当の先生にもよると思います。
やり直し(つまり改善)の機会を与えてくれる先生はいい先生だと思いますが、中学校の先生はそこまでしなくてもよいと思います。そんなことは小学校で卒業すべきことですから。
やり直しをさせない先生は、見るだけ見て評価だけはする(きちんとやってなかったら減点)。
だからやり直し、再提出させられずに済んだとしても、「よかった!」と喜んでいる場合ではないのです(自分の知らないところで毎回点数が引かれている)。
受験生になってから「姿勢」の部分を治さないといけないようなら遅いのです。そんなことをやっている暇はない。
これも小学生のうちに身につけておくべき「基礎学力」です。
「良い習慣」の継続が、良い結果をもたらします。
「習慣は才能に勝る」のです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2学期に入ってから、中学生には単純な計算問題を中心に宿題を出しています。
1学期に学習した内容の復習です。
できない問題は出していません。
できる問題しか出していません。
大した量ではありません。
宿題(学校の課題・宿題もですが)の目的は、「定着」と「改善」。
習ったものを定着させるために宿題で復習。
改善すべきもがあれば改善し、それを良い習慣にして定着させる。
宿題は、難しくないものほど要注意です。
テストほど真剣にやるわけでもなく、
授業のように先生に見られながらするわけでもない宿題は、
「素」の部分が出やすいのです。
物事に取り組む姿勢がはっきり出ます。
やり直し、再提出の指示を出すこともあります。
知っておいた方がいいことを知らない場合は、
「こうした方がいい」とその場で解説して、すぐにもう一回やってもらいます。
効率の良いやり方を身につけるためです。
良い習慣ができている人には、基本的にやり直しの指示をすることはありません。必要に応じてアドバイスをする程度です。
途中式を書くべきところで書いていないなどの「横着」が見られる場合、
答えが負の数になるのに、途中式にマイナスの符号が書いていなくて絶対値だけの計算をしていたり、
文字式の計算なのに、途中式に文字が書いていなかったり…
0か6かも判別できないような字で書いてある場合は、
後日再提出してもらうことがあります。
学校の課題や提出物の場合は、やり直しが必要なレベルだと通知表の評価に影響します。
悪い評価が付いたら入試の時に困ります。内申点も評価の対象になりますから。
しかし、本当に困るのはそこではありません。
塾の宿題は学校の成績には影響しませんが、そうとも言い切れません。
評価に関係がないところで手を抜く人は、「きっちりやる」という意識、習慣がないから肝心な所で見落としをしたり、ミスをします。
テストで不注意によるミスが多い。自分でわざわざ失点の機会を量産しているのです。
本当に困るのはここです。
このままでは自分で自分の首を絞め続けることになります。
だから宿題のやり直しをしてもらいます。
提出物のどこを見るかは、たぶん学校の先生も同じだと思いますが、
提出された問題集、ノートからは、どんな姿勢で宿題に取り組んでいるか、生徒の心の中まで見えるのです。
学校の提出物の場合、再提出をさせるかどうかは教科にもよるし、担当の先生にもよると思います。
やり直し(つまり改善)の機会を与えてくれる先生はいい先生だと思いますが、中学校の先生はそこまでしなくてもよいと思います。そんなことは小学校で卒業すべきことですから。
やり直しをさせない先生は、見るだけ見て評価だけはする(きちんとやってなかったら減点)。
だからやり直し、再提出させられずに済んだとしても、「よかった!」と喜んでいる場合ではないのです(自分の知らないところで毎回点数が引かれている)。
受験生になってから「姿勢」の部分を治さないといけないようなら遅いのです。そんなことをやっている暇はない。
これも小学生のうちに身につけておくべき「基礎学力」です。
「良い習慣」の継続が、良い結果をもたらします。
「習慣は才能に勝る」のです。
中学生
2021年9月3日(金) 放置される小学生
前回の続きです。
最近の小学生の授業について。
と、その前に、
小学生の保護者様からの入塾に関するお問い合わせ、ご相談内容で多いのが、
家で勉強を教えているのですが、うまくいかないのでなんとかしてほしい。
というものです。
うまく説明できないとか、説明しても理解してもらえない。
ということですね。
で、塾だったら説明が上手いだろうからなんとかなるんじゃないかというもの。
結論から言いますと、
なんとかならない場合が多いかと思います(えーっ、ウソでしょ!?)。
説明を強化してなんとかなる場合は、理解できる力がある場合で、それなら説明だけで解決です。
理解できない場合が多いと思います。
理解するために必要な能力が不足しています。
例えば算数の文章題ができない場合、決定的な能力の不足といえば…
そうか、問題文が読み取れないんだから読解力がないんじゃないか?
と思われる方が多いのではないでしょうか。
いやいや、読解がどうこうより、そもそも〇〇力が発達していません。
このような場合が多いと思います。
「〇〇力」と伏字にしたのは、一つの能力だけとは限らないからです(11月に保護者面談があるからそれまで内緒にしておこうと思います)。
まさか原因が「〇〇力」にあるなんて保護者様は思いもしないでしょうね。できて当たり前だと思っているはずです。
ここから本題に入ります。
最近の授業で、小学校高学年(と一部の中学生)の子に、引き算の特訓をしてもらいました。
小学校高学年(と中学生)に引き算?
あー、分数とか少数とか(中学生なら文字式)の計算ね。
と思われた方、違いますよ。
16−9
みたいな単純な計算ですよ。
繰り下がりの引き算ですね。小学1年生で習うやつ。
これが自由自在にできないまま何年も進級してしまっているのです。
よく間違えるのです。
できたとしても、時間がかかる(よく言っている基礎基本スキルの自動化にはほど遠い)。
低学年のうちはそんなに影響はない(ないではなく感じない)かもしれませんが、
これが高学年や中学になると各教科の様々な場面で足枷になります(しかもこれが原因って気づいていない)。
だから特訓しました。
何度もやっていると早くできるようになっていきますよね。めんどくさかったのがめんどくさくなくなりますよね(基礎基本スキルの自動化)。
で、自信がつく(特訓しなければ自信はつかない)。
もちろん、特訓が必要なのは計算だけではありません。
この引き算の特訓はほんの一例です。他にもめんどくさい特訓をしなければなりません。
前回のブログに書いた中学生の子たちの深刻な問題は、このようなめんどくさいことの特訓の機会が少なすぎたことによって起こったのです(それがすべてではないですがね)。
めんどくさいものを放置せず、めんどくさくなくなるまで反復訓練!
これは経験しておかなければなりません。
最初に一つ放置すると、次から次に放置するようになります。
漢字書くのめんどくさい→放置
単語書くのめんどくさい→放置
地名覚えるのめんどくさい→放置
小数点動かすのめんどくさい→放置
で、学力はガタガタ。
学力の低下なんてものを今話題にすると、
やはり昨年のコロナ休校の影響があるんじゃないですか?
と最近よく聞かれますが、
あったとしても少しだと思います(基礎学力が身についていればほとんど影響ありません)。
上記のような繰り下がり引き算ができていない子は、
小4なら3年放置、中1なら6年放置ですからね。
ずっと前からなんです。
中学生の子で、成績が真ん中より上であっても、放置されているものがかなりあると思います。
それを中学生になってからやるのは正直言って遅い。でもやるしかない。でもやっぱり中学生になって小学校まで戻らなければならないようだと、中学の勉強が進まない。
だからできることなら小学生のうちにやっておきたい。
最近引き算の特訓をした子たちは、そのうち気づくはずです。
最初に少し辛抱するだけで、できるようになるんだと。
そういう経験を積ませたい。じゃないと、自分からやる人間にはならない。
めんどくさいことは今まで遠ざけてきたけど、これくらいならやってもいいかな。
そう思ってもらえればいいかなと思います。
ちゃんとやるのが習慣になります。
小学生のうちにしておかなければならないのは、いろいろな能力を最大限まで高めること。
能力を鍛えるトレーニングはオンラインでは難しいと思いますよ。
オンラインというのはオンライン授業だけではなく、昨年からやたら耳にするオンライン帰省とかオンライン旅行とか、ありとあらゆる「オンラインで代用」というやつですね。
やはり上記の引き算のような特訓が必要ですね。それをコツコツとやっていきたいと思います。
内容は秘密です(笑)。
いや、秘密にしているわけではないです。チラシや面談等で明らかにしています。
最近の小学生の授業について。
と、その前に、
小学生の保護者様からの入塾に関するお問い合わせ、ご相談内容で多いのが、
家で勉強を教えているのですが、うまくいかないのでなんとかしてほしい。
というものです。
うまく説明できないとか、説明しても理解してもらえない。
ということですね。
で、塾だったら説明が上手いだろうからなんとかなるんじゃないかというもの。
結論から言いますと、
なんとかならない場合が多いかと思います(えーっ、ウソでしょ!?)。
説明を強化してなんとかなる場合は、理解できる力がある場合で、それなら説明だけで解決です。
理解できない場合が多いと思います。
理解するために必要な能力が不足しています。
例えば算数の文章題ができない場合、決定的な能力の不足といえば…
そうか、問題文が読み取れないんだから読解力がないんじゃないか?
と思われる方が多いのではないでしょうか。
いやいや、読解がどうこうより、そもそも〇〇力が発達していません。
このような場合が多いと思います。
「〇〇力」と伏字にしたのは、一つの能力だけとは限らないからです(11月に保護者面談があるからそれまで内緒にしておこうと思います)。
まさか原因が「〇〇力」にあるなんて保護者様は思いもしないでしょうね。できて当たり前だと思っているはずです。
ここから本題に入ります。
最近の授業で、小学校高学年(と一部の中学生)の子に、引き算の特訓をしてもらいました。
小学校高学年(と中学生)に引き算?
あー、分数とか少数とか(中学生なら文字式)の計算ね。
と思われた方、違いますよ。
16−9
みたいな単純な計算ですよ。
繰り下がりの引き算ですね。小学1年生で習うやつ。
これが自由自在にできないまま何年も進級してしまっているのです。
よく間違えるのです。
できたとしても、時間がかかる(よく言っている基礎基本スキルの自動化にはほど遠い)。
低学年のうちはそんなに影響はない(ないではなく感じない)かもしれませんが、
これが高学年や中学になると各教科の様々な場面で足枷になります(しかもこれが原因って気づいていない)。
だから特訓しました。
何度もやっていると早くできるようになっていきますよね。めんどくさかったのがめんどくさくなくなりますよね(基礎基本スキルの自動化)。
で、自信がつく(特訓しなければ自信はつかない)。
もちろん、特訓が必要なのは計算だけではありません。
この引き算の特訓はほんの一例です。他にもめんどくさい特訓をしなければなりません。
前回のブログに書いた中学生の子たちの深刻な問題は、このようなめんどくさいことの特訓の機会が少なすぎたことによって起こったのです(それがすべてではないですがね)。
めんどくさいものを放置せず、めんどくさくなくなるまで反復訓練!
これは経験しておかなければなりません。
最初に一つ放置すると、次から次に放置するようになります。
漢字書くのめんどくさい→放置
単語書くのめんどくさい→放置
地名覚えるのめんどくさい→放置
小数点動かすのめんどくさい→放置
で、学力はガタガタ。
学力の低下なんてものを今話題にすると、
やはり昨年のコロナ休校の影響があるんじゃないですか?
と最近よく聞かれますが、
あったとしても少しだと思います(基礎学力が身についていればほとんど影響ありません)。
上記のような繰り下がり引き算ができていない子は、
小4なら3年放置、中1なら6年放置ですからね。
ずっと前からなんです。
中学生の子で、成績が真ん中より上であっても、放置されているものがかなりあると思います。
それを中学生になってからやるのは正直言って遅い。でもやるしかない。でもやっぱり中学生になって小学校まで戻らなければならないようだと、中学の勉強が進まない。
だからできることなら小学生のうちにやっておきたい。
最近引き算の特訓をした子たちは、そのうち気づくはずです。
最初に少し辛抱するだけで、できるようになるんだと。
そういう経験を積ませたい。じゃないと、自分からやる人間にはならない。
めんどくさいことは今まで遠ざけてきたけど、これくらいならやってもいいかな。
そう思ってもらえればいいかなと思います。
ちゃんとやるのが習慣になります。
小学生のうちにしておかなければならないのは、いろいろな能力を最大限まで高めること。
能力を鍛えるトレーニングはオンラインでは難しいと思いますよ。
オンラインというのはオンライン授業だけではなく、昨年からやたら耳にするオンライン帰省とかオンライン旅行とか、ありとあらゆる「オンラインで代用」というやつですね。
やはり上記の引き算のような特訓が必要ですね。それをコツコツとやっていきたいと思います。
内容は秘密です(笑)。
いや、秘密にしているわけではないです。チラシや面談等で明らかにしています。
小学生
