2022年2月 アーカイブ

2022年2月27日(日) あれから2年

2年前の今日2月27日は、当時の安倍首相が「3月2日から学校を休校に…」と言った日です。

学習塾の方も休校にしたりオンライン授業に切り替えたりしたところが多かったようですが、当教室では通常開校(といっても完全に通常通りというわけではなく、換気などの対策を以前より厳重に行っての話ですが)することを選択しました(うちは訓練が授業なので、オンラインでは代用できません)。
以来今日までの2年間、新型コロナウイルスが原因の休校(またはオンライン指導)の期間を設けたことはありません。

阿部さんの休校要請より2週間ほど前に得た情報によると、
コロナウイルスというものは、最初は特別な存在だが、数年かけて普通のものへと変化していく(オミクロン株の症状からすると、予定通りの変化をたどっていると思われる)。
日頃から行っている風邪予防や生活習慣病予防みたいなもの(予防接種とかではなく、部屋の換気をするとか、運動等でストレスを解消して免疫を保つとか、だれにでもできるレベルのもの)も感染防止に十分役立つ。
大雑把に言えばこんなところです。

ですから日常生活との両立は可能だと思っていたところに「学校を休校せよ。」との首相の鶴の一声(その時点ではまさか休校期間が3ヶ月も続くとは思いませんでした)。

休校を選択しなかった理由ははっきりしています。生徒のみなさんたちのことを考えてのことです(生徒のことを考えるのであれば休校せえよとの意見もあるでしょうが)。
「勉強も大事だから」とか「勉強を進めていかないと受験に間に合わない」とかいう話ではありません。

普段当たり前のように行っている学校や職場に行かないとか、人と会ってはいけないとか、

そのような普通ではない状態が続くと、精神的におかしくなってくるものです(期限付きならいいけど、期限を決めたはずなのに延長されると最悪)。
精神面がやられると確実に長引くし、大事にもなりかねません。

精神面の安定は、普通の生活を普通にしていることによってもたらされます(習慣)。
塾なんてものは学校とちがって毎日あるわけでもないし、学校に比べたら滞在時間も短いし、些細なものでしかありませんが、これも日常の普通の生活の一部です。
塾まで休みになったらますます普通ではなくなります。

新コロ対策(とされているもの)も、やりようによっては逆効果になりかねません。
ストレスが増大するようのものは免疫低下につながって、かえって感染しやすくなります。

ステイホームとか、人との接触を8割減らすとか、県境をまたいだ移動を控えるとか、
忠実に実行すれば見た目は感染防止に協力しているように見えますが、中身をよく見て判断すべきです。
外出を控えればどうしても運動不足になります。そんな生活が健康にいいはずがありません。
ストレスは免疫の大敵です。自粛生活でストレスがたまるとかえって感染しやすくなります(ストレス解消に最もよいのは運動)。

新コロだけに目を向けるのではなく、総合的に判断すべきです。
そう思って2年間やってきました。現在も普通に開校できています。
これはひとえに生徒・保護者の皆様のご理解、ご協力の賜物であります。あらためて御礼申し上げます。
その他

2022年2月23日(水) 新しい教科書で英語を1年間指導してみた感想

今年度数十年に一度の大改訂が行われた中学校の英語について、1年間指導して感じたことを書いてみたいと思います(といっても事前に予想した通りだったのですが…)。

まず中3と中2については、上の学年から降りてきたものもあれば、下の学年に降りたものもあるので、
それほど変わっていないと思います。ただしこれは量があまり変わっていないというだけで、内容は難しくなっています。
問題は中1です。大増量といっていいと思います。
増量しただけでなく、中身も問題です(中1で不定詞なんかが出てくる)。
混沌としています。

小学生の頃から英語教室に通っている「経験者」はいいと思いますが、
小学校の授業だけしか経験していない実質「初心者」の人は大変だと思います。
英語の授業についていけていない子が最初から勉強し直す場合ももちろん大変です。

本当に英語が苦手な人にはこの教科書はつらいと思います。
このようなごちゃごちゃした状態で次から次に詰め込もうとすると危険です。消化不良を起こします。
一つ一つ咀嚼しながら進めていく必要があります。

ごちゃごちゃしていると、わかりくいし覚えにくいです(余計なものは取り除いた方がいい)。
シンプルな方が覚えやすいに決まっています。

だから講習等で復習を行う場合は、昨年度まで使用していたプリント(こちらの方が単純でわかりやすい)も使用して進めています。
ごちゃごちゃのまま進めるのではなく、ポイントを絞って一つずつ進めていきます。

それから時間の取れるときに既習範囲の反復訓練を行う。これは必須です。
反復することによって、基礎基本がサッとできる状態(自動化)になります。1回だけでなく、中3の冬までに何度も行います。
基礎基本を自動化しておかないと、学年が上がって難しくなってくるとついていけなくなります(これは英語だけではないですが)。
高校入試は長文問題が主体です。基礎基本が自動化されていないと、限られた試験時間の中で長文を読んで中身を理解することはできません。

まもなく春休みを迎えます。いつも通りですが反復訓練を行っていきます。
中学生

2022年2月19日(土) 小学生のうちに…

シリウスではどんな授業をするんですか?
と聞かれたら、


一人ひとりに合わせたカリキュラムで…
わかりやすい授業を…
面白い授業を…
楽しい授業を…


と、いろいろな答え方ができますが、上記の4つ(どれも個別指導塾の定番)をメインにもってくることはないと思います。
どんな授業をするかはケースバイケースです。
ただ、全員に共通するのは、


同じことを何度も繰り返す


ということです。
反復練習ですね。

昨日も、公立高校入試を控えた中3生に中2英語の基礎基本問題をやらせました。
全員ではないです。もうやらせる必要のない人もいます。
今回のプリントは、これまでに3,4回やってきたものと同じものです。これに取り組むのは冬休み以来です。
何度もやるのです。

このブログでもくどいくらいに述べてきましたが、基礎基本はサッとできる状態(自動化)までもってこないと、それ以上のことはできません。
「基礎はできるけど応用問題ができません」という人は多いですが、応用力という力はありません。

応用問題ができるのは、基礎基本が盤石だということです。

基礎→応用ではなく、基礎がある程度できたら目指すのは盤石の基礎基本です。
今日中2英語の基礎基本に戻った人は、入塾時と比べてだいぶできるようにはなっているのですが(最近の模試でも年末の全県模試とは全然違う)、まだ経験が浅いので、基礎をさらに固める必要がある。
だから何度もやる。


ここからが大事な話。


何度も繰り返していると、いろいろな能力が発達してくるのです。
〇〇力とか△△力とか…(←あえて伏字)

反復練習の目的はこれです。
どの教科にも必要な能力を発達させるためでもあるのです。

学校では年に1回4月に進級しますが、学年が上がると当然ながら勉強内容が難しくなります。
難しくなっていくものを理解するのに、〇〇力や△△力が必要なんですね。

今の小学校は、圧倒的に基礎基本の反復練習が不足しています(鍛えるべき能力が育っていない)。
少しでも成績が悪いのであれば、〇〇力や△△力が確実に不足しています。
小中学生が勉強に躓く最大の原因はコレ。

生徒さんご本人、あるいは保護者の方で、「平均点あるから大丈夫でしょ。」と思っている方もおられるでしょうが、
全然大丈夫ではないです。成績が真ん中より上だとしてもです。

「今成績が悪くても後から取り返せばいいや。」と、勉強に本腰を入れるのはもっと先だと考えている方もおられると思いますが、これだけは覚えておいてください。


後から取り返すのは想像以上に大変です。


今まで勉強不足だったのであれば、理解するのに必要な〇〇力や△△力が身についていないわけですから、
詳しい説明を受けてもなかなか理解できない、理解するだけでも相当時間がかかる

ということになります。

〇〇力や△△力が鍛えられるようなトレーニングをしなければなりません。
そういう授業を、します(授業というより、訓練)。
それにじっくり取り組めるのはやはり小学生のうちだと思います。
小学生

2022年2月12日(土) 結局は…

3連休も休みなしで開講しております。
昨日、今日の2日間は、中3が高校入試対策特別講座、中1・中2が学年末テスト対策演習でした(明日は通常の授業を開講します)。

中3は主に英語と理科、中1・中2は数学をメインにいろいろやりました。

テストの度に毎回同じことを言っていますが、長く通っているベテランの人たちは進みが早いですね(進みが早いと次から次にいろいろなことができます)。
入ったばかりの人は遅いですね(ベテランの人も入ったばかりの頃は遅かったです)。

その差は何かというと(これもいつも言っていることですが)、
基礎基本が自動化できているかどうかです。

自動化とは無意識にサッとできる状態を言います。
サッとできない人は何らかの原因がある。それを潰していきながら練習を積むと、できるようになってくる。
1回だけの授業で理解できてサッとできる、わけないです。
練習を積まないと自動化まで行かない。
だから練習を積ませます。


中3は英語が苦手だった人も長文が読めるようになってきました。
基礎基本の訓練をずーっとやってきたからここまで来れたんですよね。
12月までに4回の全県模試がありましたが、入試と同じ形式なので、長文問題が出ます。
模試の度に、「本番の入試で、本当に英語の長文がスラスラ読めるようになるんかな?」と思ったはずです。
基礎基本の訓練に繰り返しやってなかったら、絶対に読めるようにはなってません。
基礎基本が自動化できているから、読める。
基礎基本ができていないのに、入試で長文が出るからと言って長文を読む練習をさせても意味がありません(読解できません)。
来週以降また長文の演習を行います。その後は模試も実施しつつ、基礎基本の復習も行います(理解度が増すはずです)。


中2以下の学年の人(もちろん小学生も含みますよ)は受験生になる前に、基礎基本が自動化できるまで復習しておくことが重要です(できるようになってからが勝負)。

結局は基礎基本。

今の生徒、児童のみなさんは本当に大変な環境の中にいます。
入試も変わりました。教科書も変わりました。なんで変えたのかは一応あなたたちのためということになっていますが、それは極めて疑わしい(たぶん大人の事情)。
変わってしまった以上はこの制度の中でやっていくしかありません。
勉強以外のことも含めて基礎と基盤がしっかりしていれば、周りがどう変わっても何とかなります。


君子は本を務む。本立ちて道生ず。(孔子)
中学生

2022年2月9日(水) 集中攻撃

中3は毎週模試やってます(今週はありませんが)。
中1・中2はO中とB3中が学年末テスト週間に入りました。
1年で最も忙しい時期ですね。

さて、昨日、一昨日は中1のある生徒を相手に、平面図形の特訓を行いました。
同じような問題を、ワークとプリントを併用して解きまくりました。
他の教科もやりたいのですがそこは我慢して(全教科をまんべんなくやるとたぶんチャンスを逃すことになる)、
数学ばかり集中的にやってます。この人に今必要なのは数学です。
いかに合理的に答えを出すか。
最初はちんぷんかんぷんでしたが、指導を受けながら解きまくっていると、だんだん理解できるようになるのです。
まだサラッとできる、ところまでは行けてないけど、だいぶ早くできるようになってきました。
意識の面でかなり甘いところがありますが、そこも変わってくる(意識改革)。
そして自信がつく。
だからそこを逃してはいけない。

狙いを定めて集中攻撃!

中2のある生徒は冬休みから英語ばかりやってきました(最近は数学もやってます)。
この人の場合は英語なのです。
とにかく意識を変えてもらわないといけない。
今がチャンスなのです。集中的に取り組むべきです。
チャンスは逃したらダメなのです。
でも本番は学年末テストが終わってからになると思います。
春休みまでにまた復習します。理解度が格段に向上します。
4月になってから活きてくると思います。

それまでは辛抱!
気付いたらサラッとできるようになっています。
中学生

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