2023年7月 アーカイブ
2023年7月27日(木) 二度とお目にかからない問題から何を学ぶか
夏期講習開講中です。
基礎の基礎からやり直しています。
中3の子たちが解いていた数学のテキストに、難しめの図形の問題が2題ありました。
基礎基本のテキストですので、難しめといっても入試問題ほどではありませんが、一筋縄ではいかない問題です。
2題のうち、1題はどんなテキストにも乗っている「定番」の問題です。学校の定期テストや課題プリント等でも見たことがあります。
もう1題は、他のテキストでお目にかかることはまずないかと思います。ましてや定期テストや入試等で出題されることはないでしょう。
こんなことを聞くと、
「テストに出ない方は、やる必要ないんじゃないの?」
なんて声が聞こえてきそうですが、こういう発想が危険なのではないでしょうか。
「定番」の方だけをやりたがる人というのは、
「テストに出る問題だけを手っ取り早く教えてほしい。」=楽をしたい
という意識が強く、自分で何とかするんだという意識が低いので、伸びません。
テストでいい点数を取りたいという気持ちは大切です。
定期テストでは「定番」が主体かもしれないけど、入試なんかは初見の問題が主体ですからね。
では、今後二度とお目にかかりそうにない方の問題は、何を目的に取り組むのでしょうか。
どういうことが学べるのでしょうか。
「難しめの問題」というのは、1つの作業だけでいきなり答えが出せるほど甘くはありません。
苦闘するしかありません。
問題文や、図を見て、
「なんだこれ?こんなのやったことないぞ。どうしたらいいんだ。」
と思うはずです。
ここが大事なところです。
何かをできるようにするということは、試行錯誤が伴うんですよね。この、「なんとなくもやもやした状態」を通らないといけない。
で、何が学べるかと言えば、
困ったとき、なかなか成果が上げられないとき、成功にたどり着きそうにないときに、
どのようにふるまったらよいかということが学べるのです。
そうです。そういう時は、
今できることを精一杯やって現状を凌ぐ
これが大事なのです。
人生と同じです(笑)。
良い時期というのは、なかなか続かないものです。
うまくいかない時期が長かったりします。
些細なことであっても、できることをやるしかないのです。
長さを求める問題で、すぐに答えが見つからないのなら、
問題文や図から読み取れる材料を駆使して、他の辺の長さや角度を求めてみる。
そうすれば、それらが答えに直結するヒントだったり、答えを求めるのに必要な材料だったりするのです。
「できそうか、できそうにないか」だけを考えている人は、「できそうにない」と判断したらそれまでですから、できるようにはなりません。
問題とにらめっこしたまま手が動かない人には、
「答えが出る、出ないは別にいいから、やれることをやってみなさい。」と、行動を促します。
目の前にあるものを使って、とりあえずできることをやって凌いでいるうちに、
事態が好転することがあります。
現状を打開するためのヒントが見つかったりします。
生徒のみなさんに教えないといけないのは、これです。
勉強を教えるということは、こういうことです。
試行錯誤して正解にたどり着いた時、
「そうか、初めて見る難しそうな問題でも、いろいろ試してみたらいいんだな。」
と思えるようになったら、もうしめたものです。
何もしないでぼやいているだけの人は損していますよ。
何かできることがあるはずです。
行動に移しましょう。
基礎の基礎からやり直しています。
中3の子たちが解いていた数学のテキストに、難しめの図形の問題が2題ありました。
基礎基本のテキストですので、難しめといっても入試問題ほどではありませんが、一筋縄ではいかない問題です。
2題のうち、1題はどんなテキストにも乗っている「定番」の問題です。学校の定期テストや課題プリント等でも見たことがあります。
もう1題は、他のテキストでお目にかかることはまずないかと思います。ましてや定期テストや入試等で出題されることはないでしょう。
こんなことを聞くと、
「テストに出ない方は、やる必要ないんじゃないの?」
なんて声が聞こえてきそうですが、こういう発想が危険なのではないでしょうか。
「定番」の方だけをやりたがる人というのは、
「テストに出る問題だけを手っ取り早く教えてほしい。」=楽をしたい
という意識が強く、自分で何とかするんだという意識が低いので、伸びません。
テストでいい点数を取りたいという気持ちは大切です。
定期テストでは「定番」が主体かもしれないけど、入試なんかは初見の問題が主体ですからね。
では、今後二度とお目にかかりそうにない方の問題は、何を目的に取り組むのでしょうか。
どういうことが学べるのでしょうか。
「難しめの問題」というのは、1つの作業だけでいきなり答えが出せるほど甘くはありません。
苦闘するしかありません。
問題文や、図を見て、
「なんだこれ?こんなのやったことないぞ。どうしたらいいんだ。」
と思うはずです。
ここが大事なところです。
何かをできるようにするということは、試行錯誤が伴うんですよね。この、「なんとなくもやもやした状態」を通らないといけない。
で、何が学べるかと言えば、
困ったとき、なかなか成果が上げられないとき、成功にたどり着きそうにないときに、
どのようにふるまったらよいかということが学べるのです。
そうです。そういう時は、
今できることを精一杯やって現状を凌ぐ
これが大事なのです。
人生と同じです(笑)。
良い時期というのは、なかなか続かないものです。
うまくいかない時期が長かったりします。
些細なことであっても、できることをやるしかないのです。
長さを求める問題で、すぐに答えが見つからないのなら、
問題文や図から読み取れる材料を駆使して、他の辺の長さや角度を求めてみる。
そうすれば、それらが答えに直結するヒントだったり、答えを求めるのに必要な材料だったりするのです。
「できそうか、できそうにないか」だけを考えている人は、「できそうにない」と判断したらそれまでですから、できるようにはなりません。
問題とにらめっこしたまま手が動かない人には、
「答えが出る、出ないは別にいいから、やれることをやってみなさい。」と、行動を促します。
目の前にあるものを使って、とりあえずできることをやって凌いでいるうちに、
事態が好転することがあります。
現状を打開するためのヒントが見つかったりします。
生徒のみなさんに教えないといけないのは、これです。
勉強を教えるということは、こういうことです。
試行錯誤して正解にたどり着いた時、
「そうか、初めて見る難しそうな問題でも、いろいろ試してみたらいいんだな。」
と思えるようになったら、もうしめたものです。
何もしないでぼやいているだけの人は損していますよ。
何かできることがあるはずです。
行動に移しましょう。
中学生
2023年7月26日(水) シリウス紀行【11】広島県広島市
広島県広島市。

(原爆ドームの前を走る路面電車)
広島市は、安土桃山時代から江戸時代にかけて、広島城を中心とした城下町として栄えました。



(広島城)
明治時代以降、広島城は軍隊の基地となり、広島市は軍事都市として発展しました。
現在の広島城では、軍隊の施設の遺構や被爆の痕跡を見ることができます。

(広島大本営跡)

(歩兵第十一連隊跡)

(広島陸軍幼年学校跡)
本丸には、防空作戦室の建物が残っています。

(防空作戦室)
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分、世界で最初の原子爆弾が広島に投下されました。
防空作戦室には多くの軍人に混じって、学徒動員された女学生が働いていました。
女学生が室内の電話を使って通信し、広島の被害状況を伝えたのが、原爆投下の第一報だと言われています。
☆アクセス
「広島城」
(広島県広島市)
JR広島駅より路面電車で15分、紙屋町電停下車。徒歩15分。
★小学生の授業では、毎月第3週に「シリウス紀行」の時間を設けています。
地理、歴史や各地の文化に触れることで、好奇心を育みます。

(原爆ドームの前を走る路面電車)
広島市は、安土桃山時代から江戸時代にかけて、広島城を中心とした城下町として栄えました。



(広島城)
明治時代以降、広島城は軍隊の基地となり、広島市は軍事都市として発展しました。
現在の広島城では、軍隊の施設の遺構や被爆の痕跡を見ることができます。

(広島大本営跡)

(歩兵第十一連隊跡)

(広島陸軍幼年学校跡)
本丸には、防空作戦室の建物が残っています。

(防空作戦室)
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分、世界で最初の原子爆弾が広島に投下されました。
防空作戦室には多くの軍人に混じって、学徒動員された女学生が働いていました。
女学生が室内の電話を使って通信し、広島の被害状況を伝えたのが、原爆投下の第一報だと言われています。
☆アクセス
「広島城」
(広島県広島市)
JR広島駅より路面電車で15分、紙屋町電停下車。徒歩15分。
★小学生の授業では、毎月第3週に「シリウス紀行」の時間を設けています。
地理、歴史や各地の文化に触れることで、好奇心を育みます。
紀行
2023年7月24日(月) 小学生も夏期講習開幕!
今日から、小学生の夏期講習が始まりました。
6年生には中学進学を見据えた指導を行っています。
とりあえずプリントで1学期の復習をしていますが、なんとこれは5年生までの復習にもなるし、中学校の予習にもなるのです。
これを中学に進学してから行うか、6年生のうちにある程度自動化しておくか。
この差がものすごく大きいのです。
中学校生活はもう始まっています。
6年生には中学進学を見据えた指導を行っています。
とりあえずプリントで1学期の復習をしていますが、なんとこれは5年生までの復習にもなるし、中学校の予習にもなるのです。
これを中学に進学してから行うか、6年生のうちにある程度自動化しておくか。
この差がものすごく大きいのです。
中学校生活はもう始まっています。
小学生
2023年7月21日(金) 夏期講習開幕!
今日から中学生の夏期講習が始まりました。
全員、数学、英語を中1の1学期から復習しました(必要に応じて、小学校からやり直したりもします)。
過去の学年まで遡って復習するのは、苦手科目だけではありません。
得意科目であっても、不足している何かを身につけるために、復習は欠かせません。
通塾歴の長い人は日頃からチェックしているので計算の単元は省きましたが、
今日から通い始めた人は計算のチェックから始めました。
答え合わせをして〇が付いた問題でも、いくつかやり直しをしてもらいました。
正解ならいいというわけにはいきません。
解き方に問題がある場合は、来年以降通用しなくなります(正解率が下がっていきます)。
正解率を上げるためにどうあるべきかを説明して、やり直してもらいます。
このような稽古を繰り返すことで、意識とスキルが向上し、成績が安定してくるのです。
英語の方も、今日からの人は、知らないことだらけだったと思います。
それは仕方がないです。重要なことでも、教科書に書いていないことが多いですから。
通塾歴の長い人はそういった知識も頭に入っているのでスラスラできますが、
一日や二日でそうなったわけではありません。数か月かけて作り上げたものです。
今日からの人は、今日が出発点です。
継続してスキルを上げていきましょう。
来週からは小学生の夏期講習も開幕します。
今週は体験授業が2件ありましたが、今のうちにやっておかなければならないことがいろいろありますね。いくつか発見しました。
来週から一つ一つ手を打っていきます。
後から振り返った時に、あの時やっておいてよかったと思えるはずです。
全員、数学、英語を中1の1学期から復習しました(必要に応じて、小学校からやり直したりもします)。
過去の学年まで遡って復習するのは、苦手科目だけではありません。
得意科目であっても、不足している何かを身につけるために、復習は欠かせません。
通塾歴の長い人は日頃からチェックしているので計算の単元は省きましたが、
今日から通い始めた人は計算のチェックから始めました。
答え合わせをして〇が付いた問題でも、いくつかやり直しをしてもらいました。
正解ならいいというわけにはいきません。
解き方に問題がある場合は、来年以降通用しなくなります(正解率が下がっていきます)。
正解率を上げるためにどうあるべきかを説明して、やり直してもらいます。
このような稽古を繰り返すことで、意識とスキルが向上し、成績が安定してくるのです。
英語の方も、今日からの人は、知らないことだらけだったと思います。
それは仕方がないです。重要なことでも、教科書に書いていないことが多いですから。
通塾歴の長い人はそういった知識も頭に入っているのでスラスラできますが、
一日や二日でそうなったわけではありません。数か月かけて作り上げたものです。
今日からの人は、今日が出発点です。
継続してスキルを上げていきましょう。
来週からは小学生の夏期講習も開幕します。
今週は体験授業が2件ありましたが、今のうちにやっておかなければならないことがいろいろありますね。いくつか発見しました。
来週から一つ一つ手を打っていきます。
後から振り返った時に、あの時やっておいてよかったと思えるはずです。
中学生
2023年7月15日(土) 数学・算数の基礎
夏期講習の前に、小学生から受験生まで、全学年、計算の基礎を固めるトレーニングをしています。
1学期は計算の単元が多かったので、これをしっかりやっておかないと2学期以降に進めません。
解き方を習って、
習ったとおりにやってみて、
答え合わせをして、正解!
でも、これで終わりではありません。
ここでようやくスタートラインに立ったのです。
勉強はここからです。
テキストには計算の解き方が書いてありますが、それをただ読んで説明するだけでは指導とは言えません。
解き方を知っていてもミスが多ければ話になりませんし、時間がかかりすぎるのもいけません。
ここからが指導です。
余談になりますが、
タブレットを生徒全員に渡して、計算練習と漢字練習は全てタブレットを使った家庭学習で済ませている小学校が増えてきているようです。
いずれこの地域もすべての学校でそうなるかもしれませんが、これは指導放棄です(タブレットで解き方を確認しただけだからです)。
計算は数学・算数の基礎。
これこそ担当の教師が授業および宿題できちんと指導すべきです。
よく、
「計算はできるけど文章題が苦手です。」という小学生や、
「基本問題はできるけど応用問題が苦手です。」という中学生がいますが、
それはまずあり得ません。
文章題や応用問題ができないのは、
計算に不安がある、
基礎が固まっていない
のが原因です。
計算などの基礎基本の作業にかなり頭を使ってしまうから、問題を解くことに集中できないのです。
計算は、早く、正確に。
どちらかに片寄っている人が多いと思います。
そこそこできる人でも、早く、正確に解くための判断が甘い。
基礎基本に対する意識が甘い。
だから指導者の指導が必要なのです(ちなみにうちの指導者は、全員人間です。映像授業とかAIは使いません)。
計算に関しては宿題の指導も交えて細かくやります。
「早く」と「正確に」が両立できるまで、繰り返し指導します(意識改革)。
意識が向上して早く正確に計算できるようになると、成績が安定してきます。
体験談のページに、苦手の数学を克服した人の体験談がいくつか載っていますが、
どの子にも能力発達の段階を確実に踏ませるようにしています(計算が早く正確にできるようにするところから始めました)。
もうひとつ余談を挟みますが、最近お会いしたある方から、
「うちの子の友達がシリウスに通っていたらしくて、数学がかなりできるようになったと聞きました。」
と言われました。
その方のお子さんの学年は、数学が得意だった子はほとんどいなかったように記憶していますが、
確かに3から5になった子がかなり多かった学年です。
数学が苦手だった子でも、基礎基本に忠実に、何事もきっちりこなせるようになると、成績が安定してくるのです。
で、気づいたら通知表に5がついていました(基礎が固まっていなかったら、通知表に5がつくことはありません)。
数学・算数の基本は計算。
基礎基本訓練をみっちり積んで、計算の精度を上げること。
うちは基礎基本を大事にしていきたいと思います。
1学期は計算の単元が多かったので、これをしっかりやっておかないと2学期以降に進めません。
解き方を習って、
習ったとおりにやってみて、
答え合わせをして、正解!
でも、これで終わりではありません。
ここでようやくスタートラインに立ったのです。
勉強はここからです。
テキストには計算の解き方が書いてありますが、それをただ読んで説明するだけでは指導とは言えません。
解き方を知っていてもミスが多ければ話になりませんし、時間がかかりすぎるのもいけません。
ここからが指導です。
余談になりますが、
タブレットを生徒全員に渡して、計算練習と漢字練習は全てタブレットを使った家庭学習で済ませている小学校が増えてきているようです。
いずれこの地域もすべての学校でそうなるかもしれませんが、これは指導放棄です(タブレットで解き方を確認しただけだからです)。
計算は数学・算数の基礎。
これこそ担当の教師が授業および宿題できちんと指導すべきです。
よく、
「計算はできるけど文章題が苦手です。」という小学生や、
「基本問題はできるけど応用問題が苦手です。」という中学生がいますが、
それはまずあり得ません。
文章題や応用問題ができないのは、
計算に不安がある、
基礎が固まっていない
のが原因です。
計算などの基礎基本の作業にかなり頭を使ってしまうから、問題を解くことに集中できないのです。
計算は、早く、正確に。
どちらかに片寄っている人が多いと思います。
そこそこできる人でも、早く、正確に解くための判断が甘い。
基礎基本に対する意識が甘い。
だから指導者の指導が必要なのです(ちなみにうちの指導者は、全員人間です。映像授業とかAIは使いません)。
計算に関しては宿題の指導も交えて細かくやります。
「早く」と「正確に」が両立できるまで、繰り返し指導します(意識改革)。
意識が向上して早く正確に計算できるようになると、成績が安定してきます。
体験談のページに、苦手の数学を克服した人の体験談がいくつか載っていますが、
どの子にも能力発達の段階を確実に踏ませるようにしています(計算が早く正確にできるようにするところから始めました)。
もうひとつ余談を挟みますが、最近お会いしたある方から、
「うちの子の友達がシリウスに通っていたらしくて、数学がかなりできるようになったと聞きました。」
と言われました。
その方のお子さんの学年は、数学が得意だった子はほとんどいなかったように記憶していますが、
確かに3から5になった子がかなり多かった学年です。
数学が苦手だった子でも、基礎基本に忠実に、何事もきっちりこなせるようになると、成績が安定してくるのです。
で、気づいたら通知表に5がついていました(基礎が固まっていなかったら、通知表に5がつくことはありません)。
数学・算数の基本は計算。
基礎基本訓練をみっちり積んで、計算の精度を上げること。
うちは基礎基本を大事にしていきたいと思います。
中学生
