2025年10月 アーカイブ
2025年10月24日(金) 判断力を磨く
最近また、宿題の解き直しを指示することが増えてきました。
特に中1。
中学校生活にも完全に慣れて、「慢心」が起こりやすい時期です。
「中だるみ」とも言います。
先週は、計算問題で答えが合っている問題でも何問か解き直してもらいましたが、
やり直しの理由は、「効率が悪い」ということでした。
早く解くためには省けるところは省く
1度で済むことを2度もしない
途中式を書く必要のないところは書かない
とうことを意識して、「早く正確に」解ける能力を身につけるためです。
今週もまた同じ人に解き直しの指示をしましたが、
今度は、
途中の式をしっかり書くように
でした。
先週は「書かずに暗算でするように」と言われて、
今週は「暗算でやらずにしっかり書いて計算するように」と言われる。
答えが合っているのだからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、
現状では判断力が今一つだということです。
先週、「暗算で」と言われたからという理由で、「暗算でやらなければならないのか」と思ったのかもしれませんが、
今週の宿題は別問題です。
先生に暗算でやるように言われたから暗算で解いたとうことであれば、
大事な判断を先生に委ねたということであって、自分で判断していないことになります。
暗算でやれと言われたから暗算でやる
途中式を書けと言われたから書く
これでは「言われたことしかやれない人」のままです。
今週の宿題の問題は、「暗算でやるとミスをする可能性が高い」問題でした。
「ミスを防ぐために途中式をしっかり書く」という判断をすべきです。
早く解くというのも大事ですが、ミスをする可能性を最小限に止めることもしなければなりません。
何事も「早く正確に」が大前提です。「早く」と「正確に」のバランスを取るのは当然ながら自分です。
自分ですべき判断は自分で責任を持って行い、自分から行動できる人にならなければなりません。
宿題は「定着させるための反復練習」です。
何を定着させるのかというと、
計算問題であれば計算の解き方ですが、それだけではなく、
問題を目の前にして、「自分は今ここで何をしなければならないか」を考えて、「適切な判断を下す」という習慣も含みます。
難しくもない計算問題であっても、その大事な「判断」の練習する機会でもあるのです。
次にまた同じような宿題が出されたとしたら、その時は適切な判断ができているはずです。こうして判断能力が鍛えられていきます。
学力向上には反復練習が不可欠です。反復練習を続けることで理解度が深まり、勉強の質が向上していきます。
特に中1。
中学校生活にも完全に慣れて、「慢心」が起こりやすい時期です。
「中だるみ」とも言います。
先週は、計算問題で答えが合っている問題でも何問か解き直してもらいましたが、
やり直しの理由は、「効率が悪い」ということでした。
早く解くためには省けるところは省く
1度で済むことを2度もしない
途中式を書く必要のないところは書かない
とうことを意識して、「早く正確に」解ける能力を身につけるためです。
今週もまた同じ人に解き直しの指示をしましたが、
今度は、
途中の式をしっかり書くように
でした。
先週は「書かずに暗算でするように」と言われて、
今週は「暗算でやらずにしっかり書いて計算するように」と言われる。
答えが合っているのだからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、
現状では判断力が今一つだということです。
先週、「暗算で」と言われたからという理由で、「暗算でやらなければならないのか」と思ったのかもしれませんが、
今週の宿題は別問題です。
先生に暗算でやるように言われたから暗算で解いたとうことであれば、
大事な判断を先生に委ねたということであって、自分で判断していないことになります。
暗算でやれと言われたから暗算でやる
途中式を書けと言われたから書く
これでは「言われたことしかやれない人」のままです。
今週の宿題の問題は、「暗算でやるとミスをする可能性が高い」問題でした。
「ミスを防ぐために途中式をしっかり書く」という判断をすべきです。
早く解くというのも大事ですが、ミスをする可能性を最小限に止めることもしなければなりません。
何事も「早く正確に」が大前提です。「早く」と「正確に」のバランスを取るのは当然ながら自分です。
自分ですべき判断は自分で責任を持って行い、自分から行動できる人にならなければなりません。
宿題は「定着させるための反復練習」です。
何を定着させるのかというと、
計算問題であれば計算の解き方ですが、それだけではなく、
問題を目の前にして、「自分は今ここで何をしなければならないか」を考えて、「適切な判断を下す」という習慣も含みます。
難しくもない計算問題であっても、その大事な「判断」の練習する機会でもあるのです。
次にまた同じような宿題が出されたとしたら、その時は適切な判断ができているはずです。こうして判断能力が鍛えられていきます。
学力向上には反復練習が不可欠です。反復練習を続けることで理解度が深まり、勉強の質が向上していきます。
中学生
2025年10月23日(木) シリウス紀行【38】北海道函館市
北海道函館市。
函館(箱館)は、江戸時代後期に北方航路が開拓され、漁業の基地として栄えました。

(航路の開発や漁場の経営に尽力した江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛の銅像)
1854年(安政元年)に日米和親条約が結ばれると、


(現在の函館港)
箱館は下田(静岡県下田市)とともに開港しました。



(異国情緒漂う函館の街並み)
1864年(元治元年)には徳川幕府によって西洋式の城郭「五稜郭」が築かれ、

(現在の五稜郭)
箱館奉行所が元町から移転しましたが、幕府の崩壊によりわずか4年で奉行所としての役目を終えました。

(平成22年に復元された箱館奉行所)
1868年(明治元年)10月、明治新政府に引き渡された五稜郭を旧幕府軍が占領すると、翌年5月には新政府軍による箱館総攻撃が行われました。



(五稜郭に残る堀、石垣、土塁)
旧幕府軍は五稜郭を本拠地として抵抗しましたが敗れ、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに勃発した戊辰戦争はここに終結しました。
「五稜郭」
(北海道函館市)
JR函館本線函館駅より函館市電で約15分、「五稜郭公園前」電停下車、徒歩約10分

(函館の夜景)
函館(箱館)は、江戸時代後期に北方航路が開拓され、漁業の基地として栄えました。

(航路の開発や漁場の経営に尽力した江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛の銅像)
1854年(安政元年)に日米和親条約が結ばれると、


(現在の函館港)
箱館は下田(静岡県下田市)とともに開港しました。



(異国情緒漂う函館の街並み)
1864年(元治元年)には徳川幕府によって西洋式の城郭「五稜郭」が築かれ、

(現在の五稜郭)
箱館奉行所が元町から移転しましたが、幕府の崩壊によりわずか4年で奉行所としての役目を終えました。

(平成22年に復元された箱館奉行所)
1868年(明治元年)10月、明治新政府に引き渡された五稜郭を旧幕府軍が占領すると、翌年5月には新政府軍による箱館総攻撃が行われました。



(五稜郭に残る堀、石垣、土塁)
旧幕府軍は五稜郭を本拠地として抵抗しましたが敗れ、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに勃発した戊辰戦争はここに終結しました。
「五稜郭」
(北海道函館市)
JR函館本線函館駅より函館市電で約15分、「五稜郭公園前」電停下車、徒歩約10分

(函館の夜景)
紀行
2025年10月21日(火) 読書の秋
タイトルは「読書の秋」になっていますが、一年中、とにかく文章を読みましょう。
全体的に「読む」能力の低下を感じます。今年は特にそう感じます。
きちんと読まない。
正確に読めない。
そんな子が非常に多いです。
問題文を読む段階でエラーが起こったら、不正解になる確率は極めて高いですよね。
小学生の授業では音読と暗唱の時間を設けて読むトレーニング(目的は「読む」ことだけではないですが)を行っていますが、動画ばかり見てないで、日常生活で本や新聞など(もちろん教科書もよいです)、紙媒体の文章を読む習慣を作りましょう。
そこで「読書の秋」です。
きっかけを作りましょう。
「活字離れ」ということが随分前から言われていますが、やはり読書はした方がいいと思います。
ちょっとはスマホや動画から離れましょう。
デジタル主体の生活は記憶力などにも悪影響を及ぼすのでやめましょう。
文章を読む習慣がない人は、長文の問題文を読むのが大変なんですよ。最後まで読み切る前に集中力が切れてしまいます。
読書は集中力や思考力がつくし、なんといっても熟語の宝庫です。語彙力もつきます。
漫画や子供向けに読みやすくした本も読書の習慣をつけるための導入としてはよいのですが、小学校高学年くらいになったら少し難しめの文章がよいと思います。
家庭では新聞をめくる習慣をつけたいですね。
興味のある話題や身近な地域の記事に目を通すといいと思います。
高学年にもなると読める漢字も多くなってきているので、新聞や雑誌もある程度は読めるはずです(漢字の練習をサボるとそうはいきませんが)。
文章を読む習慣、これを小学生のうちに作るといいと思います。
それから高校生になると電車で通学する人も多くなると思いますが、
電車の中での過ごし方としておすすめなのは、やはり読書です。
テスト週間になると電車内でテキストや単語帳をめくって試験範囲の復習に勤しんでいる高校生をよく見ますが、
テストが済んだらテキスト以外の本で読書をした方がいいと思います。
気分転換にもなるし、生活が豊かになります。
全体的に「読む」能力の低下を感じます。今年は特にそう感じます。
きちんと読まない。
正確に読めない。
そんな子が非常に多いです。
問題文を読む段階でエラーが起こったら、不正解になる確率は極めて高いですよね。
小学生の授業では音読と暗唱の時間を設けて読むトレーニング(目的は「読む」ことだけではないですが)を行っていますが、動画ばかり見てないで、日常生活で本や新聞など(もちろん教科書もよいです)、紙媒体の文章を読む習慣を作りましょう。
そこで「読書の秋」です。
きっかけを作りましょう。
「活字離れ」ということが随分前から言われていますが、やはり読書はした方がいいと思います。
ちょっとはスマホや動画から離れましょう。
デジタル主体の生活は記憶力などにも悪影響を及ぼすのでやめましょう。
文章を読む習慣がない人は、長文の問題文を読むのが大変なんですよ。最後まで読み切る前に集中力が切れてしまいます。
読書は集中力や思考力がつくし、なんといっても熟語の宝庫です。語彙力もつきます。
漫画や子供向けに読みやすくした本も読書の習慣をつけるための導入としてはよいのですが、小学校高学年くらいになったら少し難しめの文章がよいと思います。
家庭では新聞をめくる習慣をつけたいですね。
興味のある話題や身近な地域の記事に目を通すといいと思います。
高学年にもなると読める漢字も多くなってきているので、新聞や雑誌もある程度は読めるはずです(漢字の練習をサボるとそうはいきませんが)。
文章を読む習慣、これを小学生のうちに作るといいと思います。
それから高校生になると電車で通学する人も多くなると思いますが、
電車の中での過ごし方としておすすめなのは、やはり読書です。
テスト週間になると電車内でテキストや単語帳をめくって試験範囲の復習に勤しんでいる高校生をよく見ますが、
テストが済んだらテキスト以外の本で読書をした方がいいと思います。
気分転換にもなるし、生活が豊かになります。
その他
2025年10月15日(水) 手を打っておいてよかった
4年前のブログで、こんなことを書きました。
先に手を打っておいた方がよい(2021年5月8日)
この日のブログに出てくる「この春に入塾した子たち(小学生)」。
入塾してすぐ、小学1年生から数年間放置されていた「穴」が見つかったので、急遽授業計画を変更して基礎の基礎から特訓を始めました。
彼らは今、中学生です。
先日の期末テストは、大健闘といっていいと思います。
あの時手を打っていなかったら授業についていくのに精一杯か、ついていけてないと思います。
数年かけて積み上げてきた土台があるから、何とかなっているのです。
手を打っておいてよかったと思いました。
個別指導塾にありがちな、
「詳しく説明してあげる授業」
ではダメなのです。
小学生は、たとえ成績が良くても、何らかの「穴」はあると思います。
今の小学校のシステムでは、確実に放置されます。
成績がいい人ほど放置の期間が長くなります。
小学生のみなさん、今のうちに
スキルが向上するトレーニング
をしておきましょう。
先に手を打っておいた方がよい(2021年5月8日)
この日のブログに出てくる「この春に入塾した子たち(小学生)」。
入塾してすぐ、小学1年生から数年間放置されていた「穴」が見つかったので、急遽授業計画を変更して基礎の基礎から特訓を始めました。
彼らは今、中学生です。
先日の期末テストは、大健闘といっていいと思います。
あの時手を打っていなかったら授業についていくのに精一杯か、ついていけてないと思います。
数年かけて積み上げてきた土台があるから、何とかなっているのです。
手を打っておいてよかったと思いました。
個別指導塾にありがちな、
「詳しく説明してあげる授業」
ではダメなのです。
小学生は、たとえ成績が良くても、何らかの「穴」はあると思います。
今の小学校のシステムでは、確実に放置されます。
成績がいい人ほど放置の期間が長くなります。
小学生のみなさん、今のうちに
スキルが向上するトレーニング
をしておきましょう。
小学生
2025年10月2日(木) 当たり前のことを当たり前に
かなり前から気になっていることですが、最近また特に感じるようになったので、書いておきます。
最近入塾した子の多くが、
計算のルールを無視して、自分勝手なルールで計算していました。
数学・算数が苦手な子だけではなく、得意な子でも平気でやっています。
これは非常にまずいです。
放置してはいけません。
計算だけでなく、さまざまな方面に悪影響を及ぼします。
勝手にルールを作るという悪い習慣ができると、「きっちりやる」という意識が作れません。
当たり前のことをきっちりやるというのが基礎学力の核となります。
当たり前のことを当たり前にやる。
これを徹底することで基礎が固まります。
中学生の数学で、
3×(−5)と書くべきところを、
3×−5
と平気で書く子がいますが、そんなことをする子には必ず指導します。
( )をつけるのがルールだからというだけではありません。
「これくらいいいだろう」という意識がいけません。
そういう悪い習慣が学力の向上を妨げるのです。
これは勉強だけではなく、物事に取り組む姿勢にもつながっていきます。
取り組んだものは最後まできっちりやるという姿勢を作らなければなりません。
あと、丁寧な字を書くとか、字を書くときは利き手だけでなくもう一方の手をノートに添えて固定するとか、机の上は整理整頓するとか。
この辺の注意もよくしています。
先月の中間テストで自己ベストを更新した子たちは当たり前にやっています。
最初はそうじゃなかったですが、やはりきっちりやるようになると、意識が変わってきます。
「この子は最近意識が変わってきたな。」と感じられるようになると、テストの結果も変わってくるものです。
最近の小中学生には、まずこういった「当たり前のこと」ができていない子が多いのです(小学校でそういう指導が徹底されていない)。
成績アップ、学力向上というと、教えてもらった知識や方法が蓄積していくイメージが強いと思いますが、
当たり前のことが当たり前にできていないようでは蓄積していきません。
指導を受けたことを吸収する意識ではないからです。
最初に直すべきものは直す。
物事に取り組む姿勢を作る。
まずはこれです。
小学生のうちに作っておかなければならないものです。
10年ほど前から、教育現場で自主性や主体性が重視されるようになりましたが、
物事には段階というものがあります。まずは、
言われたことを、言われた通りにやりなさい。
お手本通りにやりなさい。
これを徹底的に訓練しないと、基礎は作れません。
今の小学校は、これを訓練する場ではありません。
自主性や主体性を尊重することが、なぜか
「強制することはいけない」となって、
言われた通りに、お手本通りに、
を徹底指導することがなくなってしまいました。
言われた通りに、お手本通りに、
を低学年から徹底しておかないと、
先生の指示を「注意深く聞く」、
お手本を「注意深く観察する」
ことができません(つまり見たり聞いたりしたものが頭に入りません)。
これでは「学ぶ力」が向上しません。
精神面も成長しません。
当たり前のことが当たり前にできているか、
定期的に点検してみてください。
最近入塾した子の多くが、
計算のルールを無視して、自分勝手なルールで計算していました。
数学・算数が苦手な子だけではなく、得意な子でも平気でやっています。
これは非常にまずいです。
放置してはいけません。
計算だけでなく、さまざまな方面に悪影響を及ぼします。
勝手にルールを作るという悪い習慣ができると、「きっちりやる」という意識が作れません。
当たり前のことをきっちりやるというのが基礎学力の核となります。
当たり前のことを当たり前にやる。
これを徹底することで基礎が固まります。
中学生の数学で、
3×(−5)と書くべきところを、
3×−5
と平気で書く子がいますが、そんなことをする子には必ず指導します。
( )をつけるのがルールだからというだけではありません。
「これくらいいいだろう」という意識がいけません。
そういう悪い習慣が学力の向上を妨げるのです。
これは勉強だけではなく、物事に取り組む姿勢にもつながっていきます。
取り組んだものは最後まできっちりやるという姿勢を作らなければなりません。
あと、丁寧な字を書くとか、字を書くときは利き手だけでなくもう一方の手をノートに添えて固定するとか、机の上は整理整頓するとか。
この辺の注意もよくしています。
先月の中間テストで自己ベストを更新した子たちは当たり前にやっています。
最初はそうじゃなかったですが、やはりきっちりやるようになると、意識が変わってきます。
「この子は最近意識が変わってきたな。」と感じられるようになると、テストの結果も変わってくるものです。
最近の小中学生には、まずこういった「当たり前のこと」ができていない子が多いのです(小学校でそういう指導が徹底されていない)。
成績アップ、学力向上というと、教えてもらった知識や方法が蓄積していくイメージが強いと思いますが、
当たり前のことが当たり前にできていないようでは蓄積していきません。
指導を受けたことを吸収する意識ではないからです。
最初に直すべきものは直す。
物事に取り組む姿勢を作る。
まずはこれです。
小学生のうちに作っておかなければならないものです。
10年ほど前から、教育現場で自主性や主体性が重視されるようになりましたが、
物事には段階というものがあります。まずは、
言われたことを、言われた通りにやりなさい。
お手本通りにやりなさい。
これを徹底的に訓練しないと、基礎は作れません。
今の小学校は、これを訓練する場ではありません。
自主性や主体性を尊重することが、なぜか
「強制することはいけない」となって、
言われた通りに、お手本通りに、
を徹底指導することがなくなってしまいました。
言われた通りに、お手本通りに、
を低学年から徹底しておかないと、
先生の指示を「注意深く聞く」、
お手本を「注意深く観察する」
ことができません(つまり見たり聞いたりしたものが頭に入りません)。
これでは「学ぶ力」が向上しません。
精神面も成長しません。
当たり前のことが当たり前にできているか、
定期的に点検してみてください。
小学生
