2026年5月 アーカイブ
2026年5月29日(金) 収穫
今回のテストで注目していた子が数人います。
詳細は言えませんが、予想通り自己ベストを更新していました。
この子たちは、完全に勉強が苦手な子たちです。
戻るべきところまで戻って、数ヶ月間、あるいは1年以上、基礎基本の訓練を地道に続けてきました。
当たり前のことを確実にできるようにする。
これを徹底して続けてきました。
一度授業を受けただけならほとんど何も変わりませんが、基礎基本の訓練を続けているとスキルが上がってくるんですね。
言葉に表すのは難しいのですが(詳細は書けませんし)、意識の面など、最近明らかに変わってきたんですよ。
だから確実に上がるだろうと思いました。
今回の一番の収穫でしたね。
5月1日のブログで、「入塾したばかりの子は基礎基本ができていない」というようなことを書きましたが、
勉強が苦手なタイプの子だけではありません。
成績はまずまずなんだけど、伸び悩んでいるタイプですね。
そこそこ成績が良くても、小学校まで戻って復習する必要はあるかなと思います(今の小学校は、基礎学力が身につくようなことはやってくれません)。
ただ、またすぐに期末テストがあるので、それまではそれに向けて集中するとして、
そのあとの7、8月がチャンスですのでそこを有効に使うことにします。
さて、6月には前期保護者懇談会があります。
詳しくはその時にお話しします。
2026年5月23日(土) 令和8年度第2回愛知全県模試を行いました
※第1回は新年度前なので実施しません
※座席数の都合上、全県模試は塾生の方のみに限定させていただいております
愛知全県模試は、愛知県公立高校入試の模擬試験です。
初めて受験する人も多いので、監督中に問題を解いている様子を観察させてもらいました。
試験中の「作法」等について、今後の授業等でお伝えしなければいけないことがいくつかあると感じました。
模試の目的は、第一に今の自分の力を把握することです。どうしても志望校の合格判定ばかりに目が向きがちですが、これに一喜一憂する必要はありません。
今の自分ができていないところを発見し、今後の学習に役立てるためでもあるのです。
そしてもう一つ、模試や学力テストもまた「教材」の一つであるということ。
普段の定期テストと違って、英語や国語で出題される長文問題は、当然ながら「初めて読む文章」ということになります。模試は、「文章読解訓練」の機会でもあるのです。
本番と同じ「試験」という形式でないと身につかないものもたくさんあります。
全県模試のほかにも、入試前にはファイナル模試というものもあります。
いろいろなものが得られるチャンスだと思って受験するようにしてください。
2026年5月22日(金) シリウス紀行【45】愛知県豊田市
愛知県豊田市。

(現在の豊田市中心部)
自動車産業で有名な豊田市は、かつて「挙母(ころも)市」という市名でした。

(駅名に残る「挙母」地名)
江戸時代には挙母(衣)藩によって、現在の豊田市中心部に挙母城と城下町が築かれました。

(水害により未完成に終わった挙母城[桜城]跡に残る石垣=豊田市元城町)

(丘陵上に移転して築かれた挙母城[七州城]跡=豊田市小坂本町)

(挙母城[七州城]跡に残る石垣と、再建された隅櫓=豊田市小坂本町)



(挙母城[七州城]城下町の町並み=豊田市樹木町・常盤町・上挙母町)
この地域は矢作川などの水運を利用して古くから産業が発達し、明治・大正時代には養蚕・製糸業が盛んでしたが、

(豊田市中心部を流れる矢作川)
昭和に入って自動車工場が建設され、乗用車、トラック、バスなどの生産が始まると、挙母は自動車産業の中心地となりました。


(論地ヶ原と呼ばれる原野に建設された大手自動車メーカー本社工場=豊田市トヨタ町)
昭和34年(1959年)には自動車メーカーの社名にちなんで、挙母市から豊田市へと市名が改められました。

(名鉄豊田市駅)
現在では豊田市付近に多くの自動車関連工場が集まり、地域全体で自動車の生産が行われています。
☆アクセス
「挙母城(七州城)跡・豊田市博物館」
(愛知県豊田市小坂本町)
名鉄三河線 豊田市駅・愛知環状鉄道 新豊田駅より徒歩約15分
名鉄三河線 上挙母駅・愛知環状鉄道 新上挙母駅より徒歩約15分
「挙母城(七州城)・城下町の町並み」
(愛知県豊田市樹木町・常盤町・上挙母町)
名鉄三河線 上挙母駅・愛知環状鉄道 新上挙母駅より徒歩数分
「挙母城(桜城)跡」
(愛知県豊田市元城町)
名鉄三河線 豊田市駅・愛知環状鉄道 新豊田駅より徒歩約10分
2026年5月19日(火) 応用力の正体
感想は…
毎回同じになりますが、
長く通っているベテランの人たちは進みが早い。
入ったばかりの人は遅い人が多い。
その差は、これもいつも言っていることですが、
基礎基本が自動化できているかどうかです。
自動化とは無意識にサッとできる状態を言います。
練習を積むと、できるようになってくる。
授業を受けて、指導を受けたのと同じようにやってみる。1回だけでは理解できない。
でも何度もやってるとできるようになる。
練習を積まないと自動化まで行かない。
だから練習を積ませます。
「基本問題はできるけど、応用問題ができない」
という人は多いと思いますが、
応用問題ができるようになりたいからといって、
難しい問題にアタックしてばかりでは、
できるようにはなりません(スキルが向上しません)。
応用力とは、
基礎基本を自由自在に使いこなせる力
のことです。
応用問題ができないと嘆いてばかりの人は、
基礎基本が「できる」レベルに達していないはずです。
そのような人は、難しい問題にアタックしてばかりで、基礎基本の強化をしようとしない。
「出来難きことを憂いて、出来易きことを勤めず」(『二宮翁夜話』)
「できる」レベルとは、
基礎基本を自由自在に使いこなせる状態(自動化)
をいいます。
自動化までもっていくのは簡単なことではありません(ベテランの人も入ったばかりの頃は自動化できていなかったので遅かったです)。
まずは基礎基本を手間暇をかけて反復練習することが重要です。
基礎基本が自動化できるようになると、応用力は自然に育ってくるものです。
「出来易き事を勤め」、「小積もりて大となればなり」です。(『二宮翁夜話』)。
中間テストが終わったら1ヶ月後には期末テストがあるので、
6月まではテスト勉強に集中します。
でもその後はもっと大事です(夏休みですね。現在計画中)。
習ったものがたまったら、知識の整理整頓をしないと2学期以降使いこなせる(自動化)ようにはなりません。
もちろん「2学期以降」というのは来年以降も含みます。
復習できるときにしっかり復習しておくことによって、
基礎基本の自動化が実現します。
2026年5月11日(月) 中間テスト対策演習
先週末に、中間テスト対策演習を2日間実施しました。
平日の通常授業とは別枠の特別演習です。
2日間のうちの1日は、数学のテスト形式の訓練です。わかりやすくいえば「練習試合」みたいなものです。
スポーツの練習でもそうですが、試合形式でやると、普段の練習では見えないものが見えてくるのです。
改善すべき点がいくつも見えてきます。
一通り問題を解いた後で、注意すべき点を一人ひとり指導していきます。
これが目的ですね。
個別指導塾の授業でありがちなのが、優しく丁寧に教えるだけ教えて、無理やりにでも正解する方へ持って行くことです(「ちゃんと指導してますよ。」という保護者様へのアピールです)。
正解する方に持って行くから、躓くことがあまりないのです。生徒さんも時間をかけて教えてもらったのだから「理解できました。めでたしめでたし。」みたいに感じると思いますが、それだけでは、躓いて気をつけるべき点に気づけたり、教訓が得られたりということがないので、かえって損をしていることになります。
だからこのような機会を設けているのです。
間違える→指導を受ける→注意すべきポイントを意識する→再度問題を解く→正解
この段階を繰り返さないと、質が向上しません。正解が増えません。
普段の授業でも、初心者がかなりの確率で間違えるような問題をやらせてみることがあります(あえて間違えるという方向に持って行きます)。
解かせてみると、期待通り間違える(笑)。
そこで容赦なく×をつけます。ガックリきますよね。「自信持って解いたのに、なんでや。」と。
ここが一番大事なところです。まず「なぜ間違えたのか。」を考えてもらいます。そして、正解するためにはどういう点に気をつけるべきかを説きます。
間違える→指導を受ける→注意すべきポイントを意識する→再度問題を解く→正解
これを繰り返して、「なんとなくできる」状態から「スラスラ解ける」状態をめざしましょう。
