2016年9月7日(水) 得点に結びつかない原因

昨日の授業で、中3のある生徒に英語のプリントをやらせてみました。
普通の復習用のプリントです。
この人は夏休み前に入塾しました。入塾当初は英語の基礎が脆かったのですが、
以前は×だった問題も、最近ではだいぶ〇がつくようになってきました。

でも、先日実施した全県模試の英語は、かなり悪いはずです。
結果が出るのはかなり先ですが、いいはずがありません。

何故か?

全県模試は高校入試の模擬試験だからレベルが高いと言ってはそれまでですが、試験は今までに学習したことをすべて頭の中に入れて回答しなければなりません。

この人は英語の問題がある程度できるようになってから日が浅いので、
つまり、キャリアが浅い。新人レベルです。

一般企業でも、例えば新入社員が、先輩から教えられて、あるいはマニュアルを頭に叩き込んで業務に臨んだとしても、手順を一つ飛ばしてしまったとかいうことがよくあります。大多数の社会人の人が、まだ新人だったころにそういう失敗をした経験があるのではないでしょうか。

どうしてそのようなミスが起こるかというと、経験の浅い人はいろいろなところに注意を向ける余裕がない。一点に意識が行ってしまうと、他のところは見えなくなってしまいます。

基礎基本のプリントでできるようになったばかりの「新人」の子が、模試で点が取れないのも同じでしょう。中3にもなると、英語のたった1問の問題に回答するだけでもたくさんの判断基準を頭の中に入れておかないといけませんし、そのすべてに注意を向けないといけないのですが、初めはこれができません。

模範解答を見て自分が書いた答えがあっているかを確認したときに、
「あ~っ!」と思ったはずです。知っていることなのに、問題を解いている時にはそちらの方に意識が行かずに正確な判断ができなかったということはよくあることです。できるようにするには経験を積むしかありません。
昨日の授業のように基礎基本に立ち返ることも必要ですし、入試過去問や模試等の長文問題にもトライしなければなりません。経験を積むといろいろなところに注意が向けられるようになって、〇が増えてきます。

以上は得点に結びつかない原因の一例です。
得点できない=理解できていない、勉強していない
というわけではないのです。
得点に結びつかない原因はいろいろあると思います。
まずは分析をしましょう。

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