2016年9月13日(火) 得点に結びつかない原因(2)

前回は、理解度が高まったとしても経験不足等の理由で結果に結びつかない場合があるということを書きましたが、今回は違うケースについて考えてみたいと思います。

AさんとBさんがいて、ともに苦手なある教科が40点台だとします。

二人とも弱点克服に向けて同じ教科を、同じ時間、同じ内容で数か月間の特訓をしました。

すると、数か月後にはAさんは70点台になりましたが、Bさんは相変わらず40点台のままでした。


同じ特訓をしたのに、明暗が分かれたのはなぜでしょうか。
理由を一つに絞ることは難しいのですが、少なくともBさんの方には成績アップを妨げる要素があるということです。Aさんの方にはそういった足を引っ張るような要素はなく、40点台だったのはテスト勉強をしっかりやっていなかっただけで、勉強量が増えた(あるいは勉強の質が向上したのかもしれません)から成績が上がったということでしょうか。

さて、Bさんです。成績アップを妨げる原因は何でしょうか。
テストの結果、点数や順位等の数字だけでは判断できない部分です。
答案を見て間違いの傾向を分析したり、日頃の生活態度を観察していると見えてきます。
原因を明らかにして、それを潰さないことには解決しません。

このような場合、得点が低いからたくさん勉強して点が取れるようにするというような、勉強面だけでは解決にならない場合がほとんどです。勉強面の改善だけで成績が上がるなら、Aさんのように数字に反映されるはずです。

一つ例を挙げるなら、生活習慣が乱れている人は注意力や集中力が低く、レベルを考えれば確実に正解できそうな問題でもミスをしてしまう傾向が強いです。
勉強も生活の一部である以上、生活面全般の改善も必要だということです。

他にも原因がありますが、いずれの場合も点数や順位という数字だけではわからない部分です。
日頃生徒さんたちと接していて気づいたことは、保護者面談等の機会にお話しするようにしています。

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