2017年2月17日(金) 勉強は計画的に【中学準備】

小学6年生のみなさんとその保護者様は、中学進学を目前に控えたこの時期、

部活は何をやろうかな。

とか、

勉強が難しくなるから大丈夫かな。

等と考えておられるだろうと思います。

当然のことながら、入学前に準備できるものがあればやっておくに越したことはないのですが、私共の授業でも、中学進学を見据えた訓練を行います。

大手進学塾のように「中学準備講座」というような特別枠を設けているわけではありませんが、6年生は夏休みの夏期講習から英語と数学の準備を開始しています。冬休みの冬期講習でも同様の訓練を実施します。2・3月に入塾される方はこれから春休みにかけて行います。
夏から開始した子は夏→冬→春と新しい内容を追加しながら反復訓練をして、ステップアップすることになります。

詳細は入塾時や、定期懇談でご説明しますので、ここでは少しだけ紹介するにとどめます。

数学は、6年生の時点では算数ということになりますが、数学の土台となる二本柱を構築することです。
二本柱のうちの一つは計算力です。6年生までに習った計算が一通り早く、正確にできるように訓練します。
もう一つは中1用のプリントを使用しますが、6年生でもできるやり方で訓練していきます。中学の内容を先取りするというわけではありません。あくまでも中学進学を意識した算数の復習です。このプリントがスムーズにできるようになれば学年が上がって学習内容が難しくなっても怖くはありません。

英語はまずヘボン式ローマ字が正確に書けるようにすることから始めます。
英単語の書き取りをする前に、日本の地名や人名が書けないと話になりません。

英語の最大の壁は「外国語」であるということです。それだけでもかなり大きな抵抗を感じてしまいます。無意識のうちに自分で壁を作っているといった方がいいかもしれません。
この抵抗を取り除くことをやっておかないといけません
そして春休みから4月にかけては、「読める、書ける。」ようにするための訓練を行います。
「英会話」のような高度な内容ではありません。
中学の英語の授業についていけるようにとか、学校のテストや高校入試のためというのであれば「得点力」をつけなければなりませんが、これは「会話力」とはまた別のものです。
中学準備の段階ではまず抵抗を取り除き、読める、書けるようにすることです。
学校の授業が進んでいくと新しい単語がどんどん出てくることになりますが、これを一つ一つ確実に覚えられる能力を身につけることです。
中1の夏以降に入塾してくる子で、英語の授業についていけていない子はまずこの「覚える」という習慣が身についていません。中2・中3になってこの段階から始めないといけないようでは、1年生の最初から今までの単語をマスターするだけでもかなりの時間がかかりますし、文法も1年生まで遡って復習するとなると相当な時間を費やすことになります。
ですので、一度ついていけなくなると、取り返すのは相当困難だということです。
後で取り返せばいいという考えは通用しないと思った方がいいです。

準備という点でいえば、「覚える」という訓練はもっと前からしておいた方がいいでしょう。
読めるようにする、正確に書けるという習慣を身につけるだけなら英語でなくても構いません。
小学生の段階ならまず漢字です。早い段階から英会話に取り組むのももちろんいいのですが、漢字をどれだけ書いたかというのも、いろいろな教科の勉強に影響します。
小学生時代に覚える訓練ができていない人は中学に進学してから苦労します。
理科や社会でも、中学校のテストは出題範囲も広く、覚えなければならないことがたくさんあります。

小学校のテストは範囲も狭く、大量の情報を覚えてテストに臨むという機会はなかなかないと思いますので、小学生の生徒さんには「必ず年に一回は漢字検定を受検してください。」とお願いしています。たくさんの漢字を何週間にもわたって書けるように訓練していく、こういう経験を積む機会でもあるのです。
これも大事な準備です。

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