2017年7月7日(金) 「覚える」から「考える」へ
小学生の授業は、まず「覚える」ということを重視して指導しています。
漢字、面積や体積の公式、都道府県の名前、ローマ字…
各教科に「最低限これだけは頭に入っていないといけない」というものがたくさんあります。
学年が上がれば当然増えていきます。
「覚える」という習慣をつけていかないと勉強についていけなくなります。
漢字を「覚える」ということをしてこなかった人が、英単語を時間をかけて書いて覚えるようになるとは思えません。
だからまず「覚える」ということを身につける必要があります。
でも、学年が上がってくると「覚える」だけでは通用しなくなります。
覚えた知識を使って正解を探し当てる「考える」ということが必要になってきます。
小学生のうちは「覚える」だけでもテストで高得点が取れますが、中学生になると取れなくなっていきます。
少しずつ「考える」勉強を増やしていかないといけません。
まじめで記憶力の良い人にありがちなのが、「勉強=教えてもらったことを暗記する」ことだと無意識のうちに思い込んでいて、「考える」ということをしないことです。
解説授業が中心の塾から転塾してきた人や、平均点くらいは取れているけどそれ以上の点が取れない人に多いような気がします。
今の生徒さんの中にもその傾向が強い人が何人かいます。授業での様子を見ればわかります。
教えてもらったことを覚えるのが勉強だと思っているのです。
だから講師から教えてもらうまでは自分から動こうとしない。
「受け身姿勢」なんですね。
「先生の解説を聞いてから丸暗記すればいいや。」
と、思っているはずです。
方程式の文章題みたいに、どのテキストにも載っているような決まったパターンの問題なら丸暗記でも通用すると思います。しかし、同じ数学でも図形なんかはレパートリーが無限にあります。定期テストならお決まりのパターンの問題が出たりしますが、入試だと初めて見るような問題が多いはずです。丸暗記戦法は通用しなのです。
大事なことは、初めて見る問題でも、焦らずに、自分で考えて正解につながる材料を取って来る能力を身につけることです。
人によっては小学校高学年からかもしれませんし、中学校に入ってから、あるいは高校に進学してからかもしれませんが、記憶力が良くてそればかりに頼っていた人、教えてもらったことを丸暗記するだけで何とかなっていた人はかならずどこかのタイミングで壁にぶち当たります。
「受け身姿勢」から脱却して「自分で考え、自分から動く」姿勢に転換しないと、テストの点数は上がっていきません。意識改革です。
小学校高学年や中学生はこの「考えて答えを見つける」というトレーニングを重視しています。
ただしこれには時間がかかります。
最初は自分から動けませんから。
真面目な人ほど入試レベルの難しい問題に直面したときに、「正しい方法でやらないといけない」「間違った方法でやってはいけない」「間違えてはいけない」という固定観念にしばられているので(※)、正解を探しに行けるように促す指導を行います。詳細は企業秘密です(笑)。
そうすると次第に固定観念に縛られなくなってくるので正解やそれにつながるヒントを自分で探しに行けるようになります。
時間をかけてじっくりとこれに取り組めるのは夏休みしかないと思います。
中3なんかは124時間ですが、時間をかけて行うのはこのためです。
合格体験記のページに載っているこの人などはその典型でした。
「1時間以上考えさせられた。」と書いてありますが、入試レベルの問題を、たしか2時間近くだったと思います。答えを教えに行くような解説(←これは指導とは言えません)をしていれば5分で済んだと思います。でもこれでは自分から動けるようにはならないでしょう。「受け身姿勢」だったのが、2学期にはあきらかに意識が変わっていました。自分から答えを取りに行ける姿勢に変わっていました(苦手だった数学が楽しくなったということですね)。
時間をかけて行うというのはたくさんの知識を詰め込むだけではないのです。たった1問を解くために時間をかけて、その結果意識が変わったのであれば、次から次に解説をしまくって2時間で20問消化するよりもはるかに尊いと思います。貴重な時間を、有意義に使っていきたいと思います。
※今まであまり勉強をしてこなかったと思われる、あまり真面目そうでない人が入試問題をスイスイと解いてしまうことがありますが、固定観念に縛られていなくて発想が自由なんですよね。ただし自由すぎる人は「きっちりと覚える」とか、「問題文をじっくりと読む」習慣があまりないせいか基本問題でミスが多い傾向があります(笑)。ミスを防ぐ対策にじっくりと取り組んでいきたいと思います。
漢字、面積や体積の公式、都道府県の名前、ローマ字…
各教科に「最低限これだけは頭に入っていないといけない」というものがたくさんあります。
学年が上がれば当然増えていきます。
「覚える」という習慣をつけていかないと勉強についていけなくなります。
漢字を「覚える」ということをしてこなかった人が、英単語を時間をかけて書いて覚えるようになるとは思えません。
だからまず「覚える」ということを身につける必要があります。
でも、学年が上がってくると「覚える」だけでは通用しなくなります。
覚えた知識を使って正解を探し当てる「考える」ということが必要になってきます。
小学生のうちは「覚える」だけでもテストで高得点が取れますが、中学生になると取れなくなっていきます。
少しずつ「考える」勉強を増やしていかないといけません。
まじめで記憶力の良い人にありがちなのが、「勉強=教えてもらったことを暗記する」ことだと無意識のうちに思い込んでいて、「考える」ということをしないことです。
解説授業が中心の塾から転塾してきた人や、平均点くらいは取れているけどそれ以上の点が取れない人に多いような気がします。
今の生徒さんの中にもその傾向が強い人が何人かいます。授業での様子を見ればわかります。
教えてもらったことを覚えるのが勉強だと思っているのです。
だから講師から教えてもらうまでは自分から動こうとしない。
「受け身姿勢」なんですね。
「先生の解説を聞いてから丸暗記すればいいや。」
と、思っているはずです。
方程式の文章題みたいに、どのテキストにも載っているような決まったパターンの問題なら丸暗記でも通用すると思います。しかし、同じ数学でも図形なんかはレパートリーが無限にあります。定期テストならお決まりのパターンの問題が出たりしますが、入試だと初めて見るような問題が多いはずです。丸暗記戦法は通用しなのです。
大事なことは、初めて見る問題でも、焦らずに、自分で考えて正解につながる材料を取って来る能力を身につけることです。
人によっては小学校高学年からかもしれませんし、中学校に入ってから、あるいは高校に進学してからかもしれませんが、記憶力が良くてそればかりに頼っていた人、教えてもらったことを丸暗記するだけで何とかなっていた人はかならずどこかのタイミングで壁にぶち当たります。
「受け身姿勢」から脱却して「自分で考え、自分から動く」姿勢に転換しないと、テストの点数は上がっていきません。意識改革です。
小学校高学年や中学生はこの「考えて答えを見つける」というトレーニングを重視しています。
ただしこれには時間がかかります。
最初は自分から動けませんから。
真面目な人ほど入試レベルの難しい問題に直面したときに、「正しい方法でやらないといけない」「間違った方法でやってはいけない」「間違えてはいけない」という固定観念にしばられているので(※)、正解を探しに行けるように促す指導を行います。詳細は企業秘密です(笑)。
そうすると次第に固定観念に縛られなくなってくるので正解やそれにつながるヒントを自分で探しに行けるようになります。
時間をかけてじっくりとこれに取り組めるのは夏休みしかないと思います。
中3なんかは124時間ですが、時間をかけて行うのはこのためです。
合格体験記のページに載っているこの人などはその典型でした。
「1時間以上考えさせられた。」と書いてありますが、入試レベルの問題を、たしか2時間近くだったと思います。答えを教えに行くような解説(←これは指導とは言えません)をしていれば5分で済んだと思います。でもこれでは自分から動けるようにはならないでしょう。「受け身姿勢」だったのが、2学期にはあきらかに意識が変わっていました。自分から答えを取りに行ける姿勢に変わっていました(苦手だった数学が楽しくなったということですね)。
時間をかけて行うというのはたくさんの知識を詰め込むだけではないのです。たった1問を解くために時間をかけて、その結果意識が変わったのであれば、次から次に解説をしまくって2時間で20問消化するよりもはるかに尊いと思います。貴重な時間を、有意義に使っていきたいと思います。
※今まであまり勉強をしてこなかったと思われる、あまり真面目そうでない人が入試問題をスイスイと解いてしまうことがありますが、固定観念に縛られていなくて発想が自由なんですよね。ただし自由すぎる人は「きっちりと覚える」とか、「問題文をじっくりと読む」習慣があまりないせいか基本問題でミスが多い傾向があります(笑)。ミスを防ぐ対策にじっくりと取り組んでいきたいと思います。
