2017年9月20日(水) 「やればできる」ということ

平日は毎日、だいたい3~4コマの授業を担当しています。

大手の個別指導塾だと教室長はマネジメントに専念していて(ほとんど営業に関する業務が多いと思います)、授業はほとんど他の講師に任せているところもあります。でも私は授業をやりたい派なので、他の講師と分担しながら、ほとんど全部参加しています(授業をやっていないと保護者懇談会で具体的なお話ができませんしね)。

今日も、小学生から中学生まで、3コマの授業を担当しました。
教科も、国語、算数、数学、英語、理科と4つの教科を指導しました(一番やりたいのは社会ですけどね)。

いろいろな教科の、いろいろな分野の指導をした中で、今日私が発した最も重い一言がこれです。


「もう少し考えればできるんじゃないか?」


なんとなく、突き放したような感じというか、冷たく聞こえるかもしれませんが、

その通りです。突き放しました。

英語を中1からやり直している中3の、何人かの生徒さんに言いました。
順調に来ている人はもう中3の10月(早い人は11月)まで予習を進めているのですが、
この人たちは先に進めないので、中1や中2の内容を、夏休みにやったのと同じ内容を反復練習しています。

ただ前回と決定的に異なるのは、頭の中に入っている知識の量です。
夏期講習では、頭の中に入れておかなければならない知識が圧倒的に不足していました。
これではやってもできません
そこで、詳細かつ簡潔に(←これ重要)説明しました。これをもとに回答する訓練をしました。

今回は違います。
必要な知識は備わっているはずです。
それでも問題に目を通して、ちょっとでも難しそうだと回答欄を空欄にしてしまいます。

まだ、「この問題難しそう → たぶん知らない → この問題できない」という、
一種のあきらめムードみたいな気分が抜けきらないのです(中3くらいになると盤石になってますから払拭するのが大変ですね)。

問題をちょっと見ただけで、できないと決めつけてしまっていませんか?
回答欄が空欄なら、前と同じじゃないですか。
「正解は自分で手繰り寄せるものだ。」という意識で臨まないと、○の数は増えていかないですよ。

念のために、もう一言だけ付け加えさせていただきました。
「今までやってきた手順通りにやれば、できるんじゃないか?」

手順を確認して、手順通りにやりました。



できました!



自分で正解を手繰り寄せたんですよ。
知識を増やすだけが勉強というわけではないんですよ。
知識が増えたら、自分の手で正解を手繰り寄せる訓練をしなければなりません。

「練習は本番のようにやれ。本番は練習のようにやれ。」とよく言われますが、事前の練習(勉強)でほとんどが決まるといっても、それがすべてというわけではありません。
本番の試合(試験)中にどのようにふるまうかということも勝敗にかかわってくるわけです。
本番(試験)で精いっぱい頑張るという習慣を練習(授業、訓練)の時につけておくから、本番で練習のようにふるまえるということです。

こういう経験をしないと、「やればできる」という実感は得られません。
それを知らないというのは、もったいないですよね。

こういう経験を積ませるために、毎日訓練しています。

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