2017年10月4日(水) 時間を作る
先日の投稿で、勉強法を作り上げるということを書きました。
繰り返しになりますが、成績アップの方程式が、
勉強の質×勉強の量
である以上、質を少しずつ改善していって、一定の量を確保する習慣が大事なのは言うまでもありません。
「質」の方は、先日も書きましたが、普段の授業(訓練)でやっているようなことを、普段の勉強の中に取り入れる、あるいは訓練は本番の試験を想定して行っていますので、訓練で行っている行動を、本番の試験でも行うようにする。
このような意識、「良いものは自分の勉強の中に取り入れる」という感覚で勉強していけば質は上がります。
今日の本題は、「勉強の量」の確保(拡大)です。言い換えると「勉強時間の確保」です。
「量を増やす」というと、プリントの枚数を増やすとか、テキストをもう1冊買ってくるとか、教材の量を増やすということをイメージされるかもしれませんが、教材を増やせばそれをこなす時間も増えることになるので、やはり時間の確保をどうするかということになってきます。
これについては学校や塾などの特別な場所でなくてもできます。
5年ほど前の、ちょうど今頃でしたが、その年の春に第一志望の高校に合格し、卒塾した子が戻って来るという出来事がありました。
卒塾時に、「もう戻ってくるんじゃないぞ。」と念を押しておいたにもかかわらずです(笑)。
進学先で成績不振に陥ったとのことです。
その生徒は中2から見ていて、中3の2学期にかけてかなり伸びました(内申点10点アップ!)。
2年生の成績のままだったら受験できなかったであろう高校に受験し、めでたく合格しました。
ただ、嫌な予感はしていました。
中学で成績が上がって受験校を上のランクの高校に変更した場合、進学先の高校で勉強についていけないんじゃないかと心配される方も多いのですが、「嫌な予感」というのはそういうことではありません。
入学試験をパスしている時点で授業についていけるかどうかの基準はクリアしているわけですから、原因は他のところにありそうだと思いました。
この人は合格直後にかなり浮かれている様子でした。
高校の勉強が始まるという事の重大さを自覚していませんでした。
「そんな意識では新学期が始まってから苦労するぞ。」と、何度も忠告しましたが、不安は的中してしまいました。
大学、高校、私立中学などの、入学試験を行う学校は同じくらいの学力の人が集まります。
一流企業などでも、一流大学を出た同じくらいの高い能力の人が採用されます。
ということは皆同じくらいの成績に収まりそうですが、実際に新年度が始まって一定期間が経過した後の試験結果や業績を比較してみると、かなりの差が広がっていたりします。
能力の差はあまりないとしても、勉強や仕事に対する意識の差が行動の質につながって、その結果の差がかなり大きいということだと思います。
そしてもう一つは、「時間の使い方」です。与えられた時間は誰にでも平等、1日24時間です。
これを、どう有効に使うか、これも結果に大きくかかわってきます。
この生徒は初対面ではないので実施する必要はなかったのですが、とりあえず無料体験授業(という名目の取り調べ&説教)を実施しました。
まずホワイトボードに書き出したのは、1日のスケジュール。
6:30起床
7:30出発
8:00登校
(授業・部活)
18:30下校
20:30帰宅
24:00就寝
大体こんな感じだったと思います。
明らかにおかしいですよね。
家⇔学校と、同じ区間を往復するのに、登校と下校で所要時間が全然違う!
取り調べを進めると、
下校時に友達と一緒に学校を出るので、寄り道をして、どこかで遊んでから帰宅しているという事実が判明!
高校生の時からこんな調子だと20~30年後には飲みの誘いを断れずに毎晩のようにベロンベロンに酔っぱらって帰宅するお父さんになります。奥さんも激怒するはずです。
帰宅から就寝の間には夕食や入浴の時間も含まれますし、毎日の課題と、それに加えて授業の予習もこなさなければなりません。時間が足りてません。睡眠時間は削らない方がよいので下校時間を圧縮して勉強時間を作るしかないでしょう。
私は高校時代、1日のスケジュールにはこだわっていました。
起床から下校までは固定ですが、下校から就寝までは自由です(自分で決めないといけないということですね)。曜日ごとに翌日の予習が必要な科目は決まっているので、毎日の課題に要する時間と、曜日ごとの予習に要する時間がだいたい計算できます。入学から1、2ヶ月もすればつかめると思います。曜日ごとにスケジュールをバシッと固めていました。
高校時代の思い出といえば、授業についていくだけで精いっぱいだったことが真っ先に思い浮かびます。
時間のやりくりをしないと勉強時間が足りなくなってついていけなくなるのが怖いのです。
余談になりますが、高校の3年間は無欠席でした(登校中に自転車が故障して遅刻したことはありましたが)。
小学校時代も中学校時代も、風邪で欠席したことが何度かあったと思いますが、高校の3年間は不思議とそれがありませんでした。適度に緊張感のある生活を送っていると風邪もひきにくいというのはあると思います。
今思えば、そういう生活を3年間送ったことが糧になっているような気がします。時間をやりくりするというのは、社会人になった時に必要な能力です。
現状の成績が思わしくないときにまずすべきことは、
(1)基礎学力が不足していないか?
(2)日頃の生活習慣に改善すべき点はないか?
をまず疑ってみることです。
(1)を改善するには一から復習しなおすなど、特別な機会を設ける必要があります(我々もその一端を担っています)。
(2)は不足している勉強時間を作るためです。これは家庭でもできます。上記のような1日のタイムスケジュールを書き出してみるとよいと思います。何か削れる時間があるはずです。
繰り返しになりますが、成績アップの方程式が、
勉強の質×勉強の量
である以上、質を少しずつ改善していって、一定の量を確保する習慣が大事なのは言うまでもありません。
「質」の方は、先日も書きましたが、普段の授業(訓練)でやっているようなことを、普段の勉強の中に取り入れる、あるいは訓練は本番の試験を想定して行っていますので、訓練で行っている行動を、本番の試験でも行うようにする。
このような意識、「良いものは自分の勉強の中に取り入れる」という感覚で勉強していけば質は上がります。
今日の本題は、「勉強の量」の確保(拡大)です。言い換えると「勉強時間の確保」です。
「量を増やす」というと、プリントの枚数を増やすとか、テキストをもう1冊買ってくるとか、教材の量を増やすということをイメージされるかもしれませんが、教材を増やせばそれをこなす時間も増えることになるので、やはり時間の確保をどうするかということになってきます。
これについては学校や塾などの特別な場所でなくてもできます。
5年ほど前の、ちょうど今頃でしたが、その年の春に第一志望の高校に合格し、卒塾した子が戻って来るという出来事がありました。
卒塾時に、「もう戻ってくるんじゃないぞ。」と念を押しておいたにもかかわらずです(笑)。
進学先で成績不振に陥ったとのことです。
その生徒は中2から見ていて、中3の2学期にかけてかなり伸びました(内申点10点アップ!)。
2年生の成績のままだったら受験できなかったであろう高校に受験し、めでたく合格しました。
ただ、嫌な予感はしていました。
中学で成績が上がって受験校を上のランクの高校に変更した場合、進学先の高校で勉強についていけないんじゃないかと心配される方も多いのですが、「嫌な予感」というのはそういうことではありません。
入学試験をパスしている時点で授業についていけるかどうかの基準はクリアしているわけですから、原因は他のところにありそうだと思いました。
この人は合格直後にかなり浮かれている様子でした。
高校の勉強が始まるという事の重大さを自覚していませんでした。
「そんな意識では新学期が始まってから苦労するぞ。」と、何度も忠告しましたが、不安は的中してしまいました。
大学、高校、私立中学などの、入学試験を行う学校は同じくらいの学力の人が集まります。
一流企業などでも、一流大学を出た同じくらいの高い能力の人が採用されます。
ということは皆同じくらいの成績に収まりそうですが、実際に新年度が始まって一定期間が経過した後の試験結果や業績を比較してみると、かなりの差が広がっていたりします。
能力の差はあまりないとしても、勉強や仕事に対する意識の差が行動の質につながって、その結果の差がかなり大きいということだと思います。
そしてもう一つは、「時間の使い方」です。与えられた時間は誰にでも平等、1日24時間です。
これを、どう有効に使うか、これも結果に大きくかかわってきます。
この生徒は初対面ではないので実施する必要はなかったのですが、とりあえず無料体験授業(
まずホワイトボードに書き出したのは、1日のスケジュール。
6:30起床
7:30出発
8:00登校
(授業・部活)
18:30下校
20:30帰宅
24:00就寝
大体こんな感じだったと思います。
明らかにおかしいですよね。
家⇔学校と、同じ区間を往復するのに、登校と下校で所要時間が全然違う!
取り調べを進めると、
下校時に友達と一緒に学校を出るので、寄り道をして、どこかで遊んでから帰宅しているという事実が判明!
高校生の時からこんな調子だと20~30年後には飲みの誘いを断れずに毎晩のようにベロンベロンに酔っぱらって帰宅するお父さんになります。奥さんも激怒するはずです。
帰宅から就寝の間には夕食や入浴の時間も含まれますし、毎日の課題と、それに加えて授業の予習もこなさなければなりません。時間が足りてません。睡眠時間は削らない方がよいので下校時間を圧縮して勉強時間を作るしかないでしょう。
私は高校時代、1日のスケジュールにはこだわっていました。
起床から下校までは固定ですが、下校から就寝までは自由です(自分で決めないといけないということですね)。曜日ごとに翌日の予習が必要な科目は決まっているので、毎日の課題に要する時間と、曜日ごとの予習に要する時間がだいたい計算できます。入学から1、2ヶ月もすればつかめると思います。曜日ごとにスケジュールをバシッと固めていました。
高校時代の思い出といえば、授業についていくだけで精いっぱいだったことが真っ先に思い浮かびます。
時間のやりくりをしないと勉強時間が足りなくなってついていけなくなるのが怖いのです。
余談になりますが、高校の3年間は無欠席でした(登校中に自転車が故障して遅刻したことはありましたが)。
小学校時代も中学校時代も、風邪で欠席したことが何度かあったと思いますが、高校の3年間は不思議とそれがありませんでした。適度に緊張感のある生活を送っていると風邪もひきにくいというのはあると思います。
今思えば、そういう生活を3年間送ったことが糧になっているような気がします。時間をやりくりするというのは、社会人になった時に必要な能力です。
現状の成績が思わしくないときにまずすべきことは、
(1)基礎学力が不足していないか?
(2)日頃の生活習慣に改善すべき点はないか?
をまず疑ってみることです。
(1)を改善するには一から復習しなおすなど、特別な機会を設ける必要があります(我々もその一端を担っています)。
(2)は不足している勉強時間を作るためです。これは家庭でもできます。上記のような1日のタイムスケジュールを書き出してみるとよいと思います。何か削れる時間があるはずです。
