2017年10月12日(木) 中2は分岐点【英語編】

前回は中2の数学について、

毎年同じようなカリキュラムになっているので、「今サボったら1年後」に困る。
というような内容を書きました。

今度は英語です。
「積み重ねの教科」という点では数学と同じですが、ジャンルが分かれている数学と違い、

英語という教科には、一度ついていけなくなったらその先には進めない。
という恐ろしい性質があります。
中3の内容をマスターするのに、中1の1学期から今までに習ったことが全部必要となります。
今サボったら明日困る。」くらいに考えておいた方がよいかもしれません。

仮に今「英語の授業についていけていない。」という自覚があったら、わかるところまで戻るしかありません。
戻るのなら、早い方がいいに決まっています。
戻ったら追いかけなくてはなりませんから、この往復の距離が長ければ長いほど大変になります。

しかも、中2の英語は内容が盛りだくさんなのです。

覚えないといけない事柄は中3よりもむしろ中2の方が多いのではないかと思います。
1学期の最後の方に「不定詞」を習いますが、toのあとに動詞の原形がくっついていて、前の方だったり後ろの方だったり、用法も意味もいろいろ覚えないといけません。
2学期になると、1年生の時にはせいぜいdoとcanくらいだった助動詞が急増。
接続詞なんかを学習するころには一つの文の中に主語と述語が2セット登場するのが当たり前になってきて、かなり複雑になっています。
3学期には比較表現を学習しますが、単語を書けるだけではなくて、形容詞や副詞の性質と働きについても理解しておかないといけません。

やることは山ほどあります。
それにもかかわらず、

単語の意味が分かって、正しく書けるようにすればいい。
授業の説明を聞いて、その内容が理解できればそれで十分。

と思い込んでいる人が多い。
1年生のうちはそれでも通用するかもしれませんが、2年生になって内容が複雑になって来るとそれだけでは通用しなくなります。

ではどうすればよいか?
覚えたことを使いこなす練習をすればよいのです。それも正しく使えるようにです。
覚えたことが身についているという感覚は、日頃から使うようにすることで維持できるものです。

私共の訓練でも、夏休み、冬休み、春休みに復習の機会を設けて、定期的に使いこなす訓練をしています。
今はテストが近いので、順調に復習の訓練を積んで来た人は予習で先に進んでいますが、中3生でも先に進めない人は中2まで戻って復習を続けています。できれば、テストが近い時期には後戻りしなくてもいいようにしておきたいですね。

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