2018年12月15日(土) 理解してもらうのが「授業」だが…

以下は学習塾(特に個別指導塾)の、典型的な授業風景です。


①これから学習する内容について講師が説明する
②生徒が問題を解く
③答え合わせをする
↓不正解だった場合
④間違えた問題を講師が解説する
⑤生徒が理解する
⑥生徒がもう一度問題を解く
⑦答え合わせをする(正解!)
めでたし、めでたし!

↓こんなイメージですね。
blog_20140408-123607.jpg
二人とも今は大学生だよな(余談)


あるいはこんなケースもあるかと思います。

①生徒が学校のワークやプリントを持ってきて、授業で分からなかった問題を質問する
②それについて講師が解説する
③生徒が理解する
④生徒がもう一度問題を解く
⑤答え合わせをする(正解!)
めでたし、めでたし!

※この場合の①は、お母さんの「塾で聞いてらっしゃい。」という指令で行われることもあります(笑)。


いずれの場合も「めでたし、めでたし!」で終わっています。
講師が「教える」という任務を果たし、生徒が理解できて(塾で聞いて来いと命令したお母さんも一安心でしょうから)、素晴らしい授業に見えます。

非の打ち所のない「良い授業」です。


私がこの職業に就いたころは、何の疑いもなくこのような普通の授業をしていました(マニュアル通りですね)。
当然、塾は分からないところを教えるところ、わからないところの質問に答えて理解できるようにするところだと思っていましたし、現に世間の大多数の人はそう思っていると思います。

しかし、この「めでたし、めでたし!」に違和感を抱くようになるまで、時間はそう長くはかかりませんでした。
確かに生徒さんにも保護者さんにも喜んでもらったし、一見めでたいように見えるけど、実は全くめでたくなかったのではないかと感じるようになりました。

もちろん「めでたし、めでたし!」で終わっていい場合もあります。
決してめでたくない場合についてはまた後日書きたいと思います。

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