2018年9月12日(水) 漢字の学習が読解力、思考力を作る
夏休み中に漢字のテストがボロボロで、小学校の漢字からやり直した雄一郎君(仮名、中3)が、
「小学生の頃、遊んでました。」と、カミングアウトしましたが、
今回は漢字の学習について書きたいと思います(ちなみに現在「漢検」申込受付中です)。
小学生で、
漢字テストや国語のテストでいい点を取ってくると、
保護者の皆様はたぶん安心されると思いますが、
だいぶ時間が経ってから(例えば中学生になってから)小学校レベルの漢字テストをやらせると意外と書けないものです。
テストの点数が良かったとしても、安心はできないということです。
定着しなければ意味がありません。
一通り指導しましたというだけの、どこの小学校でも普通に行われている指導方法にも問題があります。
最近ではアクティブラーニング型の授業等、従来にはなかったプログラムの時間を確保するために、小学生の時期に最も大事な計算や漢字の練習(学力の基礎は「読み書き計算」!)を、すべて宿題にして各家庭に委ねてしまう学校もあります。優先順位を間違えています。これは「指導の放棄」です。
漢字の学習はただ読み書きができるようにというだけでなく、いろいろな面で役に立つものです。
逆に言えば漢字の能力が不十分というだけで、読み書きができないと恥ずかしいというだけでなく、いろいろな面で困るということになります。
よく「国語が苦手」「読解力がないのが悩み」という声を聞きますが、
そういう人が例えば国語のテキストを開いて
「さあ、読解力をつける勉強をしよう。」と言って漠然と国語の勉強を行ったとしても、
改善には至らない場合がほとんどです。
なぜかというと、読解力がないというのはほとんどの場合「漢字力が低い」からです。
漢字のトレーニングも行わなければ効果はありません。
日本語の文章は漢字かな交じり文で書かれますが、文章の内容を理解するのに最大の障壁となるのはやはり漢字、特に「熟語」でしょう。
意味が分からない言葉が多ければ多いほど、その文章に書かれていることをつかむのは困難になります。
たった一文字の漢字の読み書きなら普通にできても、
その習った漢字を組み合わせた「熟語」になると歯が立たないということがよくあります。
熟語の意味が分からないとか、知っている漢字を使ったことばなのに書けないということが多いのです。
それに同音異義語なんてものもありますから、「しめい」という漢字でも、
・キャプテンにしめいされる。
・申込書にしめいを記入する。
・しめいを全うする。
指名、氏名、使命と、いろいろあるわけですが、漢字の意味がイメージできれば、正確に書けるはずです。
漢字は表意文字です。漢字の学習をすることはその意味をイメージすることにもなり、イメージ能力を高めるトレーニングにもなるのです。そしてそれが思考力を高めることにもつながります。
小学生だろうが中学生だろうが高校生だろうが(もちろん大人も)、漢字のトレーニングを継続して行っていくことは非常に大事なことです。
漢字力(熟語力)を高めるトレーニングとしては、読書も大事です。現在の学年よりもやや難しいレベルの本や新聞を読むことです。熟語がいっぱい出てきます。読書でも熟語の意味や用法を学ぶことはできます。興味のある分野だけでも構いません。短時間でも毎日読めばかなりの量になりますので、文章を読む習慣をつけたいですね。
「小学生の頃、遊んでました。」と、カミングアウトしましたが、
今回は漢字の学習について書きたいと思います(ちなみに現在「漢検」申込受付中です)。
小学生で、
漢字テストや国語のテストでいい点を取ってくると、
保護者の皆様はたぶん安心されると思いますが、
だいぶ時間が経ってから(例えば中学生になってから)小学校レベルの漢字テストをやらせると意外と書けないものです。
テストの点数が良かったとしても、安心はできないということです。
定着しなければ意味がありません。
一通り指導しましたというだけの、どこの小学校でも普通に行われている指導方法にも問題があります。
最近ではアクティブラーニング型の授業等、従来にはなかったプログラムの時間を確保するために、小学生の時期に最も大事な計算や漢字の練習(学力の基礎は「読み書き計算」!)を、すべて宿題にして各家庭に委ねてしまう学校もあります。優先順位を間違えています。これは「指導の放棄」です。
漢字の学習はただ読み書きができるようにというだけでなく、いろいろな面で役に立つものです。
逆に言えば漢字の能力が不十分というだけで、読み書きができないと恥ずかしいというだけでなく、いろいろな面で困るということになります。
よく「国語が苦手」「読解力がないのが悩み」という声を聞きますが、
そういう人が例えば国語のテキストを開いて
「さあ、読解力をつける勉強をしよう。」と言って漠然と国語の勉強を行ったとしても、
改善には至らない場合がほとんどです。
なぜかというと、読解力がないというのはほとんどの場合「漢字力が低い」からです。
漢字のトレーニングも行わなければ効果はありません。
日本語の文章は漢字かな交じり文で書かれますが、文章の内容を理解するのに最大の障壁となるのはやはり漢字、特に「熟語」でしょう。
意味が分からない言葉が多ければ多いほど、その文章に書かれていることをつかむのは困難になります。
たった一文字の漢字の読み書きなら普通にできても、
その習った漢字を組み合わせた「熟語」になると歯が立たないということがよくあります。
熟語の意味が分からないとか、知っている漢字を使ったことばなのに書けないということが多いのです。
それに同音異義語なんてものもありますから、「しめい」という漢字でも、
・キャプテンにしめいされる。
・申込書にしめいを記入する。
・しめいを全うする。
指名、氏名、使命と、いろいろあるわけですが、漢字の意味がイメージできれば、正確に書けるはずです。
漢字は表意文字です。漢字の学習をすることはその意味をイメージすることにもなり、イメージ能力を高めるトレーニングにもなるのです。そしてそれが思考力を高めることにもつながります。
小学生だろうが中学生だろうが高校生だろうが(もちろん大人も)、漢字のトレーニングを継続して行っていくことは非常に大事なことです。
漢字力(熟語力)を高めるトレーニングとしては、読書も大事です。現在の学年よりもやや難しいレベルの本や新聞を読むことです。熟語がいっぱい出てきます。読書でも熟語の意味や用法を学ぶことはできます。興味のある分野だけでも構いません。短時間でも毎日読めばかなりの量になりますので、文章を読む習慣をつけたいですね。
