2018年10月4日(木) 判断力を鍛える

先週のブログで、宿題の解き直しの指示のことを書きました。

計算問題で、答えが合っている問題でも何問か解き直してもらいましたが、
その理由は、「効率が悪い」ということでした。

早く解くためには省けるところは省く
1度で済むことを2度もしない
途中式を書く必要のないところは書かない

とうことを意識して、「早く正確に」解ける能力を身につけるためです。

今週もまた同じ人に解き直しの指示をしましたが、
今度は、

途中の式をしっかり書くように

でした。

先週は「書かずに暗算でするように」と言われて、
今週は「暗算でやらずにしっかり書いて計算するように」と言われる。

答えが合っているのだからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、
現状では判断力が今一つだということです。

先週、「暗算で」と言われたからという理由で、「暗算でやらなければならないのか」と思ったのかもしれませんが、
今週の宿題は別問題です。

先生に暗算でやるように言われたから暗算で解いたとうことであれば、
大事な判断を先生に委ねたということであって、自分で判断していないことになります。

暗算でやれと言われたから暗算でやる
途中式を書けと言われたから書く

これでは「言われたことしかやれない人」のままです。
今週の宿題の問題は、「暗算でやるとミスをする可能性が高い」問題でした。
「ミスを防ぐために途中式をしっかり書く」という判断をすべきです。
早く解くというのも大事ですが、ミスをする可能性を最小限に止めることもしなければなりません。

何事も「早く正確に」が大前提です。「早く」と「正確に」のバランスを取るのは当然ながら自分です。
自分ですべき判断は自分で責任を持って行い、自分から行動できる人にならなければなりません。


宿題は「定着させるための反復練習」です。
何を定着させるのかというと、
計算問題であれば計算の解き方ですが、それだけではなく、
問題を目の前にして、「自分は今ここで何をしなければならないか」を考えて、「適切な判断を下す」という習慣も含みます。

難しくもない計算問題であっても、その大事な「判断」の練習する機会でもあるのです。
次にまた同じような宿題が出されたとしたら、その時は適切な判断ができているはずです。こうして判断能力が鍛えられていきます。

学力向上には反復練習が不可欠です。反復練習を続けることで理解度が深まり、勉強の質が向上していきます。

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