2018年11月17日(土) まさかの今月2回目の数学3倍デー

午前中の中3高校入試対策特別講座は、先々週に引き続き「数学3倍デー」でした。
数学の難問とひたすら格闘する過酷な訓練です。
※夕方に数検を実施するから数学の日にしたわけではないです。

今回も図形の難問に取り組んでもらいました。
普段の予習復習レベルなら、パターンを暗記するだけでもそこそこ点が取れるかもしれません。
でも、入試となると通用しないんですね。

「とりあえず教えてもらって、それを頭の中に入れておけばいいや。」
という受け身姿勢ではできるようになりません。
そういう人は、頭の中に入れたものを使いこなす練習をしません。
だからヒントや正解を出すのに必要な材料を自分で見つけに行く習慣が出来上がりません。
初見の問題でも頭の中に入っている知識を道具として活用し、自力で正解が出せるようにしなければなりません。
入試特講はそれを鍛えるための機会です。

先日の保護者面談でもお話しましたが、
誰もが思い浮かべる良い授業-「説明が詳しくて、懇切丁寧な説明をしてくれる授業。」
これでは成績は上がりません。


「良い授業」を受ければ成績が上がりそうな気がしますが、上がりそうな気がするだけです。

私も、「良い授業をしよう」などという考えは、5年前に現在地で開校する前から、まだあっち(←わかる人にはわかる)で悪戦苦闘していたころに捨てました。
「良い授業ができた!」というのは教える側の自己満足であって、それで力がつくかどうかはまた別問題です。
その理由は極めて単純です。教えてもらうだけでは力がつかないからです。
学力向上に直結するのはできるようにするための反復訓練だけです。

良い授業に見えなくてもいいから、力がつくような訓練に徹しようと、ただそれだけを追求しようと決めました。

今日の図形の訓練でも、説明はとにかく簡潔にして、あとはひたすら問題と格闘する。
教えたくてもなるべく我慢する(笑)。発する言葉は叱咤激励(たまに褒める)。

説明してる時間が長い方がちゃんと仕事しているように見えるのですが(←これをアリバイ作りといいます)、
教えてしまうと生徒が自分でやって自信をつける機会を奪う、成長の芽を摘むことになるのでやはり我慢します(笑)。
成長できる環境だけ作っておいて、できるようになるのを待つ(辛抱ですね)ということも必要だと思います。

今日の3時間の間でも、最初の方は苦戦していた子が、2時間くらい経つと自分でヒントを見つけられるようになってきたりする。
それでもまだまだ修行が足りない(笑)。
入試特講の他にも来週の期末テスト週間に、来月の冬期講習。
まだ鍛える機会はあります。

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