2019年1月15日(火) ×はお宝

中3生は学年末テスト、1・2年生は中間テスト目前です。
この前の土曜日と月曜日に(世間は3連休でしたが)、恒例の無料テスト対策演習を実施しました。

土曜日はほとんどの生徒が数学の、月曜日の中3は理科の、それぞれテスト形式の演習を行いました。
練習試合みたいなものです。
たくさんの問題に回答して、答え合わせをする。

大事なことは〇の数ではありません。
×がついた問題の内容を観ることです。

例えば、できるはずの問題が正解にならなかった場合に、その原因が、

ミスをしてしまった
もう少し時間があれば解けた

というようなものであれば、まだまだ練度が低いということになります。
「もう少し時間があれば…」というのは、早く解けるようになるまで練習しなければなりません。
「ミス」についても、「ミスしないように、気を付ける」なんてものは対策にうちに入りません。これも早く解けないものを高速でやろうとするからエラーが起こるので、結局は練度が低いということなのです。

応用問題であっても、基礎基本の知識や方法を道具として使いこなすことで解けるようになります。
その道具を、サッと取り出してサッと使えるかが勝負の分かれ目です。
どの方法を使うのか、あれこれ迷っているうちにどんどん時間は過ぎていきます。

ここからが大事なところですが、「課題」や「問題点」がが見つかったのであれば、かえってラッキーです。
残りの数日間で、修正ができます。
練度を上げるために使ってください。

逆に、収穫にもなり得る問題点を、あっさり見逃してしまっている子も多いなと感じます。
昨日社会の宿題をチェックしましたが、漢字が間違っているのに気付かずに丸を付けている子の多いこと多いこと。

大隈重信の「隈」なんかはよく間違えますね。「隅」と間違えるとか、-が1本多いとか。

普段の学校の課題でもそうですが、自分で〇付けをする機会は多いと思います。
「○が多いのが良い」というわけではありませんよ。
提出物は通知表の評価に影響しますが、大事なのはそこではありません。
〇付けをするときに意識すべきことは、「〇がたくさん付いたらいいな」ではなく、間違っているところがないか隅々までチェックして必死になって探して発見することです。
×の方が大事なんですよ。間違いが見つかったら修正できますから。×はお宝です。
〇の方に意識が行ってると、×のお宝に気付かないのです。

提出物に限らず、テスト勉強は回答→〇付け→間違い直しの繰り返しです。
テキストやノートを必死に覚えようとするのはするんだけど、思い通りに点が取れない人。
そういう人に話を聞いてみると、回答→〇付け→間違い直しのプロセスをきちんと踏んでいないんですよ。だから道具として使えるまで定着していない。
以前にも書きましたが、「身体の一部になるまで」ですね。体の一部になったものは自分の手足のようにサッと動かして使えるようになります。

まだテストまでには少し時間があります。少しでも多くのお宝を発見してください。

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