2018年10月22日(月) 習慣は才能に勝る。

先日のブログにチラッと登場したT君の話です。

このT君は小6の3月に入塾しましたが、平均点まで持って行くのがちょっと大変そうだなという印象でした。この春第一志望で合格した高校を受験することなど想像できませんでした。

算数が嫌いでしたし、英語も習っていなかったので、さてどうしようかと…

ここは、地道にコツコツやっていくしかないなと。

新中1なので、まずは英語の基礎から。
4月は単語の書き取りの特訓。
こういう地道な訓練はスポーツの練習でいえば黙々とランニングに励むようなもので、
本人曰く、最初はつまらなかったらしい。
当たり前ですね。こんな地道な訓練で、「楽しい」なんて思えるはずがありません。

でも、英単語が満足に書けないまま英語の勉強を進めていくのは、バットやグローブを与えずに野球をやらせるようなものです。試合になりませんね。

単語を覚えさせることと、書いて練習するという習慣を中1の最初につけさせないと、後々困るのは目に見えているわけです。

「楽しい授業」や「笑顔あふれる教室」は理想ですが(あと「優しい先生」もか)、現実を見ないといけません。

地道に取り組まないといけないものは、地道にやっていくしかありません。
だからやってもらいます。
単語が大量に書けるようになると、英語に対する抵抗がなくなります。

彼は英語が楽しくなったようです。
平均点は厳しそうだなと思っていたのが、他の教科も含めて80点以上が増えてきました。
勉強の習慣ができたことで、才能に勝るくらいの成果を上げることができました。

3年間取り組んだ訓練は、徹底した反復訓練です。
同じことを何度も繰り返します。
テスト前にはテスト範囲を、春休み、夏休み、冬休みには1年生からの総復習を。
反復することで質が上がって理解度が増していくのです。

演習中に理解度を探るために生徒に質問をぶつけることがありますが、私の質問に対して的確な説明ができて初めて「できた」といえるのです。
1、2回でモノになる子もいますが、3、4回でもまだ説明が不十分の子もいます。
それでも5回、6回と繰り返していくうちに説明できるようになるのです。
人に対して説明ができると自信になります。

私は英語を教えたいのではなく、自信をつけさせたいのです。

自分でやってみて、反復練習で経験を積んで自信が芽生えると、この先もやっていけそうだと希望が持てる。
みなさんにはこういう経験を積んでほしいと思います。

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