2019年6月22日(土) 積小為大

今週も期末テスト対策演習のために週末臨時開校です。
B3中は昨日までに終わりましたが、O中とK中は来週が期末テストです。

さて、表題の「積小為大」ですが、授業冒頭の音読タイムでも取り上げた、小学校にある銅像でおなじみ、二宮金次郎(尊徳)の『二宮翁夜話』に出てくる言葉です。

「小を積んで大をなす」と読みます。
つまり、こういうことですね。


大きな事を成し遂げようと思うなら、小さな事を怠らずに勤めよ。
小が積み重なって大となるからだ。
未熟な人は、大きな事を望んで小さな事を怠る。難しい事(大きな事)に気を揉んで、やりやすい事(小さな事)に取り組もうとしない。
だから小さな事を積み重ねずに終わり、大きな事が成し遂げられないのだ。



勉強というのは「小さな事」を積み重ねるという地道な作業とも言えます。
テスト週間には、それを強く意識させられます。

指導というのは「小」を積ませることでもあります。
「小」を積もうとせずにいきなり「大」をなそうとして失敗し続けている人をスタート地点に連れ戻し、
「小」を一つ一つ積んでいくサポートをします。

結果を出さなければならないという焦りだったり、
単なる手抜きや横着だっとりと、
小を積もうとしない人の心理は様々ですが、
「大」を為すには時間がかかってでも「小」を基礎から積み上げていくしかないということを学んでもらいたいのです。

昨年の中3生が合格体験記に、「前の個別指導塾と違って厳しかった」と書いていますが(いや、昨年に限らず、毎年誰かが言ってるか)、
テスト対策や季節講習等の復習で、
わからないからといってただ説明してもらって終わりではなく、戻るべきところまで戻って一から積み上げるところからしないといけないので、
本当の厳しさはここにあるのだと思います。
これを乗り越えたからスラスラできるのが当たり前になったので、やはり地道にやってきてよかったなと思います。

以前にもこのブログで、英語で高得点が取れるのが当たり前になった中3生の話を書きましたが、
入塾当時は平均点にはるかに及ばないくらいのレベルでしたから、
これはもう最初に戻ってやり直すしかないんですよ。
テスト範囲は中2の内容でも、それをスラスラできるようにという「大」を為そうとしても無理なんです。
英語の基礎基本を何度も繰り返す、「小」を一つ一つ積み上げることをしてしのぐしかないわけです。
これが今では中3の内容が理解できてスラスラできるわけだから、「小」を積み上げた土台ができて、「大」ができつつある(できたとはあえて言わない)と言っていいと思います。

明日も一つ一つ積んでいきましょうね。

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