2019年7月13日(土) 早くも中1のテストの平均点が40点

先日の期末テストですが、某中学校1年生の結果が衝撃的でした。

社会の学年平均点が40点でした。

昨年度の1年生も40点台は何度かあったのですが、2学期期末テスト以降でした。

今年もおそらくそうなるだろうとは思っていましたが(たぶん来年も再来年もそうなると思います)、
2学期以降だと思っていたのがまさかの1学期で、それも数学ではなく社会でというのが衝撃的でした(数学の平均も50点でしたが)。
「40点台」ではないですからね。「40点」ですからね。

中1の生徒さんにテスト問題を見せてもらいましたが、まず出題内容に問題アリです。
ちょっと凝りすぎというか、ボリューム満点で高カロリーな問題でした。
定期テストは最近の学習内容が身についているかをテストするものですから、もっと普通の問題を出せばいいと思います。
80点台が1人しかいないようなテストはやはり無理があります。ちゃんと勉強してきた人が90点取れるようにしてほしいです。

高校入試を意識して、入試問題のような(レイアウトまでそっくりな、あるいは入試過去問題をそのままパクっただけの)テストを作る先生が昔からいます。
思考力をつけさせたいから考えさせる問題を多めにするとか、
入試問題に慣れさせたいから入試と同じ形式にという意図は分かるのですが、
出題内容をそういう形式にすれば思考力がついて入試で8割取れるかと言ったらそうではないですよ。
基礎基本がしっかり身についている人がそういうテストを受ければ力がつくとは思いますが(そういう意味では今回のテストは基礎基本が盤石な人にはいいテストだった)、
基礎基本ができていない人が受けても何にもならないです(絶望感に浸るだけです)。

「基礎基本ができていない人」と言いましたが、こちらの方が問題です。
生徒のみんなの基礎学力の低さです(来年も再来年もと言った理由はこれです)。
複雑な問題が多くてほとんど全員が困惑したようなテストでも、複雑な問題ばかりではないからです。
都道府県や県庁所在地を答えるだけのような初歩的な問題もあったわけですから、こういった問題にも答えられなかった子が多いということでしょう。
これまでにもこのブログでさんざん言ってきましたが、世界の主な国名や県名、県庁所在地がまともに答えられない中学生が多すぎる。
小学校の頃に、もっと基礎基本の反復練習に時間を割いていたらもう少し点が高かったはずです。
小学校のテストと違って大量の情報を覚えなければならないので、それができない(ただの勉強不足といえばそれまでですが)子も多いでしょうね。小学校で、テスト前だけではなく、声に出したり紙に書いたりして覚える訓練をもっとしないといけない。
それが少なすぎる。
学校にもよりますが、思考力、表現力をつけさせようとして、特に国語や社会の授業で話し合いや発表の授業に多くの時間を割いている学校も増えてきました。
で、だいたい失敗してますよね(これも、知識が豊富な学力の高い人が討論するならよいのですが、基礎基本が身についていない人がやるとただのおしゃべり会になるんですね。)。
書いて覚える基礎基本の練習量が減ってしまって、その結果学力が下がったということですね。

では、社会が苦手な人はどうすればいいでしょうか。
授業を受けて、教えてもらえばできるようになるという話ではないですね。
基礎基本の反復訓練に明け暮れるしかないですね。

社会といえば、中2、中3で社会が嫌いだった子(←実は「食わず嫌い」だった疑惑あり)が数人、
今回のテストで高得点を取りました(←もはや得意科目)。

そのうちの一人は社会のテスト前日の授業で社会のテスト対策をしたときに激励(活を入れるともいう)させていただきましたが、
それが効いたようで30点以上上がりました(←やればできるということだ!)。

テストの度に少しずつ覚え方を改善することと、テストのない時期(←ちなみにもうすぐ夏休みです)に小学校の内容まで戻って地理、歴史の基礎基本を復習すればいいのです(冬期講習や春期講習でやりましたね)。


夏期講習でも社会を頑張りたいと思います。
 

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