2019年10月8日(火) 症状を治すだけでは改善しない
9月14日のブログで、
宿題の目的について書きました。
その中で、宿題をやり直してもらう場合についても触れました。
直すべきものは直さないと、成績アップ、学力向上は実現しないということです。
宿題以外にも、最近の授業で、特に中1の子に「直す」指導をすることが多いです。
「早く」そして「正確に」解くための指導ですね。
先日、中1の子の保護者様と授業後に電話でお話をする機会があって、
要件は授業内容に関することではなかったのですが、たまたま授業後だったものですから、
「簡単に解けるようになったので、家に帰ってきてから喜んでいた」とのお言葉をいただきました。
×が多かったのが、何問も解いて〇ばかりになると気持ちがいいですからね。
こういうお言葉をいただくと嬉しくなります。
が、
最近の授業内容からすると、決して手放しでは喜べないのではないかと思うのです(←できるようになっているのだから喜べばいいですけどね)。
なぜかというと、この「直す」指導に時間がかかりすぎているからです。
直す部分が少なければどんどん先に進めるのに、テストが近いからいろいろやらなければならないことが多いのに、直す指導ばかりでなかなか先に進めないのです(でも、直さないと結局は先に進めないから直すのに時間を割くんですけどね)。
夏期講習の時にも書きましたが、中3の子で、何度も戻って復習しなおしている子がいる一方で、総復習が終わったら2学期の予習にどんどん進んでいく子がいると(基礎学力の差!)。
どんどん進んでいける子は直すところが少ないのです。
最近中1の子たちにしている「直す」指導ですが、これ、ほとんどが小学校の「積み残し」ですね。
小学生時代に身につけておかなければならないものが、身についていないのです。
良い習慣ができていない、あるいは悪い習慣がついてしまっているということですね。
分数の計算がスラスラできない(単に勉強不足)なども含めてですが。
勉強してこなかった子だけではなく、小学校の普段のテストで100点や90点台ばかり取ってきた子でも、基礎学力の低さを感じることがよくあります。
テストで良い点数を取ったとしても、その後の復習を継続していかなければ、練度が低いままです。習ったものを使いこなせるレベルではないのです。使いこなせるまで練度を上げなければ、中学生になってから苦労します。だから小学生時代の基礎基本訓練はものすごく重要なのです。
そういえば、以前大学時代の先輩から塾の授業について質問されたときに、答えられる範囲で説明したのですが、
その時先輩から、
「塾と病院って、同じなんだね。診断して原因を探り、症状を治す…」
と言われました。確かにそうですね。
そこで私が返した言葉はこうです。
「症状を治すばかりではダメなんですよね。治しても風邪をひきやすい体質のままなら、またすぐに風邪をひきます。生活習慣を改善して、基礎体力をつけて、簡単に風邪をひかないような体質にしないといけません。」
つまりこういうことです。
わからないところがあるなら、授業をして、わかるようにするということ(症状を治す)、
もちろんこれは必要なことですが、これだけではダメで、
わからなかったのは、理解するのに必要な基礎学力が低いからであって(風邪をひきやすい体質のまま)、
一つわかるようになったとしても、またすぐにわからないところが出てくる(またすぐに風邪をひく)。
生活習慣と勉強習慣を改善して、基礎学力をつけて(基礎体力をつける)、
わからないところが次から次に出てくることがない(簡単に風邪をひかないような体質)
ようにしないといけません。
だから、定期的に復習をして、過去に習ったものをすぐに取り出して使いこなせるようにしておく必要がある。
そして過去に習ったものは、学年が上がって新しい単元を理解する際に必要な道具となります。これが使いこなせるなら、「直す」作業は最小限で済みます。
これから年度の後半に入りますが、次年度以降を見据えての学習が必要となります。
ただ中学生は、10月になりましたので中間テストに集中しなければなりません。来月は期末テストがあります。テストの時期はテスト勉強に集中して、その後は幅広い範囲の復習と、計画的に進めていきたいと思います。
宿題の目的について書きました。
その中で、宿題をやり直してもらう場合についても触れました。
直すべきものは直さないと、成績アップ、学力向上は実現しないということです。
宿題以外にも、最近の授業で、特に中1の子に「直す」指導をすることが多いです。
「早く」そして「正確に」解くための指導ですね。
先日、中1の子の保護者様と授業後に電話でお話をする機会があって、
要件は授業内容に関することではなかったのですが、たまたま授業後だったものですから、
「簡単に解けるようになったので、家に帰ってきてから喜んでいた」とのお言葉をいただきました。
×が多かったのが、何問も解いて〇ばかりになると気持ちがいいですからね。
こういうお言葉をいただくと嬉しくなります。
が、
最近の授業内容からすると、決して手放しでは喜べないのではないかと思うのです(←できるようになっているのだから喜べばいいですけどね)。
なぜかというと、この「直す」指導に時間がかかりすぎているからです。
直す部分が少なければどんどん先に進めるのに、テストが近いからいろいろやらなければならないことが多いのに、直す指導ばかりでなかなか先に進めないのです(でも、直さないと結局は先に進めないから直すのに時間を割くんですけどね)。
夏期講習の時にも書きましたが、中3の子で、何度も戻って復習しなおしている子がいる一方で、総復習が終わったら2学期の予習にどんどん進んでいく子がいると(基礎学力の差!)。
どんどん進んでいける子は直すところが少ないのです。
最近中1の子たちにしている「直す」指導ですが、これ、ほとんどが小学校の「積み残し」ですね。
小学生時代に身につけておかなければならないものが、身についていないのです。
良い習慣ができていない、あるいは悪い習慣がついてしまっているということですね。
分数の計算がスラスラできない(単に勉強不足)なども含めてですが。
勉強してこなかった子だけではなく、小学校の普段のテストで100点や90点台ばかり取ってきた子でも、基礎学力の低さを感じることがよくあります。
テストで良い点数を取ったとしても、その後の復習を継続していかなければ、練度が低いままです。習ったものを使いこなせるレベルではないのです。使いこなせるまで練度を上げなければ、中学生になってから苦労します。だから小学生時代の基礎基本訓練はものすごく重要なのです。
そういえば、以前大学時代の先輩から塾の授業について質問されたときに、答えられる範囲で説明したのですが、
その時先輩から、
「塾と病院って、同じなんだね。診断して原因を探り、症状を治す…」
と言われました。確かにそうですね。
そこで私が返した言葉はこうです。
「症状を治すばかりではダメなんですよね。治しても風邪をひきやすい体質のままなら、またすぐに風邪をひきます。生活習慣を改善して、基礎体力をつけて、簡単に風邪をひかないような体質にしないといけません。」
つまりこういうことです。
わからないところがあるなら、授業をして、わかるようにするということ(症状を治す)、
もちろんこれは必要なことですが、これだけではダメで、
わからなかったのは、理解するのに必要な基礎学力が低いからであって(風邪をひきやすい体質のまま)、
一つわかるようになったとしても、またすぐにわからないところが出てくる(またすぐに風邪をひく)。
生活習慣と勉強習慣を改善して、基礎学力をつけて(基礎体力をつける)、
わからないところが次から次に出てくることがない(簡単に風邪をひかないような体質)
ようにしないといけません。
だから、定期的に復習をして、過去に習ったものをすぐに取り出して使いこなせるようにしておく必要がある。
そして過去に習ったものは、学年が上がって新しい単元を理解する際に必要な道具となります。これが使いこなせるなら、「直す」作業は最小限で済みます。
これから年度の後半に入りますが、次年度以降を見据えての学習が必要となります。
ただ中学生は、10月になりましたので中間テストに集中しなければなりません。来月は期末テストがあります。テストの時期はテスト勉強に集中して、その後は幅広い範囲の復習と、計画的に進めていきたいと思います。
