2019年9月14日(土) あなたは見られている

2学期に入ってから、中学生には単純な計算問題の宿題を出しています。
1学期に学習した内容の復習です。
できない問題は出していません。
できる問題しか出していません。
大した量ではありません。

なぜできる問題の宿題を出すか?

テストほど真剣にやるわけでもないし、
授業のように先生に見られているわけでもない宿題は、
「素」の部分が出やすいからです。

物事に取り組む姿勢ですね。

一通りチェックさせてもらって、やり直しの指示を出すこともあります。

知っておいた方がいいことを知らない場合は、
「こうすればいいよ。」とその場で教えて、すぐにもう一回やってもらいます。
効率の良いやり方を身につけるんですね。
良い習慣ができている人には、基本的にやり直しの指示をすることはありません。このようなアドバイスをする程度です。

途中式を書くべきところで書いていないなどの「横着」が見られる場合は、これは昨日もありましたが、
答えが負の数になるのに、途中式にマイナスの符号が書いていなくて絶対値だけの計算をしていたり、
文字式の計算なのに、途中式に文字が書いていなかったり…
0か6かも判別できないような字で書いてある場合は、
解説をしてその場でもう一度解いてもらった上で、後日再提出してもらうことがあります。

塾の宿題ですから、学校の成績には影響しないと思うかもしれませんが、その意識がいけません。
評価に関係がないところで手を抜く人は、「きっちりやる」という習慣がないから肝心な所でミスをします。
テストで不注意によるミスが多い。

学校の課題も同様なら、教科担当の先生もその辺はちゃんと見ているはずです。
提出した問題集、ノートだけでなく、どんな姿勢で宿題に取り組んでいるか、生徒の心の中まで見ているのです。
これは通知表の評価に影響します。
悪い評価が付いたら入試の時に困ります。内申点も評価の対象になりますからね。

でも本当に困るのはそこではありません。
やり直しの指示を受けるようなやり方でやるのは、自分で自分の首を絞めるようなものです。
繰り返しますが、提出物の見た目が汚いから内申点が下がるという点ではありません。

やり直しの指示を受けるようなやり方では、

効率が悪い(時間がかかる→すべての問題に回答する時間が無くなる→点が取れない)か、
ミスをする(点を失う)可能性が高い。

自分でわざわざ失点の機会を量産しているのです。

物事に取り組む「姿勢」が、結果に大きく影響するのです。
数学だけの問題ではありませんね。

できる問題を宿題で出す目的は、
改善すべきものを改善するすることと、良い習慣を定着させることです。

受験生になってから「姿勢」の部分を治さないといけないようなら遅いのです。
これも小学生のうちに身につけておくべき「基礎学力」です。

「良い習慣」の継続が、良い結果をもたらします。
「習慣は才能に勝る」のです。

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