2019年10月26日(土) 成績が良くても満足してはいけない理由
先週で中間テストが終わりました。
テスト後にはテストと順位表を持ってきてもらうことになっていますので、テストを一通り見せてもらいました。
まずは感想をざっと。
寛さん(仮名、中3)は、「意識」の面でちょっと心配です。それがテストの結果に反映されるのではないかと思っていましたが、いつも通りの安定した点数だったので少し安心しました。ですが入試となると別です。「意識」に問題があると入試問題では点が取れないので、油断できません。
自己ベストをさらに更新した千代さん(仮名、中3)は、2年ほど前に全然勉強しないという理由で入れられました(よくある入塾動機)。前述の寛さんと違うのは、「意識」の向上が感じられるという点です。以前はテスト週間にもかかわらず友達と遊びに行ったりしていました(という情報もキャッチしています)が、今はそんなことはしないでしょう。テスト週間はテスト勉強に集中、重要でない用事(もちろん遊びも含めて)はテスト週間前に済ませるか、テスト後にする。時間の使い方にもこだわれるようになると、自己管理力が身につきます(←高校進学後に最も必要な能力だと思っています)。入塾時より5教科の合計が160点アップしたのは、やるべきことをきっちりやるという勉強習慣が身についたのと、生活習慣の改善が大きいと思います。
あとは成績表の順位欄(総合、教科別も含めて)に1ケタの数字を多く見ました。B3中だけは総合の順位しか出ない(数年前からそうなったのですが、教科ごとに出してほしいです)ですが、点数からいったら1ケタに入りそうなのはわかります。
で、ここからが本題です。
テストの成績が良かったらそれで良いのかということです。
もちろん「良い」に決まってます。まぐれでは90点台とか大幅アップにはなりませんから。
でも、勘違いしてはいけないのは、ここが到達点ではないということです。
中3なら高校入試、高3なら大学入試、大4なら卒論という、学校生活における最後の関門でさえそうです。
テストの結果が良くて、目標に達したから、
「がんばるのはここまででいいや。」「後は現状維持で行けばいいや」と思うな!
ということです。
今まで通り継続して行った方がいい。継続しないと損です。
例えば数学・算数で、今の時期は小6から中3までの全学年で「関数」を学習します。
小6は比例・反比例に入るところ、中1は比例・反比例に入ったところ、中2は一次関数が終わった頃、中3も二次関数がもうすぐ終わる頃です。
よく言われるのは、「数学は積み重ねの教科なので、今やってる関数がわからないと、来年以降の関数がわからなくなる」ということです。それもあります。
中2で、一次関数が出題範囲だった今回の中間テストで90点台をとった人は(ちなみに昨年は100点がいましたね)、中1までの比例・反比例の学習をみっちりやって来た人です(だからスラスラ解ける)。
来年の関数に備えて、成績が良くても継続して勉強(復習)していった方が良いのは言うまでもありません。
でも、良い成績を収めたからといっても勉強を続けていった方がいい理由は他にもあります。
実は、関数の勉強をしているうちに、関数や数学に必要なスキル以外の重要な能力が身についたりしています。
問題文やグラフから必要な情報を読み取って、正しい判断をして、行動に移す。
必要な能力は、集中力、注意力、判断力、思考力など…
様々な能力が養われるのです。関数や数学だけに必要な能力ではありません。
もっとも、問題文やグラフから情報を読み取るには、それなりの国語力が必要ですね(小学生の頃から漢字などの言語にかかわる勉強が不足している人にはこれが辛い)。
数学の勉強が他教科の役に立つこともあるし、他教科の勉強が数学の役に立つ(数学だけやっても数学の成績は上がらない)。
今回のテストでいえば、例えば中1生の英語での失点は、その原因の大部分が英語という教科にあるのではなく、全教科の学習を通じて身につけるべき能力の不足から来ていると思います。
そして、勉強で身につく能力は、学校に通っている間だけ役に立つのではなく、むしろ卒業してからさらに必要になるのではないかと思います。
来月保護者懇談会を個別に実施します。進路の話になると、「勉強できないから(あるいは嫌いだから)、高校卒業後は進学させずに就職させたいです。」というお話を毎年のようにお聞きしますが、
仕事の方が頭を使います。
これからの時代は頭を使わなくてもよい作業はどんどん機械化されていきます。
中卒で就職しようが、高校を出て大学や専門学校まで進学しようが、学力があるというのが武器になります。
そういう意味では、成績が上がったことに満足せずに、復習に復習を重ねて(これまで以上に)勉強を続けていくことが重要だと思います。
テスト後にはテストと順位表を持ってきてもらうことになっていますので、テストを一通り見せてもらいました。
まずは感想をざっと。
寛さん(仮名、中3)は、「意識」の面でちょっと心配です。それがテストの結果に反映されるのではないかと思っていましたが、いつも通りの安定した点数だったので少し安心しました。ですが入試となると別です。「意識」に問題があると入試問題では点が取れないので、油断できません。
自己ベストをさらに更新した千代さん(仮名、中3)は、2年ほど前に全然勉強しないという理由で入れられました(よくある入塾動機)。前述の寛さんと違うのは、「意識」の向上が感じられるという点です。以前はテスト週間にもかかわらず友達と遊びに行ったりしていました(という情報もキャッチしています)が、今はそんなことはしないでしょう。テスト週間はテスト勉強に集中、重要でない用事(もちろん遊びも含めて)はテスト週間前に済ませるか、テスト後にする。時間の使い方にもこだわれるようになると、自己管理力が身につきます(←高校進学後に最も必要な能力だと思っています)。入塾時より5教科の合計が160点アップしたのは、やるべきことをきっちりやるという勉強習慣が身についたのと、生活習慣の改善が大きいと思います。
あとは成績表の順位欄(総合、教科別も含めて)に1ケタの数字を多く見ました。B3中だけは総合の順位しか出ない(数年前からそうなったのですが、教科ごとに出してほしいです)ですが、点数からいったら1ケタに入りそうなのはわかります。
で、ここからが本題です。
テストの成績が良かったらそれで良いのかということです。
もちろん「良い」に決まってます。まぐれでは90点台とか大幅アップにはなりませんから。
でも、勘違いしてはいけないのは、ここが到達点ではないということです。
中3なら高校入試、高3なら大学入試、大4なら卒論という、学校生活における最後の関門でさえそうです。
テストの結果が良くて、目標に達したから、
「がんばるのはここまででいいや。」「後は現状維持で行けばいいや」と思うな!
ということです。
今まで通り継続して行った方がいい。継続しないと損です。
例えば数学・算数で、今の時期は小6から中3までの全学年で「関数」を学習します。
小6は比例・反比例に入るところ、中1は比例・反比例に入ったところ、中2は一次関数が終わった頃、中3も二次関数がもうすぐ終わる頃です。
よく言われるのは、「数学は積み重ねの教科なので、今やってる関数がわからないと、来年以降の関数がわからなくなる」ということです。それもあります。
中2で、一次関数が出題範囲だった今回の中間テストで90点台をとった人は(ちなみに昨年は100点がいましたね)、中1までの比例・反比例の学習をみっちりやって来た人です(だからスラスラ解ける)。
来年の関数に備えて、成績が良くても継続して勉強(復習)していった方が良いのは言うまでもありません。
でも、良い成績を収めたからといっても勉強を続けていった方がいい理由は他にもあります。
実は、関数の勉強をしているうちに、関数や数学に必要なスキル以外の重要な能力が身についたりしています。
問題文やグラフから必要な情報を読み取って、正しい判断をして、行動に移す。
必要な能力は、集中力、注意力、判断力、思考力など…
様々な能力が養われるのです。関数や数学だけに必要な能力ではありません。
もっとも、問題文やグラフから情報を読み取るには、それなりの国語力が必要ですね(小学生の頃から漢字などの言語にかかわる勉強が不足している人にはこれが辛い)。
数学の勉強が他教科の役に立つこともあるし、他教科の勉強が数学の役に立つ(数学だけやっても数学の成績は上がらない)。
今回のテストでいえば、例えば中1生の英語での失点は、その原因の大部分が英語という教科にあるのではなく、全教科の学習を通じて身につけるべき能力の不足から来ていると思います。
そして、勉強で身につく能力は、学校に通っている間だけ役に立つのではなく、むしろ卒業してからさらに必要になるのではないかと思います。
来月保護者懇談会を個別に実施します。進路の話になると、「勉強できないから(あるいは嫌いだから)、高校卒業後は進学させずに就職させたいです。」というお話を毎年のようにお聞きしますが、
仕事の方が頭を使います。
これからの時代は頭を使わなくてもよい作業はどんどん機械化されていきます。
中卒で就職しようが、高校を出て大学や専門学校まで進学しようが、学力があるというのが武器になります。
そういう意味では、成績が上がったことに満足せずに、復習に復習を重ねて(これまで以上に)勉強を続けていくことが重要だと思います。
