2020年8月6日(木) 二者面談か、三者面談か

各中学校では今週、例年より1ヶ月遅い保護者会が行われました。

3年生だけでなく、1、2年生まで生徒同席の三者面談だと聞いて、
「ははあ、さては『今年はコロナで生徒も保護者も参っていて特別なケアが必要だから、二者ではなく三者でやっとけ』との漠然とした指示が教委から市内の全学校にあったな。」と思いましたが、
違いました。
全学年で三者面談をやったのは3つの中学校のうち1つだけだったようです。

そこで気になるのが、なぜその学校では三者で行ったのか、本当に三者でやる必要はあったのかということです。

三者面談の方が、生徒さん、保護者さん双方へのケアが手厚いように見えますので、それをアピールするために三者でやった(←学習塾の会社ならやりそう)のだとしたら問題です。
双方からお悩みや相談事をお聞きするのであれば、対生徒、対保護者との二者面談を別々にやればいいのです(まさかそれだと面談を2回しないといけないから、三者だと1回で済むから三者でっていう理由ではないとは思いますが)。

シリウスでも面談はやりますが(ちょうど1ヶ月ほど前に前期保護者懇談会を行いました)、基本的には二者面談しかやりません。三者になるのは、無料体験授業後の入塾についてのご説明の時だけです。

学習塾でも三者面談をやるところはあります。中3や高3の、進路についてのみ話し合う面談であれば三者でもいいと思います。生徒さんご本人だけでなく、お父さん、お母さんのご意見もその場で聞けますからね。
ただし、学力、成績のことや、日頃の勉強、生活面について話題にするなら、三者で行うメリットはほとんど感じません。

なぜかというと、お子さんに何らかの「問題点」があるとして(成績が悪い子には必ずあるし、成績がいい子でも改善すべき点くらいはある)、深刻な話題にならざるを得ない場合があるのです。そうすると肝心な話、大事なお話がお子さんご本人の前では言いづらい。お子さんに聞かせるのは酷な内容になることもあります。
お子さんにとっても、お父さん、お母さんの前では話しづらいことがあるでしょう。
お父さん、お母さんにとっても、お子さんの前では先生に相談しづらいことがあるのではないですか?

だから大事な話は二者面談で行うべきだと思うのです。

三者でやると、例えば成績の悪い生徒さんに対して、本人の前では言いづらいから具体的な問題点には一切触れずに、「頑張ればできるようになるから、頑張ろうな」みたいな、ただテキトーに激励するだけで終わるような場合が多いように思います(学習塾の面談だと二者だろうが三者だろうが大事な話はほとんどせず、会社からノルマを課されているので夏期講習の売り込みにほとんどの時間を割いたりする)。

以上、面談について思うところを書いてみました。
シリウスでは​年2回の保護者面談を実施しています(後期は11月の予定です)。

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