2021年4月6日(火) 地元を知ろう(3) ~ すごいぞ尾張 ~

「地元を知ろう」シリーズ第3弾です。
※参考資料→2021年12月18日ブログ「地元を知ろう(2)~蘭奢待~

先月、中2(新中3)の子と、歴史の復習をしました。
一番大事な時代の復習です。

一番大事な時代は何時代か?という点についてはいろいろな意見があるでしょうが、
この地域(濃尾平野)についていえばやはり、

安土桃山時代!
を中心とした、

織田信長の登場に始まり、
豊臣秀吉が全国を統一し、
徳川家康が江戸幕府を開き、世の中が安定するまでの
およそ50年間でしょう。

だってこの「三英傑」は、
愛知県出身ですから。

やはりこの地域は安土桃山時代です。

ちなみに今日4月6日は、「城の日です。
姫路城のある姫路市が制定したらしいですが、4(し)6(ろ)というわけですね。

城というと、石垣の上に天守が高くそびえる姿(まさに姫路城のような)を連想されると思いますが、
城が最も活用された戦国時代の城はそうではありませんでした。

↓戦国時代の城はこんな感じ。
img_20210407-023304.jpg
足助城(愛知県豊田市足助町)に推定復元された建物。
瓦葺の建物も、石垣もありません。

石垣の上に天守が建つスタイルは安土桃山時代から江戸時代の「近世」に主流となりましたので、
「近世城郭」と呼ばれます。
これは織田信長の安土城(※教科書に復元模型の写真が載ってます)から始まったとされていますが、

いきなりこのスタイルに変わったわけではなくて、信長が初めて自分の意志で築いた小牧山城(愛知県小牧市)に始まって、次の岐阜城、そして安土城へと発展して初期の完成形を迎えました。

小牧山城に残る石垣。
img_20210406-073507.jpg
この時点で巨石を利用した石垣づくりが始まっています。

信長の死後、豊臣秀吉や徳川家康が信長の城づくりを継承して、自身の居城である大坂城や江戸城だけでなく、
彼らが全国各地に配置した諸大名の城にも普及します。

そして石垣を高く積む技術や、高い建物を建てる技術、城の縄張り等の、
築城技術が発達しきった頃に徳川家康が築いた城が、
img_20210406-074417.jpg
名古屋城

名古屋城のホームページを開くと、

「近世城郭の到達点。」

と、誇らしげに書いてあります。

小牧に始まって全国各地に普及、そしてたどり着いたのが名古屋。
近世城郭の出発点も、到達点も、ともに尾張。



これは凄いことです。
だから、


尾張の人はもっと自信もっていい!!
(↑今日はこれが言いたかった)


3月某日、県内某所で行われたあるシンポジウムにて。

大河ドラマの時代考証もされた、戦国時代の研究で有名なS大学名誉教授のO先生曰く、
全国各地で地元の人物を大河ドラマに取り上げてもらおうと昔から誘致活動が盛んで、各県が署名を集めてNHKにお願いに行っていますが、
愛知県くらいじゃないですか、行ってないの。
何もしなくてもしょっちゅう愛知県人が取り上げられる。

また、城郭研究で有名なN大学のS先生は、
「愛知県内、城跡だらけ。たいていのものは愛知県に全部そろっている。尾張には名古屋城、国宝天守の犬山城がある。三河は戦国時代の山城が充実。他県が羨むくらい、何でもある。行かないと損。」

だそうです。


このブログでも何度も言っていますが、
一番の勉強は、本物に触れることです。
理科は植物を育てたり、実験をしたりすることで、学校でも本物に触れられます。
社会(地理・歴史)の場合は…、

現地に行く。これしかありません。
テストに出なくても、教科書に載っていなくてもかまいません。
日頃から歴史や文化に触れていると、その分だけ語彙が増えます。
語彙が増えれば教科書の内容がイメージしやすくなります。

できる限り小学生うちに体験させてやってください。

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