2021年6月20日(日) 一からやり直すことをおすすめします(その2)

昨日、今日の土日を利用して、恒例の期末テスト対策演習を行いました。

感じたことを少々。

まず驚いたのは、中2の子で、去年数学に四苦八苦していた子たちがスラスラできるようになっていること。
これですよこれ。基礎が固まってくるというのは。これをめざして訓練しているんです。

中2の数学がきるようになるためには、関連する基礎基本のスキルが身についていなければなりません。
今やってるのは連立方程式ですから、中1の方程式ができないと話になりません。
中1の方程式は、その前の単元の文字式ができないといけません(文字式は小6でもやります)。
あと、方程式は計算なので、計算力も必要です。
連立方程式よりも下位の、ありとあらゆるスキルが身についていないと、スラスラできるようにはなりません。

本番のテストで高得点を取りたければ、スラスラできないとたくさんの問題に回答できません。
下位のスキルが身についている状態とは、例えば授業の内容がわかるとか、問題に答えられるというだけではなく、
基本的な問題が瞬時に答えられる、次から次に問題に回答できる状態を言います。「ほぼ無意識」に作業しているように見えますね(基礎基本スキルの自動化

新しい単元を習うとか、スポーツの練習等でも新しい技を習得するというのは、上位のスキルを習得することです(今の自分より上のレベルに挑む)。

上位スキルの習得には関連する下位のスキル、つまり基礎基本スキルの自動化が必須です(当然ながら中3になれば今習得しようとしている中2のスキルも下位の基礎基本スキルになる)。

今日やった数学のテスト対策プリントがスラスラできるようになった子たちは、昨年から夏休み、冬休み、春休みに復習を続けてきた子たちです。
算数から中1までの基礎基本のスキルがある程度自動化されてきたからできるのです。

スラスラできない子(最近入塾した子が多いですね)は、まだまだ基礎基本スキルが自動化されていません。復習が足りていません。
だから理解するのに時間がかかる。それだけでなく実際に問題に回答するとよく間違える。これは今の段階ではどうにもなりません。
間違えながら覚えなおして、調べなおして、手当てをしながら進んでいくしかありません。
それでいいのです。スラスラできるようになった子も最初はそうでしたから。
とりあえず期末テスト当日までは短期間でできる勉強に集中しましょう。

基礎基本の自動化を実現するには、この後の夏休みに行う夏期講習や、かなり先ですが冬期講習等の復習の機会に過去の学年まで遡った基礎基本の復習をこれでもかってくらい徹底することが重要になります。
6月11日のブログに書きましたが、本当に、一からやり直すことをおすすめします

「スラスラできない」原因についてはまた書きたいと思います。

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