2021年8月11日(水) 完成品はありません

お盆休み前の夏休み前半戦終了です。
感想は主に二つ。

一つは、前回のブログで書いた通り、
小学校で身についていないといけないものが身についていない。
これが多すぎる。
算数ができなければ数学だけでなく、理科も歯が立ちませんって。

もう一つが今日の本題。

「こうすればできるようになるぞ。絶対に成績上がるぞ。」みたいな
「完成品」を受け取るのには熱心。

でも、目の前にある「材料」を組み立てて自分で組み立てようとするのは
めんどくさがってやろうとしない。
自分で組み立てようとしない。

そんな子が多い。

一応説明しておきますが、材料を組み立てるというのは、
問題文や図、表をよく読んで、そこから必要な情報を抜き取って考える
とか、
頭の中にある、これまでの学習で得た知識を使って考えるといった、
「思考」ですね。

あのね、勉強はDIYなの。
完成品なんかないの。
一見完成品に見えるものでも、それも材料の一つに過ぎないの。
自分で組み立てるしかないの。

少しずつ試しながらやっていく感覚。
ジグソーパズルとかプラモデルを作りあげるような感覚ですね。
自分で何とかしようとする姿勢、これがない。


思考は試行


などとよく言われますが、
試行錯誤して作り上げていくということを知りません。

一度やって、うまくいったら勝ち、うまくいかなかったら負け。
だから一度だけの失敗で、終わり(挫折)。
中には一度も実行せずに、
答えが出せる方法を思いついたら実行、思いつかなかったら何もしない(戦わずに負け)。

そんな感覚で生きてませんか。

違いますね。現実はうまくいかないのが当たり前ですね。

中3で英語が苦手な人は、中2のプリントをやってみて、うまくいかない感覚が残ったと思います。
中2で数学が苦手な人は、中1のプリントをやってみて、うまくいかない感覚が残ったと思います。
「できるようになった!」と感じた人がいたら、それは錯覚。教えてもらってできただけです。
また近いうちにもう一度トライしてもらいます。自力でできるようになるまでやらないといけません。
基礎基本の問題がスラスラできる状態になっていないと、入試問題には歯が立ちません。

何度もトライしないと練度が上がっていかないですよね。
うまくいかない状態が悪いなんてことは全然ないんですよね。
うまくいかない状態を経験しないとできるようにはならないんですよね。

試行錯誤して、手間暇かけて作り上げていく。
学校に通っているうちに経験しておいた方がいいですね。

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