2025年8月6日(水) シリウス紀行【35】長野県松本市
長野県松本市。
長野県第二の都市・松本は、安土桃山時代から江戸時代にかけて松本城を中心とした城下町として栄えました。

(松本城大手門跡)

(中町通り)
城のシンボルである天守は、日本に5つしかない国宝天守の一つで、複数の建物を接続した「連結複合式」という珍しい形式です。

(国宝・松本城天守)

(右から乾小天守、渡櫓、大天守、辰巳附櫓、月見櫓)

(大天守と乾小天守を渡櫓で連結した「連結式天守」)

(大天守に辰巳附櫓と月見櫓を複合した「複合式天守」)
松本城に初めて天守を建設したのは、三河国(愛知県東部)出身で、徳川家康、羽柴(豊臣)秀吉に仕えた、石川数正・康長親子だといわれていますが、

(石川数正が徳川家康の重臣として城代を務めていた岡崎城=愛知県岡崎市)
城主が変わるたびに増改築を繰り返したため、複雑な構造になったと考えられています。

(3代将軍・徳川家光の善光寺参詣計画に備えて築造されたといわれる月見櫓)
外観上のもう一つの特徴は、外壁が黒漆で塗られていることです。

(黒漆塗りの下見板が張られた大天守の壁面)
黒壁の建物は全国各地の城で見られますが、黒漆が使われているのは、今となっては松本城だけです。

(夕陽を浴びて輝く松本城天守の下見板)
☆アクセス
「松本城」
(長野県松本市)
JR篠ノ井線 松本駅 下車、徒歩20分

( まつもとー まつもとー )
