2026年5月1日(金) 当たり前のことを徹底する
4月が終わりました。
今年入塾した子たちを観察して感じたことを書いてみます。
みんな、基礎基本ができていません。
成績が悪くて入塾した子もいれば、
そこそこ成績が良くて、中学に進学するから、受験生になるからとか、
といった動機で入塾した子もいます。
成績が良くても、基礎基本ができているとは言えません。
基礎基本というと、「勉強の基礎は読み書き計算」と日頃から言っていますが、
今日の話題はそれ以前のことです。
勉強に対する姿勢ですね。
これは小学校低学年で作っておかなければならないものです。
一言でいうと、
当たり前のことを当たり前にやる。
これを徹底することが土台となります。
例えば中学生の数学で、
負の数を掛け算するときに、
3×(-5)と書くべきところを、
3×-5
と平気で書く子がいますが、そんなことをする子にはやり直しをさせます。
この場合、-5に()をつけるのは当たり前の話です。
( )をつけるのが決まりだからという話ではありません。
これをサボることによってミスにつながることもあるし、
「これくらいいいだろう」という意識がいけません。
この時点で正確にやろうという意識がありません。
数学だけの問題ではなく、あらゆる「当たり前」の基準が低いのです。
小学1年生からずっとこの意識レベルのまま進級しているのです。
取り組んだものは最後まできっちりやるという姿勢を作らなければなりません。
あと、丁寧な字を書くとか、字を書くときは聞き手だけでなくもう片方の手をノートに添えて固定するとか、机の上は整理整頓するとか。
この辺の注意もよくしています(もちろん全く注意する必要がない子もいます)。
基礎基本、当たり前のことを徹底というのは日頃の習慣を(日常生活も)含みます。
勉強ができる人たちは当たり前にやっています。
できる人は、「当たり前」のレベルが高く、
できない人は、「当たり前」のレベルが低いのです。
最近入塾してきた子たちを1ヶ月観察しましたが、
成績の悪い子、
だけでなく、
そこそこ成績の良い子でも、
まずこういった「当たり前のこと」ができていない子が多いのです(小学校でそういう指導が徹底されていないということなのでしょうが)。
成績アップ、学力向上というと、教えてもらった知識や方法が蓄積していくイメージが強いと思いますが、
当たり前のことが当たり前にできていないようでは蓄積していきません。
指導を受けたことを確実にものにしようという意識ではないからです。
最初に直すべきものは直す。
物事に取り組む姿勢を作る。
少しずつ意識を変えていきます。
