2026年8月20日(木) 復習の意義~見えなかったものが、見えるようになる。~
夏休みも終盤を迎えました。
この一ヶ月、復習を続けてきましたが、改めて復習の意義について書いておきます。
以下は、これまでに何度も言ってきたことですが、大事なことなので何度も言います。
以前、岩石に関する研究で知られるS大学のM先生の講演(というよりほとんど講義でしたが)を拝聴する機会がありました。
その内容が衝撃的でした。自分も多少は詳しいつもりでしたが、勉強し直す必要があると思いました。
それ以降、確実に「石」を見た時の感じ方が変わりました。
これまでに行ったことがあるところに行って、以前見たものと全く同じものを見たとしても、何か違うものを見たような、あるいは初めて見た時と同じような新鮮な気分になることがあります。
経験を積んで知識が増える、あるいは技能が向上すると、以前と同じものを見たとしても、見え方が違うのです。
復習を定期的に行わなければならない理由はこれです。
復習の意義について、以下の2点を書いておきたいと思います。
まず一つ目は、
自分はその分野に詳しい方だと思っていても、
思いもしなかったことを知ったことで、
実はまだまだ勉強が足りないのだと思い知らされること。
以前、合格体験記に
「自分は勉強ができる方だと思っていたけど、初めて受けた夏期講習で実はできない方なのだと思い知った。」
と書いてくれた人がいます。
自分の実力を把握するのは大事なことですし、問題解決の前には必ず問題発見をしなければなりません。
問題点に気付けたのであればそれは収穫です。
復習の意義のもう一つは、
見え方が変わったことによって理解が深まり、
以前はわからなかったものがわかるようになったり、
できなかったことがサッとできるようになること。
このブログで何度も触れましたが、
新人さん(最近入塾した人)たちが悪戦苦闘しているものを、ベテラン(通塾歴の長い人)はサッとこなす。
ベテランの人たちももちろん最初は新人でしたが、復習を繰り返して知識が増え、技能が向上すると、以前は苦戦したものでもその時とは見え方が違うのです。
以前は肝心なところが見えていなかったけど、経験を積んだことによって見えるようになった。
復習は2回目からが本番です。
1回だけだと問題発見だけで終わってしまうかもしれません。
2回、3回、4回…と繰り返すうちに理解が深まり、
見えなかったものが、見えるようになる。
見えるようになったことで、
以前はできなかったものができるように、
かろうじてできるレベルだったのが正確にサッとできるようになっているのです(いつも言っている基礎基本スキルの自動化)。
だから復習は何回してもいい。いや、何回も繰り返すべきです。
「できる!」という自信は何度も繰り返して作り上げるものです。
