自然・文化

2024年10月11日(金) 読書の秋

「活字離れ」ということが随分前から言われていますが、やはり読書はした方がいいと思います。
ちょっとはスマホや動画から離れましょう。

文章を読む習慣がない人は、長文の問題文を読むのが大変なんですよ。最後まで読み切る前に集中力が切れてしまいます。

読書は集中力や思考力がつくし、なんといっても熟語の宝庫です。語彙力もつきます。
漫画や子供向けに読みやすくした本も読書の習慣をつけるための導入としてはよいのですが、小学校高学年くらいになったら少し難しめの文章がよいと思います。
家庭では新聞をめくる習慣をつけたいですね。
興味のある話題や身近な地域の記事に目を通すといいと思います。
高学年にもなると読める漢字も多くなってきているので、新聞や雑誌もある程度は読めるはずです(漢字の練習をサボるとそうはいきませんが)。
文章を読む習慣、これを小学生のうちに作るといいと思います。

それから高校生になると電車で通学する人も多くなると思いますが、
電車の中での過ごし方としておすすめなのは、やはり読書です。

テスト週間になると電車内でテキストや単語帳をめくって試験範囲の復習に勤しんでいる高校生をよく見ますが、
テストが済んだらテキスト以外の本で読書をした方がいいと思います。
気分転換にもなるし、生活が豊かになります。
自然・文化

2023年8月14日(月) おすすめミュージアム情報

お盆休みの真っ最中ですが、皆様いかがお過ごしですか。
夏休みは、普段できないことに取り組んだり、様々な体験を通じて「学ぶ」ための期間でもあります。
しかし連日の酷暑でどこにも行きたくないという方も多いと思います。

そんな時にピッタリなのが、
博物館や美術館などの「ミュージアム」。
屋内なので涼しい環境で学ぶことができます。

どこのミュージアムでも、夏休みに合わせて特別展などのイベントをやっています。何もしていないところはないと思います。
小学生向けに展示が工夫されていたり、クイズラリーみたいなイベントをやっているところも多いので、小学生でも楽しめるようになっています。


というわけで、
この夏のおすすめをいくつかご紹介します。
まずは、「徳川家康」関連の二つ。

★徳川美術館(名古屋市東区) 
夏季特別展「徳川家康―天下人への歩み―」
期間:7月23日(日)~9月18日(月) 
アクセス:JR中央本線・名鉄瀬戸線・名古屋市営地下鉄名城線「大曽根駅」下車、徒歩10分

★岡崎市美術博物館(愛知県岡崎市) 
NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」
期間:7月1日(土)~8月20日(日) 
アクセス:名鉄名古屋本線「東岡崎駅」からバス

徳川美術館は、家康の九男・義直から始まる尾張徳川家の「大名道具」約1万件以上を収める美術館ですが、その中には家康の遺品(駿府御分け物)も多く含まれていることでも知られています。
岡崎市は、家康の出身地として、あまりにも有名です。
今年の大河ドラマの主人公なので、特別展をやらないわけがないですよね。

両方行きましたが、質・量ともに素晴らしい展示内容です(どちらも2時間以上かかりました)。
歴史を勉強し始めた6年生の人には特におすすめです。


続いて、この夏のイチオシ!

★名古屋港ガーデンふ頭(名古屋市港区)
 南極観測船ふじ、名古屋海洋博物館、ポートビル展望室

「南極写真展~第64次南極地域観測隊 広報担当が撮った夏の南極~」
期間:7月15日(土)~9月3日(日) 
アクセス:名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港駅」下車すぐ

第64次南極地域観測隊(夏隊、2022年11月~2023年3月)に広報担当として参加した学芸員の方が撮影した写真で夏の南極を紹介するというものですが、

みなさん、南極に行ったことありますか?(ないですよね)
身近に南極に行ったことのある人いますか?(いないですよね)

南極に触れる機会は、そんなに多くはないと思います。
とても貴重な機会です。
しかもこの学芸員さんは一宮市出身の方です(昨日お会いしました)。

8月27日(日)には直接お話が聞ける「南極教室」が行われるとのことですが、まだ申し込み可能だそうです(対象:小学4年生から大人まで、8月17日締切)。
自然・文化

2022年8月20日(土) とにかく読書しよう

お盆休みの間に小説を読み始めました。
本は毎日のように読んでいますが、このところ学者さんが書いた本や論文や報告書ばかり読んでいたので、
久しぶりに小説を読んでみようと思った次第です。


今回選んだのは、


第166回直木賞(2021年下半期)受賞作品

今村翔吾『塞王の楯』
img_20220815-133509.jpgimg_20220815-133554.jpg
かなり分厚いですね。

実は直木賞受賞作品とか、人気作家の最新作みたいなものはほとんど読んだことがありません。
今まで読んだ小説は古い作品ばかりです。

読み始めて早速気づいたこと。
やはり小説を読むのは楽しい!

それから、

最近読んでいた本とは、
使われている言葉が明らかに違う。
当たり前ですよね。論文と小説ですから。

やはり、いろいろな文章を読むというのは大事だと思いました。
いろいろな言葉に触れることができます。

どこかの現代文の先生も言っていましたが、
国語の勉強は、授業だけで必要なスキルがすべて身につくわけではないと。
入試では初見の文章が出題されるので、どんな文章が出題されても読めるように、
日頃からいろいろな文章を読んでおけと。
「習う」だけでなく、「慣れろ。」と。

そういえば最近の小中学生、
「読む力」が全体的に低いと思います。
とにかく読めません。国語だけでなく全教科の指導でそう感じます。
そういう子はまず読書しないですね(読めない原因は他にもありますが)。

国語の試験のために読書をするのではく、
純粋に読書を楽しむ。
それでいいと思います。

文章ならなんでもいいか?

例えばインターネットの速報ニュースだと、情報が得られればそれでいいという感じで、
私も自覚していますが、ついつい飛ばし読みしてしまいます。
パソコンやスマホ等の画面だとすぐに目が疲れるので、長時間じっくり読むことはあまりないです。

やはり本がいいと思いますね。
小説だと「この先どうなるんだろう?」と、
ワクワクしながら読めます。

お子さんに読書を習慣づけたかったらどうすればいいか?

と、たまに聞かれるのですが、

ただ「読書しなさい」というだけではだめでしょうね。
かなり前のブログで新聞について書いた時に、

スマホでも新聞は読めるけど、やはり新聞そのものが家の中にあるという環境が大きい。
と書いた記憶があります。
だから家の中に本がたくさんある環境。
これを作ってあげることだと思います(本を読むのが当たり前の環境)。

あとは、新聞や本を読んでいる姿を子供に見せる。
これも大事なことだとよく言われます(子は親の背中を見て育つ)。
スマホで新聞も本も読めるけど、画面をのぞき込んでいる姿はゲームをしている時と同じなので、
それでは読んでいる姿を子供に見せていることにはならない(笑)。
やはり「実物」がいいらしい。

そういえば最近読書してないなー。
と感じた方は、今すぐ本屋さん(または図書館)へGO!
自然・文化

2022年8月9日(火) 夏の風物詩

先週末、犬山に用事があって行って来ました。
花火をやっているとの情報を得たので、見てから帰ることにしました。
場所は犬山城の真下の木曽川。
10分間だけの打ち上げを8月1日から10日間、毎日やっているとのこと。

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10分間だけですがやはり花火はいいものです。
かなり久しぶりに見たような気がします。

そういえば濃尾大花火が廃止になった代わりに、一宮市独自のイベント・びさい夏祭り(13日開催)で花火が上がるらしいですね。
濃尾大花火の頃は、開催日が毎年8月14日(予備日は16日)と決まっていましたので、
お盆休みはかならず14日と16日を含むように設定していました。
花火の日に授業をやるとドカンドカンうるさいので(笑)。
会場まで行ったことはないのですが、5kmほど離れた自宅の付近からもよく見えましたし、音もよく聞こえました。

今週の授業で小学生の子に聞いてみたところ、打ち上げ花火を見たことがないという子がやはり何人かいました。

いつも言っていることですが、定期的に文化や歴史に触れる「実体験」の機会を持つことは学力向上にもつながります。
語彙力が強化されます。

この2年間、何でもオンラインで済ませるように言われ続けてきました。
「実体験」を控えれば控えるほど、子供さんたちが成長する機会が奪われることになります。

まだ夏休みは半分あります。
有意義な夏休みをお過ごしください。

おまけ。
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大事な国宝天守に引火したらいけないので花火に備えて放水中の犬山城。
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2022年6月5日(日) 6月5日といえば…

今年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」。主人公は鎌倉幕府の2代執権・北条義時。鎌倉幕府ができた頃のお話です。

北条氏の地元は伊豆。
幕府が置かれたのは鎌倉。
朝廷は京都。

なので、この地域には正直あまり関係ない…


と、思いきや、
意外と関係あります。


まず、鎌倉幕府を開いた源頼朝が名古屋生まれ(かもしれない)ということ。
お母さんの実家が熱田神宮なので、
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熱田には源頼朝誕生地とされるところがあります。


そして我が一宮市は、「承久の乱」にちょっとだけかかわっています。


中学の歴史の教科書には、

朝廷の勢力を回復しようとしていた後鳥羽上皇は、朝廷に協力的だった第3代将軍源実朝が暗殺されると、1221(承久3)年、幕府を倒そうと兵を挙げました。しかし幕府は大軍を送って上皇の軍を破り(承久の乱)、後鳥羽上皇を隠岐に流し、京都に六波羅探題を置いて朝廷を監視しました。

とだけ書かれていますが、
鎌倉幕府について書かれた『吾妻鏡』には、

承久3(1221)年6月5日辰の刻(午前8時頃)に、
幕府軍が尾張国一宮に集結、軍議を開いた


というようなことが書かれています。
尾張国一宮とは、
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真清田神社のことですね。

ちなみに幕府軍の大将は義時の弟・北条時房と、義時の息子・北条泰時(←御成敗式目の制定で有名)でした。

この時、木曽川の向こう、美濃国には上皇が派遣した朝廷軍がいました。
開戦前に木曽川を挟んで東軍と西軍が睨み合う構図は、有名な関ケ原の戦いや、羽柴秀吉と徳川家康が戦った小牧・長久手の戦いと似ています。

神社に集結して軍議を開いただけなので遺跡が残っているわけではないのですが、
北条泰時が一宮に来たということを知ったときには、大して興味のなかった鎌倉時代に少し興味がわいてきました。


何かに触れることで興味がわき、知識が増える。
これ、超重要です。


漢字や熟語だけでなく、ありとあらゆる知識の総体が語彙です。
普段から地域の歴史や文化に触れるようにしておくと、語彙が増えます。


最後に余談ですが、木曽川町黒田には「頼朝橋」と、源頼朝が刀を奉納したと伝わるお寺があります。
鎌倉時代に京都と鎌倉を結んでいた「鎌倉街道」が一宮市内を通っていました。
江戸時代の東海道や美濃路のように正確なルートは分かっていないのですが、どうやら真清田神社や黒田付近を通って岐阜県の墨俣方面に至るルートだったようです。
だとすると当教室からわりと近いところ(例えば玉ノ井あたり)で源頼朝も木曽川を渡ったかもしれませんね。
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